比良線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 07:34 UTC 版)
10:出町柳駅前 - 高野車庫 - 宝ヶ池 - 八瀬バイパス - 大原 - 古知谷バイパス - 途中 - 坊村 - 葛川梅の木 - 朽木大野 - 朽木学校前(土曜休日運行・冬期運休) 京都市左京区の出町柳駅前から川端通・国道367号で八瀬・大原を経由して、滋賀県高島市朽木の「朽木学校前」に至る路線である。坊村バス停より葛川明王院、朽木学校前バス停より朽木温泉および道の駅くつき新本陣(朽木朝市)へアクセス可能である。 国道367号を通る京都バスの路線としては唯一滋賀県内まで、かつ京都市外も運行する路線である。また、同区間を走る小出石線や大原線と異なり、一部区間で道路状況が比較的良いバイパスや新道などを経由するため、所要時間も各系統に比べて短縮されている(約1時間25分)。なお、当社の営業路線では運行距離がもっとも長い。 路線内には珍名としてテレビ番組でも採りあげられた途中バス停(大津市)があり、ここから朽木方面は江若交通堅田葛川線と同じ経路をとっている(バス停も、途中より同社と共同利用)。終点の朽木学校バス停は、高島市街にあるJR湖西線安曇川駅方面からの江若交通路線のターミナルとなっている。 なお、「新道足尾谷橋」停留所は朽木学校前行きのみ停車し、逆に出町柳駅前行きは停車しない。 毎年3月16日から12月15日までの土曜・休日および8月14日から16日に1日1往復運行される。かつては毎日運行されていたが、滋賀県高島市からの運行受託金が廃止されたため、2011年4月1日から土曜・休日のみの運行となった。また、ハイキング客が多い場合は続行便が運行されることもある。比良山系の登山・ハイキング客の輸送を主眼とした路線のため、通勤通学輸送は全くといっていいほど考慮されていない。 なお、朽木学校前への延伸以前は、葛川梅の木折り返しの11系統として取り扱っていた。これより先への延伸で京都市内はもとより、出町柳駅で京阪本線・鴨東線とを相互に乗り継ぐことにより、大阪方面から新規延伸区間の葛川梅の木 - 朽木学校前間への利便性が格段に向上した。 この系統に限り八瀬駅前から八瀬大橋までの八瀬バイパスと大原から古知谷までの古知谷バイパスを通るので注意する必要がある。 以下、大原線も同じく花園橋以南は均一運賃区間となっている。
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