宇宙妖精
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 05:56 UTC 版)
「スター☆トゥインクルプリキュア」の記事における「宇宙妖精」の解説
以下の人物の他、スターパレスではプルンスに酷似した容姿の宇宙妖精が多数スタープリンセス達に仕えていたが、ノットレイダーの襲撃の際に先に避難させられた。 フワ 声 - 木野日菜 スタープリンセスたちによって、最後の希望として生まれた宇宙の妖精。赤ちゃんのように無垢な存在だが、スタープリンセスの力の解放やワープホールの生成、異種間の言語の翻訳など不思議な力を持つ。ただし体調が良くないとこれらの能力が不完全になることがある。 「フワ」という名前はひかるが「身体がふわふわだから」という理由で付けた物で、のちにプルンスから「スペガサッス・プララン・モフーピット・プリンセウィンク」と本名を教えられる。しかしひかるは「長いから『フワ』でいいよ」と一蹴し、本人もこの呼称を好んでいることからララとプルンスもこれで呼ぶようになり、スタープリンセスやカッパードもこの呼称を使用する。 片言ながら言葉を話すことが可能。語尾に「〜フワ」とつけるが、たまにつけないこともある。 一般人には「動くぬいぐるみ」として正体を秘匿されているが、本人はそれを気にせず行動することがしばしばである。 純真無垢ゆえ緊張感や危機感がなく、一時的にブルーキャットにさらわれた際も「ブルーキャットは怖くない!」と言って彼女を呆れさせた。 ユニが持っていたマタークッキーをつまみ食いし、その刺激でしゃっくりが発生して大量のコピーが増殖したことがある(下記に詳細あり。ユニの項目も参照)。第31話にて、全てのプリンセススターカラーペン が集まりプリンセスが全て揃った事でユニコーンへと姿を変え、以降はこの姿のまま登場する。スタープリンセスによるとここからさらに成長するとされる。 その後、地球にガルオウガが襲来し、プリキュアがフワを守るために必死に戦っているのを目撃し、フワもプリキュアを守りたいと願う強い思いがシャイニートゥインクルペンとスターカラーペンダントと酷似した黄色のペンさしに変わり、それによりプリキュア五人の必殺技「トゥインクルイマジネーション」を発動させ、それによりガルオウガの腕輪が壊れ、瀕死状態に陥った。この状態のフワはダークネストによると、器として完成した状態であり、トゥインクルイマジネーションを集めきる前に手に入れる必要があると述べた。トゥインクルイマジネーションはフワに何かしらのいい作用をもたらすようで、スタープリンセスたちもひかるたちに集めるよう指示している。 またワープ能力も強化され自由自在に使えるようになるが、自身でワープ地点を定めるのはできない模様。この能力により大騒動を起こしたためプルンスに「面倒な能力を身に付けた」と呆れられ、またワープの巻き添えを喰らったひかるからも「ワープ禁止!」と咎められてしまう。 その正体はスターパレスの一部であり、宇宙の創造と消滅にあたって必要なイマジネーションを蓄える器としての役割を担う存在だった。最終決戦ではダークネストに対抗する切り札として全宇宙のイマジネーションの力を抱えたままダークネストとぶつかり合い、消滅した。戦いが終わり宇宙が再生しても復活できないはずであったが、プリキュアのスターカラーペンダントの力と引き換えに初期の姿で復活を遂げる。その際にほとんどの記憶と能力を喪失したが、ひかるの名前は覚えていた。その後はスターパレスに留まることになる。 番組開始に先駆け、『HUGっと!プリキュア』の最終回(第49話)にもゲストとして登場した。詳細は当該項目を参照。12変化 スタープリンセスの力を解放する時にパワーに応じ、おひつじ座、おうし座、ふたご座、かに座、しし座、おとめ座、てんびん座、さそり座、いて座、やぎ座、みずがめ座、うお座のいずれかに変化することができる。 