建物の変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 08:12 UTC 版)
1985年に現在のアカチャンホンポの場所が増設された。現在ではその痕跡はほとんど残っていないが、アカチャンホンポの入り口の左脇に半円形の何に使うのか現在ではもはや不明なものがあるのは当時の名残である。当時はそれが何個も入り口に連なっており服などを飾っていた。タクシー乗り場は国道103号に面した場所(現在の成田本店とアムゼの境界線付近)に位置しており、そこが正面玄関として認知されていた。 なお、当時のゲームセンターはジャスコの横(現在の化粧品売り場)に位置しており、3階まで上るスロープがその隣にあった。ジャスコにあったゲームセンターはその後の改装後3階に移ったが、その後アムゼが屋内遊園地からゲームセンター化していくのに合わせるようにして消滅した。 1994年にはアムゼ部分が増設された。これにより、北側のタクシー乗り場がなくなった。当初はアムゼに入るためには入場料が必要であったが後に撤廃。2階に出店していた飲食店も後に閉鎖、現在はその跡が窺えるのみである。当時1階にあったメリーゴーランド(現在アムゼの中でアイスクリームなどの自動販売機がある場所の北側にあった)などの施設も、今ではわずかにその床の形から推測できるのみである。当時映像などを流しながら、座席が動く仕掛けになっていた場所は、1996年から映画館となり、現在「青森松竹アムゼ」として営業している。なお、アムゼにあったさまざまな施設の撤廃は徐々に実施されたものである。 2000年には施設の改装を実施した。主にアムゼでの失敗部分をカバーする形となり、増設ではなく必要性から行わざるを得なかったものである。この工事によりアムゼのうち、傾いた形に設計された建物を除く部分(現在ダイソーと成田本店がある場所)がアムゼのゲームセンターから除かれることになる。移動に便利なように、1階成田本店横の通路、2階アメリカ屋横の通路と、3階に細い通路が作られた。また、3階には通路の角に見下ろすための狭い台が2か所あるだけであったものを、サンホールを見おろすための窓が新たにつくられた。
※この「建物の変遷」の解説は、「サンロード青森」の解説の一部です。
「建物の変遷」を含む「サンロード青森」の記事については、「サンロード青森」の概要を参照ください。
建物の変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 01:21 UTC 版)
第1期(1889年竣工) 木造、外観は西洋風の劇場。設計:高原弘造、施工:大倉組。1907年、修繕改築。 (煉瓦積み?)外観は洋風で、総建坪は外郭を除いて457坪(のちに528坪)、間口は15間、奥行30間、主要部の軒高は30尺、棟まで60尺。用材はすべてヒノキで、3階建。舞台は間口13間、奥行16間、高さ17尺、廻り舞台は蛇の目回しで、外回り直径は9間、内回り7間。チョボ床は東西に分けて2箇所に設けたのは新しかった。観客席は3層で、1層は13間×10間、東西向こう正面ともに桟敷で、土間は6間ずつに分けて縦横に通行の渡り板を設け、両花道から高土間へも通路を作って、桟敷は洋装の観客を考慮して上げ蓋式で、これを取れば腰掛けになり、天井は繁骨の傘状形に張って、中央に当時最新式の16燭光の小球36個を束ねた吊り電灯が下がり、3階の一幕見席の後ろには運動場を作り、ここに食品、小間物などの売店があり、2階に洋室3間を設けて観客休憩所に充当した。観客定員は1700名余。 第2期(1911年竣工) 第1期の建物の骨組みを用いて大幅に改造、純洋風の帝国劇場に対抗して純和風の外観とした。設計施工:志水正太郎。1921年10月、漏電事故により焼失。 第3期(1924年12月竣工、1925年1月開場) 破風屋根が目立つ桃山様式風の外観。設計:岡田信一郎、施工:大林組。1945年に戦災を受ける。 鉄骨鉄筋コンクリート造。瓦葺き、本館1階910坪、2階480坪5合、3階428坪3合9勺、4階194坪、地階881坪強。楽屋は1階152坪3合、2階433坪。舞台は間口15間、高さ3間2尺、奥行11間、必要に応じてさらに5~6間深まった。廻り舞台は蛇の目、外回り直径10間、内回り7間2尺。両花道。奈落の深さは3間。天井高さは10間。観客席は4階、1~2階(東西桟敷)は145席、大部分は椅子席。観客定員は2500人余り。 第4期(1950年12月竣工、1951年1月開場) 戦災を受けた第3期の躯体・デザインを生かして修築。吉田五十八が担当、施工:清水建設。 歌舞伎座は間口15間、奥行11間の舞台を有し、収容人員は1950年の開場時に2,600人で、その後1982年の改修時に、ゆとりを持たせるため座席数を減らし、2,017人となった。 建屋:4階建(一部5階) 構造:鉄骨鉄筋コンクリート造 建築面積:3,787m2 第5期(2013年2月竣工、2013年4月開場) 第4期のデザインを継承して新築。複合ビルと構成されている。設計:隈研吾、施工:清水建設。 舞台間口:27.5メートル(15間)、奥行20メートル(11間)、高さ6.36メートル。 廻り舞台の直径は60尺(18.18m) 1階から3階までの座席数は1,808、4階の一幕見席は座席数96、立見数60で計156。
※この「建物の変遷」の解説は、「歌舞伎座」の解説の一部です。
「建物の変遷」を含む「歌舞伎座」の記事については、「歌舞伎座」の概要を参照ください。
- 建物の変遷のページへのリンク