本将棋・小将棋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 05:32 UTC 版)
馬(うま)と略す。角行の成駒としてのみ存在する。桂馬と紛らわしいため、「成角(なりかく)」と呼ばれることもある。また、成角との対比で角行を「生角(なまかく)」と呼ぶこともある。英語ではpromoted bishopまたはhorseと略され、略号は+BまたはH。 成駒動き竜馬(りゅうめ、りゅうま) \ / \ ○ / ○ 馬 ○ / ○ \ / \ 斜めに何マスでも動け、縦横に1マス動ける。飛び越えては行けない。
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本将棋・小将棋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 22:07 UTC 版)
「竜王 (将棋の駒)」の記事における「本将棋・小将棋」の解説
竜または龍(りゅう)と略す。飛車の成駒としてのみ存在する。 英語ではpromoted rookまたはdragonと訳され、略称は+RまたはD。明治の頃までは略称として「王」という呼び名もあったが、「王」では王将(玉将)と紛らわしいため、略称としてはもっぱら「竜(龍)」が用いられるようになった。 成駒動き竜王(りゅうおう) │ ○ │ ○ ─ ─ 竜 ─ ─ ○ │ ○ │ 縦横に何マスでも動け、斜めに1マス動ける。飛び越えては行けない。
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本将棋・小将棋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 15:28 UTC 版)
香と略す。香車の成駒を成香という。成香の英語名称はpromoted lanceで略号は+L。将棋駒の活字がない環境ではしばしば「杏」と表示される。また、香車の駒の裏に彫られている字は「金」を崩した文字である(成ると金将と同じ動きになるため)。 元の駒動き成駒動き香車(きょうしゃ) | ■ 香 ■ 前方に何マスでも動ける。飛び越えては行けない。 成香(なりきょう) ○ ○ ○ ○ 杏 ○ ○ 金と同じ。
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本将棋・小将棋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 09:18 UTC 版)
一般的に歩(ふ)と略す。歩兵の成ったものをと金(ときん)と言い、とと略す。歩の裏側に書かれている文字が、ひらがなの「と」に似ているためである。 なぜ「と」に似た文字が書かれているかについては、 「歩」は「止」を2つ合わせた字で「止」の略字は「と」であるから、歩の成駒の「と」は前身が歩であることを示すため、「止」の字を略して「と」と表示したという説 ひらがなの「と」に見えるが、実際には「金」を崩した文字であるという説。この場合飛車角以外の成駒は全て金を崩した字で、成銀から徐々に崩し方が大きくなるとされる。 「金」と同じ読みの「今」(きん)を崩した文字であるという説 登金の略字であるという説 がある。実際、と金の駒字も、書体によって、「今」の崩し字とみられるもの、ひらがなの「と」とみられるもの、「今」か「と」か微妙なもの、「今」でも「と」でもないものなどがみられる。 基本的に前に一つずつしか進めない非力な駒ではあるが、「歩のない将棋は負け将棋、所詮歩がなきゃ成り立たぬ」、「手のない時は端歩を突け」など多くの将棋の格言があるように、将棋の基本の駒であり、実際歩の手筋も、突き捨ての歩や叩きの歩をはじめ、垂れ歩、焦点の歩、合わせの歩、連打の歩、継ぎ歩、ダンスの歩、さらには金底の歩など数多くある。また、と金に成った場合には、金将と同等の攻撃力を持ちながら相手に渡したときにはただの歩兵に戻るため、攻撃側にとって非常に有用な駒となる。と金の動きは歩兵の完全上位互換なので、成れる場合はほぼ全局面において成りが選択される。理論的には打ち歩詰め回避等のために不成が戦略上有効になるケースも考えられ、詰将棋ではしばしば故意に引き起こされるが、プロの公式戦の実戦においては歩不成が発生した記録は2021年現在1例もない。 歩に関するルールとして二歩と打ち歩詰めの禁じ手(反則)がある。行き所のない駒は禁じ手なので、一段目(敵陣のもっとも奥)に歩を打つことはできない。また、一段目に盤上の歩を進めた場合は必ず成らなければならない。なお、と金に成った場合はその縦列に新しく歩を打つことが可能になり、二歩にはならない。 英語ではポーン(Pawn)と訳され、略号としてPが使われるが、チェスのポーンは歩と一部の動きが異なる。またと金の英語名称はpromoted pawnまたは日本語からの音写によるtokinで略号は+PまたはTである。 明治期までの一部の書籍では、「歩」ではなく「兵」と略すこともあった。 歩兵は歴史的にはチャトランガの兵に相当する駒である。海外の将棋系ゲームでは日本将棋の歩兵に相当する位置に、チャトランガの兵に相当する駒が配置されている。 チェスではポーン、シャンチーでは兵・卒、チャンギでは卒・兵、マークルックではビアが将棋の歩兵およびチャトランガの兵に相当する駒である。 配置される段は将棋の歩兵とマークルックのビアが3段目、チェスのポーンは2段目、シャンチーの兵・卒とチャンギの卒・兵は4段目である。配置される列については将棋・チェス・マークルックで全ての列に配置されるのに対し、シャンチー・チャンギでは奇数列目のみである。 動きは将棋・シャンチー・チャンギが空きマスに移動するときと敵の駒を取るときの区別なく単純に前に1マス進む動きを基本としているのに対し、チェスとマークルックでは空きマスに移動するときなら直前に1マス進むが(チェスでは初手のみ2マス移動も可)、直前の敵駒は取れず、その代わり斜め前の敵駒を取れるという少々複雑な動きとなっている。 元の駒動き成駒動き歩兵(ふひょう) ○ 歩 前に1マス動ける と金(ときん) ○ ○ ○ ○ と ○ ○ 金と同じ。
