定員割れ、再編対象
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 16:17 UTC 版)
「大阪府立懐風館高等学校」の記事における「定員割れ、再編対象」の解説
懐風館高校は、早くも開校3年後の2011年(平成23年)度の入学者選抜(入学試験)で不足59人(倍率0.79)という大幅な定員割れを起こしている。 定員割れの原因として、府教委は「私学の授業料無償化・軽減制度の拡大や試験日程の変更などの要因が大きい」としたものの、「1クラス(40人)を超える」定員割れは「学校運営上、支障を及ぼしかねない」上い「税を投入して運営している」公立高校での定員割れは「生徒1人当たりの学校運営コストの上昇」となるとしており、学校に対し「特色である普通科総合選択制(当時)について十分な説明を行っていく」ことや「生徒の授業内容に対する満足度44%にとどまっており、これを高めることも重要な課題」と分析し助言していた。 なお入学者選抜について、翌2012年施行の大阪府立学校条例では、「3年連続で定員割れし、その後も改善する見込みがない場合は再編対象」としている。なお、懐風館高校は、ほとんど毎年定員割れとなっている(以下の入試倍率の表を参照。 入試倍率入試年度募集定員志願人数倍率備考2021年(令和3年) 240 180 0.75 定員割れ。志願者は前年比69人減 2020年 240 249 1.04 2019年 240 227 0.95 2年連続定員割れ 2018年(平成30年) 240 223 0.93 定員割れ。志願者は前年比49人減 2017年 240 272 1.13 2016年 240 247 1.03 2015年後期 200 136 0.68 (普通科の平均1.21倍) 2015年前期 80 136 1.70 (普通科の平均3.31倍) 2014年後期 160 201 1.26 (普通科の平均1.23倍) 2014年前期 80 251 3.14 (普通科の平均2.19倍) 2013年後期 160 184 1.15 (普通科の平均1.25倍) 2013年前期 80 235 2.94 (全日制の平均2.19倍) 2012年 240 240 1.00 2011年 280 221 0.79 志願者は前年比238人減 2010年 280 459 1.64 2009年 280 445 1.59 開校(第1期生)初年度
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