歴代組長
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坂本健(四代目)(高倉健) 鬼州組の四代目にて中興の祖、海腐によると「天下を支配する覇王」の器を持ち、その統率力で曲者ぞろいの鬼州組を一手にまとめ上げ着々と勢力範囲を広げていた。 しかしその体は末期癌に犯されており、先の長い命では無かった。静也の器量に脅威を感じており、自分の存命中に静也を倒そうと、自ら大軍団を率いて東京遠征を強行するも、無理がたたりその道中にて病死する。 後述する白藤龍馬の父親である。こちら凡人組にも少しだけ登場しており、そこでは彼がいかにして四代目になったかが描かれている(ただし龍馬のエピソードで凡人組のストーリーと決定的な矛盾が生じていることから、その経緯も別のものになっており、パラレルな扱いとなっている)。 沢木全次郎(五代目) 鬼州組の五代目。坂本健の生前は若頭として活躍。 頭は切れるものの組を率いるにしては少し頼りなく跡目も芹沢や天王寺が有力であった、五代目に就任後は「関西の虎」と称されるほど優柔不断な面はなくなった。 しかし、亡くなった坂本の妻龍子に真剣に惚れていたため、それが弱点となり、新鮮組との抗争の際に味方の汚田信長に狙撃されて死亡した。 海腐雄二(六代目) 沢木の死後、鬼州組の六代目を務める。沢木時代に刑務所より出所、その後は若頭として辣腕を振るう。 剣の腕はずば抜けており、超一流の殺し屋であるMrJすら切り捨てたこともある。頭もきれる男で登場当初はカタギを大切にする、迷惑を掛けないという性格だったが、有能な後継者や組員が抗争で次々に死亡していく中、新鮮組を倒すために手段を選ばなくなった(静也の会社に電話してきたり、直接乗り込んできたこともあった)。左手が義手になっているがこれは、ホテルにおいて大村鬼次郎の手下に襲われたときに少女を庇ったときに負傷した物である。 連載開始以来、最も長く鬼州組組長を務めていた。 マフィアとの抗争終了後に自分では静也に勝てないことを痛感、自分の跡目を龍馬に譲ろうと考えている。 物語後半では肺がんに冒されていることが明らかになり、白藤龍馬の指揮の下鬼州組が関東侵攻を開始した際には肉体的には別人のように衰えてしまった。しかし気力は衰えておらず、自分の命を掛けて静也を倒そうと考え、糜爛ガスを原料に使った細胞毒を体に投与してまで生きながらえようとした。最終的に静也の首を求めて函館まで大軍を率いて遠征を強行する。龍馬が法王幻一郎を殺害してマイクロチップを奪い闇の権力者達のことを知って戦いを挑もうとしていることなど、自分がヤクザに引き込んだために龍馬が変わってしまったことを聞かされ、静也から「お前が龍馬の海を腐らせた」(海腐)と罵られ、悲しみの中死亡した。 白藤龍馬(坂本龍馬)(七代目) 海腐組若衆→海腐組若頭補佐→鬼州組幹部→鬼州組若頭→鬼州組七代目 鬼州組四代目の妻坂本龍子の息子。 元は自分の出自を知らなかったが、後に知ることになる。暴走族の総長だったのだが、敵対していた暴走族に彼女が輪姦され子供のできない体にされてしまう。それ以来更生し、大手建設会社の営業社員になる。しかし一本気な性格ゆえ上司とはそりが合わず、さらに上司が新鮮組の沖田組引田と釣るんでおり龍馬の彼女を脅し龍馬の前で肉体関係を見せ腕を切り落とされそうになる所を海腐に助けられ会社を辞める、後に海腐に誘われヤクザの道を歩むことになる。九州と広島を傘下に治めた功績で若頭に出世した。出世した後は殺人命令も出来たり、秋野を利用して法王幻一郎から秘密ファイルを見せてもらおうとするなど、計算高く打算的な、非情な一面も見られる。 鬼州組のトップとして東京侵攻・新鮮組との抗争を指揮している。しかし、彼の出自を知る静也との関係は単なる敵味方の関係を超えて複雑である。 明美が法王幻一郎と交わした会話から、チップが法王の体内に隠されていると確信。法王を殺害してチップを奪った。闇の権力者たちの秘密をつかんだようでチップの内容を利用して、闇の権力者たちに復讐しようと考えておりバベル・ザ・ドバイに時限爆弾を仕掛け爆破、報復に来たアレキサンダーを返り討ちにした。だが、秋野に諭されてからは暴力で立ち向かうのをやめ政治家の後ろ盾となって日本を変える決意をする。しかし、シシリアマフィアに攻め込まれ苦境に陥る。銀座の戦いで静也と共闘を果たすもののプレデターのミサイル攻撃により生死不明となってしまう。 骨手牛昇(八代目) 獅子王連合若頭。武闘派。人間嫌いの愛牛家。得意技は両こぶしから繰り出されるブレーンクロー「頭ぎゅー(神戸牛)」。 並外れたスタミナ耐久力の持ち主でピストルで撃たれたり石などで殴られても動じない。異蔵、静子、鳴戸を相手にもしない強さを誇った。また耐久力の高さから新鮮組の鳴戸を生け捕りすることに成功する。頭もよく回る(単行本第98巻カバー折返で作者は「文武両道の英傑」と述べている)。幼少期には親に虐待され家出し牧場の牛の乳を飲むことによって生き延びた。成長するとヤクザから金を恐喝して生活していたが大勢のヤクザに囲まれていたところを獅子王に拾われる。ホルスタインの牝牛である花子を飼っているがメタボーニの配下の手によって誘拐された挙句焼肉にされて食べられてしまった。そのときに誤解から馬場花子に惚れられてしまうが、兄の馬場警部に対して自分のヤクザ家業ゆえ家族を持つつもりが無いことをはっきりと宣言して別れた。なお、彼自身は馬場花子に対しては「彼女ほどかわいい女はいない」といっており少なからず思っている。最終回で静也からメモリーチップのマスターを受け取り正式に八代目に就任、静也と兄弟分の杯を交わして東と西の大同団結を成し遂げた。
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歴代組長
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/13 14:08 UTC 版)
初 代:大平 一雄(本名は松浦一雄、三代目山口組若頭補佐兼本部長) 二代目:中村天地朗(中村憲人とも名乗った。六代目山口組若中)。
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歴代組長
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/04 07:40 UTC 版)
初代 - 大石誉夫(おおいし たかお、1933年2月20日-2017年8月8日)(六代目山口組顧問/五代目山口組舎弟頭補佐/四代目山口組舎弟/三代目山口組若中) 愛媛県新居浜市の生まれ。実兄の宮次郎と共に岡山へ進出し、田岡一雄の知遇を得て山口組に加入した。そして岡山を地盤に大石組を旗揚げし確固たる地位を築いた。四代目体制で舎弟、五代目体制では舎弟頭補佐を歴任し、地域ごとのブロック制が導入されると「中国・四国ブロック長」に就任し、山陽道の重鎮と呼ばれた。2005年8月に六代目体制が発足すると「顧問」に就任した。2012年2月に引退、大石組の跡目を井上茂樹に禅譲したが、2017年8月8日に死去する。享年84歳。 二代目 - 井上茂樹(六代目山口組若中)
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