大聖堂内の装飾品とは? わかりやすく解説

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大聖堂内の装飾品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/11 00:32 UTC 版)

シエナ大聖堂」の記事における「大聖堂内の装飾品」の解説

大聖堂内部は、白と黒大理石象嵌による横縞模様で、たいへん印象的である。フィレンツェ対抗して推進されシエーナ芸術活動は、ジョットチマブーエはまったく違うシエーナ派と呼ばれる芸術生み出したまた、ミケランジェロ・ブオナローティジャン・ロレンツォ・ベルニーニルネサンスバロック芸術作品安置され大聖堂そのもの宝庫であると言ってよい。現在、大聖堂のほとんどの彫刻レプリカで、オリジナル大聖堂美術館保管されている。大理石象嵌によって構成された床も美しい。これは、14世紀から16世紀にかけて、およそ40人の芸術家によって製作された。56個のパネルから構成され大部分には長方形だが、翼廊には六角形ひし形のものもある。 ファサード下段-ジョヴァンニ・ピサーノ1297年ファサード中央ペディメントモザイク処女戴冠」-ルーイジ・ムッシーニ(1878年ファサード左右ペディメントモザイクイエス・キリスト降誕」と「受胎告知」-アレッサンドロ・フランチ(1878年正面入り口青銅扉「聖母称賛」-エンリコ・マンフリーニ(1958年身廊コーニス聖ペテロからルキウス3世までの歴代教皇アーチ上部皇帝胸像 聖歌隊ステンドグラス-ドゥッチョ・ディ・ブオニンセーニャ1288年ドームのスパンドレルにある4つ漆喰像-ベンテュラ・ディ・ジュリアーノとバスティアーノ・ディ・フランチェスコ(1490年) プレステビリの大理石主祭壇-バルダッサーレ・ペルッツィ1532年青銅聖龕-ロレンツォ・ディ・ピエトロ・ヴェッキエッタ(1506年。本来はサンタ・マリア・デッラ・スカラを飾るために1472年作成主祭壇の2体の天使像-フランチェスコ・ディ・ジョルジョ・マルティーニ1439年後陣壁面フレスコ画-ドメニコ・ベッカフーミ1912年一部修復説教壇-ニコラ・ピサーノジョヴァンニ・ピサーノ、およびアルノルフォ・ディ・カンビオほか(1265年から1268年階段部分は1543年

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大聖堂内の装飾品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/19 08:47 UTC 版)

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」の記事における「大聖堂内の装飾品」の解説

内部空間イタリア独特のゴシック様式簡素である。しかし、それだけギベルティなどが1432年から1445年にかけてデザインしたステンドグラスや、1526年から1660年にかけて作られ大理石の床、そのほか装飾品ゆっくりと眺めることができる。 ドームフレスコ『最後の審判』ジョルジョ・ヴァザーリおよびフェデリコ・ツッカリ ドラムステンドグラス聖母被昇天』・『ゲッセマネでの祈り』・『キリストの奉献下絵ロレンツォ・ギベルティ(『聖母被昇天』は1442年7月13日から1443年9月11日にかけて製作。『菜園での祈り』は1443年9月11日報酬支払記録あり。『キリストの奉献』の報酬記録1443年12月7日ドラムステンドグラス聖母戴冠下絵ドナテッロ1433年12月製作開始1438年設置ドラムステンドグラス受胎告知』・『降誕』・『復活』・『昇天』などアンドレア・デル・カスターニョパオロ・ウッチェロら(1438年から1445年にかけて製作) 後陣内『聖サノビウス(ザノービ)の墓碑ロレンツォ・ギベルティ1432年3月18日制作依頼1442年8月まで作成費の支払記録あり) 聖具室寄木細工戸棚』アンジェロ・ディ・ラザーロ・ダレッツォ、ベルナルド・ディ・トンマーゾ・ディ・ギーゴ、スケッジョーネ、アントニオ・マネッティ、ジュリアーノ・ダ・マイアーノベネデット・ダ・マイアーノジュリアーノ・ダ・マイアーノによる製作は1463年7月20日委託され1465年4月19日再度依頼されている) 聖具室上部パネル復活『昇天』ルーカ・デッラ・ロッビア(『復活』は1442年7月21日制作依頼1445年2月26日完成『昇天』1446年10月11日作成依頼1451年6月30日完成聖具室『扉』ルーカ・デッラ・ロッビア、ミケロッツォ・ディ・バルトロメオ、マーゾ・ディ・バルトロメオ(1446年2月28日制作依頼1469年完成祭壇上の十字架ベネデット・ダ・マイアーノ1490年完成北側絵画ダンテ神曲」の詩人ドメニコ・ディ・ミケリーノ 北側壁面フレスコ傭兵隊長ニコロ・ダ・トレンティーノ』アンドレア・デル・カスターニョ 北側壁面フレスコ傭兵隊ジョン・ホークウッドパオロ・ウッチェロ1436年製作) 北側彫像ヨシュア像(いわゆるポッジョ・ブラッチョリーニ像)』ナンニ・ディ・バルトロ(1415年にベルナルド・チュッファーニに委託されたが未完放置され1420年から1421年にかけてナンニが製作) 南側彫像預言者ダニエルドナテッロとされる疑問視される 南側彫像ジョット胸像ベネデット・ダ・マイアーノ1490年頃) 西側壁面24時間時計文字盤パオロ・ウッチェロ1443年製作) 南側外壁モザイク『み告げダビデドメニコ・ギルランダイオ南側外壁レリーフ聖処女マリア』、『マリア被昇天』ナンニ・ディ・バンコ 北側外壁マンドルラの門』ジョヴァンニ・ダンブロージョ(上部浮彫装飾はナンニ・ディ・バンコによるもの1414年から1421年にかけて製作された。) また、このほかルーカ・デッラ・ロッビアとドナテッロによる聖歌隊席などの貴重な装飾品は、ドゥオーモ付属美術館収められている。

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