正林寺 (菊川市)とは? わかりやすく解説

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正林寺 (菊川市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/14 21:17 UTC 版)

正林寺
所在地 静岡県菊川市高橋497
位置 北緯34度42分2.0秒 東経138度7分44.4秒 / 北緯34.700556度 東経138.129000度 / 34.700556; 138.129000座標: 北緯34度42分2.0秒 東経138度7分44.4秒 / 北緯34.700556度 東経138.129000度 / 34.700556; 138.129000
山号 国源山
宗派 曹洞宗
本尊 聖観世音菩薩
創建年 永正14年(1517年
開基 今川氏親
文化財 寿桂尼画像(掛軸)、今川6代義忠の木像(以上、菊川市指定文化財)
法人番号 2080405004982
正林寺
正林寺 (静岡県)
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正林寺(しょうりんじ)は、静岡県菊川市にある曹洞宗寺院

歴史

1517年永正14年)、今川氏親の開基である。1476年文明8年)、氏親の父今川義忠は横地氏と勝間田氏の討伐戦で、両氏の残党による襲撃で戦死した。氏親は父の菩提を弔うために寺を創建した。これが当寺の起源である[1][2]。ちなみに氏親は父の死亡時、まだ幼少で家督争いが起きていた。それを調停したのが伊勢盛時、後に「北条早雲」と呼ばれることになる人物である。

境内

上記の経緯により、当寺には義忠の位牌今川家家臣の墓などがある。また氏親の正室寿桂尼の画像や義忠の木像もある[1][2]

なお、正林寺内の磯辺山は、遠江三十三観音霊場の第二十九番札所でもある[3]

文化財

  • 寿桂尼画像(掛軸)(菊川市指定文化財 平成2年4月1日指定)[4]
  • 今川6代義忠の木像(菊川市指定文化財 平成2年4月1日指定)[4]

交通アクセス

  • 菅山ICより車10分。

脚注

  1. ^ a b 正林寺菊川市
  2. ^ a b 静岡県日本史教育研究会 編『静岡県の歴史散歩(歴史散歩22)』山川出版社、2006年、228p
  3. ^ 「第二十九番国源山正林寺内磯辺山」『遠江三十三観音霊場』遠江三十三観音霊場保存会。
  4. ^ a b 市内指定・登録文化財一覧菊川市

参考文献

  • 静岡県日本史教育研究会 編『静岡県の歴史散歩(歴史散歩22)』山川出版社、2006年



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