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本将棋・小将棋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/25 22:34 UTC 版)
金と略す。銀将・桂馬・香車・歩兵の成駒で、これらの金に成ったものをそれぞれ成銀・成桂・成香・と金という。成銀・成桂・成香・と金は、全て金の崩し文字が書かれており、字体を変えることで区別している。金将自体は成ることができない。 本将棋においては、金将と銀将を総称して、俗に「金駒(かなごま)」「金気(かなけ)」と呼ばれる。 元々の金将は4枚だが、銀将・桂馬・香車・歩兵の合計枚数は30枚なので、金将の動きの駒は理論上最大で敵味方合わせて34枚(元々の金将も含む)盤上に存在しうる計算になる。更に大駒についても、飛車・角行の成駒である竜王・竜馬の動きは金将の上位互換と考えることもできるし、玉将も金将の動きを完全に含んでいるので、潜在能力も含めれば、本将棋の全ての駒は金将の動きをする能力を持っていると考えることもできる。例えば、頭金の詰みの応用としては、玉将による直接王手ができないことを除けば、金将の代わりに(竜王・竜馬も含め)成駒を用いてもよい。 元の駒動き成駒動き金将(きんしょう) ○ ○ ○ ○ 金 ○ ○ 縦横と斜め前に1マス動ける。 - - -
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本将棋・小将棋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/25 23:06 UTC 版)
桂と略す。桂馬の成駒を成桂という。成桂の英語名称はpromoted knightで略号は+N。将棋駒の活字がない環境で、一字表記を行う場合はしばしば「圭」と表示される。また、桂馬の駒の裏に彫られている字は「金」を崩した文字である(成ると金将と同じ動きになるため)。 元の駒動き成駒動き桂馬(けいま) ☆ ☆ 桂 前へ2、横へ1の位置に移動できる。その際、駒を飛び越えることができる。 成桂(なりけい) ○ ○ ○ ○ 圭 ○ ○ 縦横と斜め前に1マス動ける。
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本将棋・小将棋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/25 22:40 UTC 版)
銀と略す。銀将の成ったものを成銀という。成銀の英語名称はpromoted silverで略号は+S。銀将の駒の裏に彫られている字は「金」の異体字であるが(成ると金将と同じ動きになるため)、「全」にも似ている。このため、将棋駒の活字がない環境で、一字表記を行う場合はしばしば「全」と表示される。 本将棋においては、金将と銀将を総称して、俗に「金駒(かなごま)」「金気(かなけ)」と呼ばれる。また、斜め後ろに動ける共通点から、角行と銀将を総称して、俗に「斜め駒」と呼ばれる。 銀に関する有名な格言には次のようなものがある。 銀は千鳥に動かせ…銀は斜めに動かすと効率的(逆に前に動かすと同じ位置に戻るのに三手要するため効率が悪い)。 銀は不成に好手あり…将棋の小駒のうち斜め後ろに引くことができるのは銀だけであり、成るとその動きが失われてしまうデメリットがあるので、その動きを生かすために不成で使うと好手が多い。ただし成銀に変われば真横や真後ろに移動できるメリットもあるので、本将棋の駒の中では最も成・不成の判断が難しいといわれる。特徴のある動きを持つ桂馬と合わせて、「銀桂は成らずに使え」といわれることもある。 攻めは飛角銀桂 名前に銀のつく戦法には棒銀のほか、腰掛銀、早繰り銀、ツノ銀中飛車などがある。 元の駒動き成駒動き銀将(ぎんしょう) ○ ○ ○ 銀 ○ ○ 斜めと前に1マス動ける。 成銀(なりぎん) ○ ○ ○ ○ 全 ○ ○ 縦横と斜め前に1マス動ける。
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本将棋・小将棋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 13:42 UTC 版)
飛と略す。成駒は竜王で竜と略す。年配の人は略称として「車(しゃ)」と呼ぶこともある。 元の駒動き成駒動き飛車(ひしゃ) │ │ ─ ─ 飛 ─ ─ │ │ 縦横に何マスでも動ける。飛び越えては行けない。 竜王(りゅうおう) │ ○ │ ○ ─ ─ 竜 ─ ─ ○ │ ○ │ 縦横に何マスでも動け、斜めに1マス動ける。飛び越えては行けない。
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