定命の種族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 07:42 UTC 版)
あるいは、より具体的には人類。この世界には多くの知的種族が存在するが、Inheritance Trilogy で重要なのは1種族だけである。以下は関連のある人類のサブグループ: ダーレ(Darre)- ハイノース大陸のダール領の主要な民族グループ。少数のメイチェイ民族もダールに居住しており、多くのダーレは少なくとも部分的には戦士によって過去に占領されたか捕らえられた民族グループの子孫である。母権制/平等主義、若い戦士を名目上の首長として、尊敬される年長者の評議会に指導される。ダーレは背が低く、胸板が厚い傾向がある。褐色の肌と黒ないし茶色の長い髪で、多くのダーレは蒙古ひだがある。ほとんどのハイノース人と同様に、ダーレもティーマ人の遠い分派の可能性がある。 アムン(Amn)- セヌム大陸のほとんどの国家の主要な民族グループ。アムンの肌は白いが、髪と目の色および体形はさまざまであり、これは他の民族グループを襲撃して征服した遊牧の野蛮人としての過去の遺産である。平等主義で、アラメリ一族、<貴族評議会>およびイテンパスの命令に支配される。アムンさまざまな言語を話していたが、<神々の戦い>以降はセヌマイトだけを話すようになった。 マロネ(Maroneh)- ニマロ大陸の主要な民族グループ。マロネの肌は黒から褐色で、髪は茶色ないし黒色自然に強く縮れている。マロランドでは100以上の民族に別れていたが、マロランドが沈んだあとの生き残りたちは一つのグループとして自らを「マロ・ン・ネー」(マロを悼むもの)と呼んでいる。 ケン(Ken)- 東方の島で最も人口が多い。航海術と造船術で知られる。一般的には肌色は薄く長身で、茶髪か赤毛。言語はケン語。ケンの分派にはイルト人やウーサー人などがいる。 ミン(Min )- 島の民族。船作りと海賊業で知られる。 ティーマ人(Teman)- 同盟として行動する複数の小国家の集まりである、ティーマ保護領の人々。三頭会議が指導する。ティーマ人はほどほどの慎重で、一般的には黒か茶色の髪で、さまざまな濃さの褐色の肌をしている。ほとんどのティーマ人は髪を「ケーブル・ロック」(髪の毛の繊維が互いに融合するぐらいに一緒に食べ寝られている長い髷)にしている。裕福なティーマンは宝石や貴金属のワイヤーで髪を飾り、貧しいものは自分で見つけたもの(貝殻など)を使っている。ティーマの首都のアンテマは世界で最も古い年であり、<神々の戦い>を無傷で乗り越えた唯一の都市である。 トッケン(Tokken)- トクランド(ハイノースの国)の種族。恐るべき戦士で、家父長制。 ウーサー人(Uthre)- ウーサー王国の島の民。隣のイルトを無血征服し、後に<貴族評議会>によって承認された。ウーサー人はケンに似ている。 ナーシーズ(Narshes)- ハイノースの種族。彼らの国は数世紀前に征服され、現在はいくつかのハイノースの国で少数民族として暮らしている。 イルト人(Irti)- イルト王国の島の民。イルトは隣国のウーサーによって無血征服された後に<貴族評議会>に承認されて併合された。イルト人はケンに似ている。
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