定員・容量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 07:32 UTC 版)
この節では色を扱っています。閲覧環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。(Template:色) 定員と積載量の記載例 大阪の大阪梅田ツインタワーズ・ノースのシャトルエレベータ室内(ホールから)定員は80名、5基が稼働している 日本では建築基準法の規定により、人間1人を65 kgと見積もって定員を計算する。かごの大きさは、小型で(縦・横ともに)1 m弱、大型では荷物用として2 m以上のタイプもある。 日本国内トップクラスの乗用大型エレベータは、1970年日本万国博覧会(大阪万博)、日立グループ館に設置された、定員130人、記載8350キログラム (kg)、内径6メートル (m) の同サイズエレベータが2つある、日立製合計260人乗り2階建油圧エレベータ(現存せず)である。古いタイプのエレベータでは、本来小文字で表記しなければならない"kg" (キログラム)を、大文字の"KG"と表記しているものもある。 定員・容量の欄の背景色■は標準型で対応 ■は一部メーカーで大容量の標準型対応化 ■はごくわずかのメーカーで標準型で対応 ■はごくまれなタイプや古いエレベーターに多い ■は新住宅用では当初は準標準型だったがのちに標準型化 ■は特注型 ■はホームエレベーターに多い 定員(人)容量(kg)説明・設置例・用途など3 250 三菱日立ホームエレベーターの小規模アパート・マンション用エレベーター「Rメート」のみ生産中。他はごくまれなタイプ。 4 280 一部の古いエレベーター。 4 300 小型エレベーター、巻胴式小型エレベーターに採用。他は基本的に古いエレベーターのみ。 4 320 一部の中低層共同住宅のエレベーターや一部の駅の小型エレベーターに採用。中低層共同住宅用・小型駅舎用以外は古い日立ビルシステムの小型油圧式エレベーターに多い。 5 325 5 350 一部の古いエレベーター。 5 370 5 375 6 400 古いエレベーターのみ。 6 450 一部のマンションや中小規模ビル、旅館などのエレベーターで採用。 7 460 7 480 7 500 日本オーチス・エレベータの水圧エレベーター「スペックエコ」や三菱電機の機械室レス標準型エレベーター「アクシーズ リンクス」のみ生産中。他は古いエレベーターのみ。 8 550 基本的に古いエレベーターのみ。 9 600 マンションのエレベーターのほとんどがこの定員・容量。 9 630 基本的に古いエレベーターのみ。 10 650 古いエレベーターのみ。鳥羽一番街、法政大学多摩キャンパス3号館のエレベーターなど。 10 700 日本オーチス・エレベータのベルト式エレベーター「Gen2 Life」のみ生産中。他はごくまれなタイプ。マリエ第2ビルなどで採用。 11 750 公共施設や駅のエレベーターのほとんどがこの定員・容量。最も一般的な定員・容量。最も釣り合いおもりとバランスがとれる定員・容量である。 11 770 12 800 基本的に古いエレベーターのみ。 12 820 12 830 13 850 一部のマンションで大きい荷物が運べるエレベーターはこの定員・容量。一部の中小一般ビルや駅等のエレベーターにも採用。新住宅用以外は基本的に古いエレベーターのみ。 13 855 13 880 岐阜市役所南庁舎のエレベーターなど。 13 900 イオン狭山店、駒澤大学など。 14 950 基本的に古いエレベーターのみ。アルカタワーズ錦糸町の大駐車場エレベーターなど。 15 1,000 一部の百貨店、ホテル、公共施設や総合病院、中小スーパーなどのエレベーターで採用。最近、歩道橋などに設置されたストレッチャー非対応の1方向出入り口のエレベーターはこの定員・容量。 15 1,020 16 1,050 愛宕グリーンヒルズMORIタワーのオフィス用、イオン武蔵狭山店中央エレベータなど。 16 1,100 ポルテ金沢商業用など 17 1,150 非常用エレベーターの最低基準で、ほとんどがこの定員・容量。非常用エレベーター以外では西武入間ぺぺ、ANAクラウンプラザホテル金沢、福井県立病院の乗用エレベーターなど、また、一部の百貨店やオフィス・ホテルの乗用エレベーターでも採用。一部メーカーで標準型対応化されたものもある。 18 1,200 一部の駅のストレッチャー対応の乗用エレベーターなどに採用。 19 1,250 西宮市役所、横浜ロイヤルパークホテル、ルミネ大宮1のエレベーターなど。表記されている建造物以外は基本的に古いエレベーターのみ。 20 1,300 一部の高層マンションや公営住宅、病院・福祉施設の乗用・人荷用エレベーターや一部の駅のストレッチャー対応の乗用エレベーターなどに採用。一部メーカーの標準型では奥行が長いタイプや寝台用に採用。 21 1,400 神戸市立須磨海浜水族園本館エレベーターなど。 22 1,450 JRセントラルタワーズのパノラマサロン直通エレベーター、新宿センタービル・野村ビル・六本木ヒルズ森タワーのエレベーターなど。また、一部の駅のストレッチャー対応の乗用エレベーターなどに採用。一部メーカーの標準型では奥行が長いタイプに採用。 23 1,500 サンシャイン60のオフィス用、ステーションビルMIDORIのエレベーターなど。一部メーカーの標準型では寝台用に採用。 