人間態 ミュージカルショー『ドリームステージ』で登場。願い事を3つ叶えてくれる宇宙の宝「イマージジュエル」の力によって人間の女の子に変身する。 銀髪のボブで、妖精時の耳と同様の外見のシニヨンがあり、右側に前から水色、黄色、ピンクのメッシュが入る。頬には妖精時と同様の模様がある。服装は白とピンクを基調としたワンピースで、シースルーのパフスリーブがあり、襟やバルーンスカートなどがモコモコした形状で、妖精時の尻尾も生えている。ピンク色のオーバーニーハイソックスと黄色い靴を履いている。 コピーフワ 前述のマタークッキーをつまみ食い後のしゃっくりから誕生した自身のコピー。食べ物を与えると消える。 しゃっくりの度に増殖し、ついにはロケットからあふれ外へ出てしまい湖や商店街、星奈家に集団が近づく事態に。しかし本物のフワがカッパードに捕まった際の驚きによりしゃっくりが止まったのを機に増殖も止まり、残ったコピーたちも戦闘後ひかるたちの頑張りによりすべて消滅したため事なきを得る。 ユニコーンフワ 第31話にて全てのプリンセススターカラーペンが集まり、スタープリンセスが全て揃った事によりユニコーンへと成長したフワの姿。 体が馬のように変わり、額からツノが生え青、黄色、赤3色のたてがみが生えている。プリキュアに力を貸す時にピンクの星のついた黄色い球を作り出し、そこにシャイニートゥインクルペンを刺すことでプリキュアを強化フォームに変え必殺技を発動させる。 この容姿でも性格や能力はさほど変わっておらず空から落ちた際ツノを地面に刺したり、目的地とかけ離れた場所にワープしたりと拙さを露にしている。 プルンス 声 - 吉野裕行 青い火星人のような容姿をしたプルプルの宇宙妖精。一人称は「プルンス」で、語尾にも「〜プルンス」とつけることが殆ど。かつてスターパレスでスタープリンセスに仕えていたが、スターパレスがノットレイダーの襲撃を受けた後はスタープリンセスから託されたフワを守りながらプリキュアを探していた。自由自在に身体を変形させることが可能で、それを活かして戦闘を含むプリキュアの活動をサポートする。 ララと違って地球の言葉を最初から理解できる。 冷静沈着な性格だが涙もろいところもあり、ひかるたちの青春っぽい友情を見ては感涙している。 スタードーナツの香りに垂涎し食したのを機にとりこになり、それが講じてロケットに「自動ドーナツ製造機」(のちに「プルンスタードーナツ製造機」と命名)を造ってしまう。しかも宇宙食栄養士の資格もあるため味にも拘りを見せ、最初に作った味に納得せずひかるたちに食べさせなかったほど。 フワと共にプリキュアを探す旅をしていた際、乗り合わせたトラックから流れてきたマオの歌に元気づけられたのがきっかけで「マオたん」と慕うようになり、またブロマイドやぬいぐるみ、缶バッジなどを持つほどの大ファンとなる。ゼニー星へ赴いた際偶然彼女がいると知りプルンスタードーナツを贈ろうとしたがブルーキャットと同一人物だと知った途端愕然とし、その帰り大量のドーナツを作ってやけ食いし自暴自棄になる。その後ブルーキャットから協力要請があった際「誰が協力するか!」と反感を露にするが、次第に「ファンをもてあそんだ!」や「青春を返せ!」とファン寄りの立場にシフトしている。結果的に彼女を拒絶したが、マオで頼み事をされた際はコロッと引き受けてしまっている。その後彼女がコスモへ覚醒し仲間になった後は「変化が未熟」とからかったり、マオの時にあげられなかったドーナツをあげたりと態度を軟化させている。 長らくスタープリンセス達に仕えていたものの、フワの正体やプリンセス達の起源などの重要な事項の詳細は知らされておらず、それらを知った際は驚愕していた。最終決戦後はスターパレスに残り、フワの世話を行っている。
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