か・く【書く/描く/▽画く】
読み方:かく
2 (書く)文章を作る。著す。また、著作する。「日記を—・く」「本を—・く」
3 (描く・画く)絵・模様や図をえがく。「眉を—・く」「グラフを—・く」
[可能] かける
[用法] かく・しるす——「文字を書く(記す)」では相通じて用いるが、新聞・雑誌の記事、論文、小説などの場合は「書く」を用いる。「書く」には、ある長さの、まとまったものを文章として表現する意味があるからである。「小説を記す」とはあまり言わない。◇「記す」は文字として残す意で、「名前を記す」「心に記す」などと用いる。◇類似の語に「したためる」がある。「したためる」は文章語的で、ややあらたまって、「手紙をしたためる」などと用いるほか、「朝食をしたためる」のように、食事をする意味にも用いる。
書く(エクリール)
筆記
(書く から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/05 02:37 UTC 版)
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筆記(ひっき、英語: writing)とは、書き記すこと[1]。あるいは筆で書くこと[1]。また、それによって書かれたもの[1]。
概説
筆記とは、書き記すことである[1]。特に、文字類を書くことを指すのが一般的である[注 1]。 日本では古くは書く道具としてもっぱら《筆》を用いていたため「筆記」と言う。
誰かが話すことを聞いて筆記することは、特に「口述筆記(こうじゅつひっき)」と言う。
西欧語圏では、手で書かれたもの、手で書くことをmanuscript、manuscritなどと言う。日本語では文脈に応じて「マニュスクリプト(英語)」「マニュスクリ(フランス語)」「写本」「原稿」などと訳し分けている。
活字ができる前から羽根ペンなどで筆記するときに用いられていたアルファベットを、英語では "cursive", "joint writing" などと呼び、日本語では「筆記体」と呼んでいる。
筆記試験
筆記試験とは、試験を受ける者に何かを書かせることで、その者の程度を判断するための試験である[注 2]。基本的に「実技試験」や「面接試験」という用語・概念と対比的に用いられている。
筆記用具
筆記するための用具を筆記用具と言う。
粘土板と棒(メソポタミア)、パピルスと葦ペンとインク(古代エジプト)、竹簡や紙と筆・墨・硯(古代東アジア)、羊皮紙と羽ペン(中世ヨーロッパ。写本など)、紙と万年筆(20世紀、各地)、ノートと鉛筆やペン類(現代、各地) 等々、様々な筆記用具を用いてきた歴史がある。
筆記用具の概念を革命的に変えたのは西洋ではタイプライター、東洋ではワードプロセッサである。アメリカでワードプロセッサが生まれた時は文章を編集・構成する「意識の拡張」の道具にすぎなかったが、日本では文書作成の妨げになっていた漢字かな混じり文 の劣勢を一挙に改革して、キーボードとともに筆記用具としての地位を確立した。作家の坂口安吾は「文字と速力と文学」(坂口安吾 文字と速力と文学 1940年)の中で「私の想念は電光の如く流れ走つてゐるのに、私の書く文字はたど/\しく遅い」と書いていたが、そうした速力も想念に追いつけるようになった。
20世紀末からは一瞬で文章をコピーしたり、ネットとつながることで文章を瞬時に送信することもできるようになった。一方で手書きの機会は大幅に減っており、文具メーカーなどによって手書き推進運動が行われるようになっている。 手書きに頼る期間が長かった日本では、筆記具の改良が進められた。日本国内で、世界で初めて開発し誕生した筆記用具として以下のようなものがある。
- ガラスペン - 1902年、佐々木定次郎
- ノック式シャープペンシル - 1960年、ぺんてる
- サインペン - 1963年、ぺんてる
- 水性ボールペン(ローラーボール)- 1964年、OHTO
- 製図用シャープペンシル - 1965年、ぺんてる
- 筆ペン - 1972年、セーラー万年筆
- ゲルインクボールペン(中性ボールペン) - 1984年、サクラクレパス
- フリクション - 2006年、パイロット
- エマルジョンボールペン - 2010年、ゼブラ
- 印鑑付ボールペン - シヤチハタ
脚注
注釈
出典
関連項目
- 職業
- 書道
書く
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 17:12 UTC 版)
「ゴシップガール (2021年のテレビドラマ)」の記事における「書く」の解説
再起動の作成者であり製作総指揮者であるサフランは、シリーズの優先事項は「1つの人口統計に限定されないストーリーに焦点を当てること」であると述べています。彼はまた、「私はもっと包括的になりたかった。もっと多様な宇宙を紹介したかった。もっと奇妙な話をしたかった」と述べた。
※この「書く」の解説は、「ゴシップガール (2021年のテレビドラマ)」の解説の一部です。
「書く」を含む「ゴシップガール (2021年のテレビドラマ)」の記事については、「ゴシップガール (2021年のテレビドラマ)」の概要を参照ください。
「書く」の例文・使い方・用例・文例
- 贈り物を受け取って礼状を書く
- 幼いころから彼女は小説を書くことに興味があった
- 手紙を書くのが遅くなってごめんなさい
- 黒板にチョークで単語をいくつか書く
- 大文字で書く
- チョークで書く
- 1万ドルの小切手を書く
- 暗号で書く
- 彼はときどき詩を書く
- 彼は英語を教えるだけでなく職業として詩も書く
- 線を書く
- 封筒にあて名を書く
- 荘重な文体で書く
- 彼は右手で字を書く
- 故郷に手紙を書く
- インクで手紙を書くことはめったにない
- インクで手紙を書く
- 大きな字で書く
- 文字を書く前にその紙に線を引きなさい
- ページの余白に意見を書く
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