23 1,550 岐阜髙島屋、玉川高島屋S・C本館のエレベーターなど。また、Osaka Metro今里筋線のほとんどの駅にもストレッチャー対応の乗用エレベーターで採用している。 24 1,600 大型スーパーやショッピングモールのエレベーターのほとんどがこの定員。また、一部の百貨店やオフィス・ホテルの乗用エレベーターでも採用、2,000 kgには一部メーカーで標準型対応化されたものもある。 25 1,630 松坂屋名古屋店本館のエレベーターなど 25 1,650 一部の百貨店のエレベーターや横浜・八景島シーパラダイスアクアミュージアムのエレベーターで採用。ほかコジマ×ビックカメラ所沢店など。 26 1,700 一部のオフィスビルやホテルの非常用エレベーターなどで採用。 26 1,750 一部の病院・福祉施設の乗用・人荷用エレベーターなどで採用。特殊例として東武百貨店池袋店3番地エレベーター。一部メーカーの標準型では奥行が長いタイプに採用。 27 1,800 サンシャインシティの一部のエレベーター、東京スカイツリーの日本最長を誇る業務用エレベーター、西武百貨店所沢店、大阪府咲洲庁舎のエレベーターなど。 28 1,850 ヨドバシAkibaの5・6号エレベーター、渋谷スクランブルスクエア東棟の展望台直通エレベーターなど。 29 1,900 ほとんどが荷物用や人荷用。乗用では一部のナフコのエレベーターなど。 30 1,950 小田急百貨店町田店の北側エレベーターや八王子オクトーレのエレベーターで採用。 30 2,000 百貨店のエレベーターのほとんどがこの定員・容量。スーパービバホーム埼玉大井店など一部の大型ホームセンターもこの定員・容量。他にはヨドバシAkibaの1〜4号エレベーターなど。一部メーカーで標準型対応化されたものもある。 31 2,050 泉ガーデンタワーの非常用、あべのハルカスの展望台直通、ハウステンボスのドムトールンなど。 32 2,100 西武百貨店池袋本店南エレベータ、イオン与野店など。 33 2,150 ミッドランドスクエアのダブルデッキエレベーター。 33 2,200 そごう大宮店駅側エレベーターなど。一部の病院の非常用エレベーターでも採用。 34 2,250 35 2,300 五反田TOCビルの人荷用エレベーター。 36 2,350 東京スカイツリーイーストタワーの30・31階レストラン直通エレベーター、一部のイオンモール、泉ガーデンタワーのローカルエレベーター。 36 2,400 37 2,450 小田急百貨店新宿店本館の2番エレベーター(左側のみ)。 38 2,500 一部メーカーで標準型対応化されたものがある。 39 2,550 基本的に荷物用や人荷用のみ。乗用では伏木富山港(新湊地区)新湊大橋のエレベーター。 40 2,600 東京スカイツリーの天望シャトル、シャトルエレベーター、ザ・モールみずほ16など。 40 2,650 41 2,700 ホームセンターのほとんどが当てはまる。 42 2,750 43 2,800 東京ミッドタウン・タワー、渋谷スクランブルスクエア東棟のオフィスシャトルエレベーター(シースルー側)。 43 2,850 44 2,900 渋谷ヒカリエのシャトルエレベーターなど。 45 2,950 歌舞伎座タワーのエレベーター。 46 3,000 一部のショッピングモールのエレベーターで採用。 47 3,100 48 3,150 立川相互病院の人荷用エレベーター。 49 3,200 イケア神戸やイケア立川の駐車場行など。 50 3,250 ほとんどが荷物用や人荷用。 50 3,300 54 3,550 55 3,600 58 3,800 渋谷スクランブルスクエア東棟のオフィスシャトルエレベーター(非シースルー側)。 59 3,850 成田空港第2駐車場の人荷用エレベーター。 60 3,900 グランフロント大阪のシャトルエレベーター。 60 3,950 あべのハルカスのシャトルエレベーター。 61 4,000 スーパービバホーム長津田店の人荷用エレベーター。 63 4,100 横浜赤レンガ倉庫1号館の人荷用、山王パークタワーのシャトルエレベーター。 63 4,150 クリエート浜松の人荷用兼非常用エレベーター。 66 4,350 和光大学ポプリホール鶴川の貨物・人荷用エレベーター。 67 4,400 新宿オークタワーのシャトルエレベーター。 70 4,550 東京日本橋タワーのシャトルエレベーター。 73 4,750 大塚国際美術館の人荷用エレベーター。 75 4,900 住友不動産新宿グランドタワー、泉ガーデンタワーのシャトルエレベーター。 77 5,000 川崎人工島・風の塔の人荷用エレベーター。 80 5,250 大阪梅田ツインタワーズ・ノースや大阪梅田ツインタワーズ・サウスのシャトルエレベーターやゴンドラエレベーターなどで採用。 81 5,300 90 5,900 住友不動産六本木グランドタワーの大型シャトルエレベーター。 96 6,300 高崎アリーナの人荷用エレベーター。 124 8,100 東京科学技術館の業務用エレベーター。海自護衛艦や日本に配備された米空母・強襲揚陸艦装備を除き、日本国内で一番大きな乗用・人荷用エレベーター。
※この「定員・容量」の解説は、「エレベーター」の解説の一部です。
「定員・容量」を含む「エレベーター」の記事については、「エレベーター」の概要を参照ください。
- 定員容量のページへのリンク