製図用シャープペンシル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 23:23 UTC 版)
「パイロットコーポレーション」の記事における「製図用シャープペンシル」の解説
当時は0.3mm/紫(赤)、0.4mm/黄、0.5mm/青、0.7mm/緑、0.9mm/橙がノック部の芯径表示や本体印刷、リングに使われていた。軸への印刷はほとんどが「PILOT H-xxxx 0.x JAPAN」に統一されている。現在はSシリーズの生産や需要の低下にともない、廃番となっている。 H-210シリーズ H-220シリーズプラ軸。軸中央部は多角形である。芯径0.3mm、0.5mm、0.7mm、0.9mm。定価300円。 H-230シリーズプラ軸でグリップ部に凹凸加工がある。芯径0.3mm、0.5mm、0.7mm、0.9mm。定価200円。 H-310シリーズ H-560シリーズ軸のほとんどがプラで、軸先端部のみ金属ローレット加工を施してある(この部分と口金が一体となっている)。軸色は青の他に、黒、灰がある。H-1090シリーズの廉価版とされる。定価500円。芯径0.3mm、0.4mm、0.5mm、0.7mm、0.9mm。 H-580シリーズグリップ、軸ともにプラ製。グリップは長方形が敷き詰められたような加工。軸中央部に硬度表示窓がある。H-1080、H-1580、H-2080の廉価版とされる。定価500円。芯径0.3mm、0.4mm、0.5mm、0.7mm、0.9mm。 H-1000シリーズ(パイロットホルダー)パイロットホルダーで一番安価な製品。ダブルノック式。プラ軸で、グリップに加工はない。初期のもののみ軸にヘアライン加工がなされ、口金、硬度表示窓の大きさなど、細部に違いがある。ダブルノック式であるがゆえにプラ軸部分に力がかかり、軸割れが起きやすい。定価1,000円。芯径0.3mm、0.5mm。 H-1080シリーズ金属軸で、プラのグリップ(H-580と同一)。軸中央部に硬度表示窓があり、表示リングと軸に溝があるため、硬度表示を固定できる。製造時期により、ノック部の芯径表示の有無、ヘアライン加工の有無がみられる。クリップ取り付け部のみプラ製。定価1,000円。芯径0.3mm、0.4mm、0.5mm、0.7mm、0.9mm。 H-1090シリーズ軸は全て金属製、ローレットグリップがシャーペン全体のほとんどを占める。ローレット部も含め青色の軸である。定価1,000円。芯径0.3mm、0.4mm、0.5mm、0.7mm、0.9mm。 H-1580シリーズ唯一2020機構を搭載している。その他の部分はH-1080シリーズと類似。内部メカは2020シリーズとの共通点が見られる。クリップ取り付け部は金属製。定価1,500円。芯径0.5mm。 H-2000シリーズ(パイロットホルダー)グリップは金属製で蝕刻加工、軸はプラ製。芯径によって、グリップのパターンが異なる。定価2,000円。芯径0.3mm、0.5mm。H-2080シリーズ。 グリップ部が木軸。その他の部分はH-1080シリーズと類似。定価2,000円。芯径0.3mm、0.5mm。 H-2100シリーズ(パイロットホルダー)グリップの金属ローレット加工部分も含め、ほとんどが黒く塗装されている。軸はプラ製で、パイロットホルダーで唯一軸に型番、芯径、社名、生産国が印刷されている。定価2,000円。芯径0.3mm、0.5mm。 H-3000シリーズ(パイロットホルダー)パイロットホルダー最上位モデル。グリップは芯径によってパターンが異なる金属製蝕刻加工、プラ軸。定価3,000円。芯径0.3mm、0.5mm。 H-5005ダブルノック機構とオートマチック機構を搭載した最高級製図用シャープペンシル。グリップは蝕刻加工、軸も金属製である。定価5,000円。芯径0.5mm。
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製図用シャープペンシル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 14:02 UTC 版)
数多くの製品を発売したが、CADが普及したことにより製図の需要が無くなり、多くが生産終了となった。最近は、最もシャープペンシルを良く使う層である学生をターゲットとした比較的安価な新商品も発売している。ぺんてる特有の海外層シャープも多い。
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製図用シャープペンシル
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「シャープペンシル」の記事における「製図用シャープペンシル」の解説
製図用シャープペンシルは、線を精密に引く製図の技能作業に特化している。ISOやJISでは製図用シャープペンシルが規格として定められている。 ガイドパイプ(ペンの先端部の金属、スリーブとも)が長いのが特長で、JISでは最小3mmとし外径公差も定められている。これにより定規に当てやすいため、快適に正確な線を書くことができる。また線引き向けに先端を把持しなくとも安定するように先端重心に設計されるほか、ローレット加工のグリップもオーソドックスな特徴とされる。 初めて開発したのはドイツのロットリング社で、その後各メーカーが製造に乗り出す[要出典]。CADを使った製図が普及して以降は、高品質な製品を求める一般消費者向けに販売されるようにもなっている。このほか芯ホルダーも製図用途に使われる。
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