氏
(家族名 から転送)
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[要検証 ]
- ^ 広辞苑 第七版 「氏(うじ)」、「氏族(しぞく)」
- ^ a b c d e 広辞苑 第七版 「氏(うじ)」
- ^ a b c d e 大辞林 第三版 「氏(うじ)」
- ^ 源氏の中のある家系は足利という苗字を称し、別の家系は新田の苗字を称した。つまり足利も新田も、男系血縁集団としては同じ源姓の源氏だが、家族集団としては足利家と新田家と別個に分かれた。時がたてば、足利も新田も家族的規模からより大きな氏族的規模となり、そこからさらにまた家族集団が新しい苗字で別れていった。
- ^ a b アジア歴史資料センター、レファレンスコードA09054276000
- ^ 法令全書明治九年1453頁
- ^ 坂田聡『苗字と名前の歴史』吉川弘文館、2006年、148頁
- ^ 久武綾子『夫婦別姓 その歴史と背景』世界思想社、2003年、80-89頁
- ^ a b 村重 2007, pp. 8–9.
- ^ a b 青山・有地 1989, pp. 346–347.
- ^ a b c 遠藤 他 2004, p. 12.
- ^ a b c d 遠藤 他 2004, p. 13.
- ^ 高橋・床谷・棚村 2011, p. 24.
- ^ a b c d e f 二宮 2007, p. 17.
- ^ 遠藤 他 2004, p. 14.
- ^ 青山・有地 1989, p. 348.
- ^ 遠藤 他 2004, p. 15.
- ^ a b 高橋・床谷・棚村 2011, pp. 26–27.
- ^ 高橋・床谷・棚村 2011, p. 28.
- ^ 二宮 2007, p. 7.
- ^ 高橋・床谷・棚村 2011, p. 29.
- ^ 二宮 2007, p. 21.
家族名
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家族名とは家族の名であるが、その由来は多種多様である。主なものには以下のような種類がある。 故地名 職業名 カースト名 故地名とは祖先の出身地である村の名である。多くのインド人は、故地名が家族名である。マハーラーシュトラ州では故地名に kar を付けて家族名としている例がある。アーンドラ・プラデーシュ州では故地名がそのまま家族名である例がある。 職業名とは、その名を持つ人の家族が従事している職業の名称が名となるものである。パールシーは、職業名に wala を付けて家族名としているが、その時点で持っている職業に応じて家族名を改名することが行われている。wala は「~する人」「~屋さん」の意味である。職業は世襲であることが多いため、このような家族名も何世代かに亘って安定して保持されることになる。 Screwala であれば「ねじ屋」、Cyclewala であれば「自転車屋」という家族名である。 しかし、Talukdar、Tehsildar、Tarafdar、Pillai などは、社会的地位を表す家族名である。 カースト名は、祖先の職業を示す。インド人は一般的に、同じカーストの中、多くの場合同じサブカーストの中の者同士が結婚する。しかし同じカースト名を持っていても、必ずしも親族関係があることを示すものではない。このことから、カースト名は家族名と区別すべきであるとする意見もある。 Mohandas Gandhi (ガンジー) という名であれば、雑貨商人 (Gandhi) のカーストに属することを示している。しかし彼自身は、政治的指導者になる前は弁護士であった。彼の妻の結婚前のカースト名も、彼の母と祖母の結婚前のカースト名も、いずれも Gandhi であった。 南インドの Iyer Iyengar Gounder Nair Naidu Reddy Gowda Tuluvaなどはカースト名である。 この他にも家族名には多様な由来がある。 祖先の学問的功績に由来する家族名。 マハーラーシュトラ州では、ヒンドゥー教徒にこの例がある。 創作された名による家族名。 インドの初代首相であったジャワーハルラール・ネールの家族名である「ネール」は、彼の父親がカシミールからアラーハーバードに移った時に名乗った家族名である。したがって、ジャワーハルラール・ネールの妻は彼と同じカーストであるにもかかわらず、もともとの家族名はネールではない。 元大臣であるラジェーシュ・パイロットの家族名「パイロット」は、彼が空軍での兵役を終えた時に自分で付けた名である。 シリア系キリスト教徒の家族名。多くの場合ヘブライ語あるいはギリシア語起源の名がマラヤーラム語に取り入れられたもの。数世代前の父祖の個人名であるため、世代間で変化することなく、また家族固有の名となる。 Verghese など。 イギリス系インド人の家族名、ポルトガル系ゴア人の家族名 (Fernandes など) も特徴的である。
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家族名(第三名)
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「古代ローマの人名」の記事における「家族名(第三名)」の解説
詳細は「コグノーメン」を参照 第三名(cognomen, コグノーメン、コニョーメン)は、元々は同名の人物を区別するためのニックネーム、あるいは個人の名前として使われだした。公式の文書に現れたのは紀元前100年頃になってからである。その名称は身体的または性格的特徴から付けられることが多く、時には皮肉な結果となることもあった。ガイウス・ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)の第三名「カエサル」は「豊かで長い髪」を意味するが(異説あり。詳細はカエサルを参照)、本人は禿げていた。一方、タキトゥスは「沈黙」を意味するが、本人は有名な雄弁家だった。しかし共和政以降の第三名はニックネームではなくなり、父から子に受け継がれ、氏族(ゲンス)の中でその家を区別する「家族名」に変わった。
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