セヌム(Senm)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 07:42 UTC 版)
「空の都の神々は」の記事における「セヌム(Senm)」の解説
ハイノースの南の最大の大陸。気候帯は北部の亜熱帯から南部の乾燥地帯及び極地まで(この大陸が惑星の南半球の大部分と南極を覆っている)。セヌムには以下のような国家および都市がある: スカイ(Sky-in-Shadow):アラメリの本拠地である都市国家の最終的な名称で、<貴族評議会>が置かれている。Inheritance Trilogy のほとんどの出来事の舞台。宮殿は三部作を通してスカイとして知られているが、その下にある市街はその時々で別の名称で知られている。『空の都の神々は』では宮殿同様にシンプルにスカイと呼ばれる(場合によって「スカイ宮殿」に対して「スカイ市街」とも呼ばれる)。『世界樹の影の都市』では都市の正式名称はスカイのままだが、都市の大部分が世界樹の天蓋と複数階の高さがある根の影になることから、居住者からはシャドーと呼ばれ始めている。シリーズ3冊目では、都市は事実上、地表レベルのシャドー、中流の上位の工芸作家と弱小貴族が済む樹の根の上のグレイおよび都市の最も裕福な居住者が樹の幹に直接豪邸やその他の構造物の集合を建設したヌーンブライトの3つの市街を有している。全ての市街と宮殿は “Sky-in-Shadow” と呼ばれている。シャドーの中のエリアは(ほとんどは『世界樹の影の都市』に出てくる):ウエシャ(Wesha):ウエストシャドー イーシャ(Easha):イーストシャドー <遊歩道>(The Promenade):ウエシャ、舗装された環状交差点で<世界樹>がよく見えることから巡礼者に人気があり、芸術家、大道芸人などが集まって商売をしている。ウエシャの<白き館>などの都市の重要な建物もこの地域にある <南遊歩道>(The South Promenade):ウエシャ、別の環状交差点だが世界樹があまりよく見えないため訪れる巡礼者は少ない South Root:ウエシャ、わずかにしか陽光が当たらない貧民街 シューストック廃品置き場(The Shustocks Junkyard):イーシャ、カーターズの近く、街の荷馬車轢き、馬車製造業車および鍛冶屋の近くにあり、荷車や腐った木などの粗大ゴミが多く捨てられている。当初は子神のダンプの縄張りだったが、後にリルの縄張りに Ancestors’ Village :ウエシャ、都市のホームレスの集まるところ ニマロ保留地(Nimaro):セヌム大陸南端の半島にある小国。マロランドが破壊された後で、生存者に与えられた。穏やかな農民の国。主要言語はセヌマイトだが、少数派は元々の言語であるマロ語を守ろうとしている。ニマロの民は暗褐色の肌と強い巻き髪。セムヌ大陸に領土を持つ数少ない非アームン民族の一つ(もう一つはティーマ保護領) ティーマ/ティーマ保護領(Tema/the Teman Protectorate):セヌム大陸北端位置する国家と都市国家の大規模な連合。3つの貴族が交代で指導権をもち、外交面で協力し合うTriadiceが統治している。主要言語はティーマ語。ティーマの民は褐色から茶色の肌で「尖った」目(つまり蒙古ひだがある)である。セヌムに領土を持つ数少ない非アームン系民族の一つ(もう一つはマロ)
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