階段部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/25 10:20 UTC 版)
ひたすら「階段を走る」という天栗浜高校の非公認部活動。他の生徒からは非公認どころか「ただの迷惑集団」と認識されており、風評はかなり悪い。 シンボルマークはハムスター。階段部のジャージのハムスターのマークは各個人ごとに絵柄が異なり、各部員のイメージをモチーフにしている。 活動内容 部の基本活動は、謝罪訓練と部活名の由来にもなっている「階段レース」である。 前者は廊下で生徒にぶつかりかけた時のための予行演習なのだが、1列に並び「すいません!!」と大声で連発するため、悪評の一因となっている。 後者はなぜ学校でレースができるかというと、急な山間に建築されたため、第一校舎における4階が、第2校舎の1階になっているなどのまるで迷路の如き構造になっている天栗浜高校にて、階段だけでなく廊下・屋上・グラウンド、果ては壁・プール施設の飛び込み台のような危険なショートカットコースから、いまだ誰も実行してはいないが職員室内を全力疾走で突っ切るなどの「学校全体を使った危険ではた迷惑な障害物競走」なのである。 「障害物」には当然「人」も含まれ、常時・下校時間・部活動の活動場所・特別行事の際における生徒総量の下調べ等が重要視され、刻々と変化する障害物の状況によって最適なコースを選び出さなければいけないため、「ただ足が速いだけ」では勝敗は決せず、「体技」と「頭脳」の両方が要求される。 部の発端 元々は放課後に刈谷が1人で行っていたが、陸上部から身を引いた九重が加わって階段部となる(刈谷・九重2年生の6月頃)。その後、九重が天ヶ崎を強引に入部させ、3Dマップをかけた階段レースで刈谷に敗北した三枝が加入。翌年春に井筒、そして、神庭が入部した。また、夏休みに天ヶ崎が一旦離脱したものの正式に入部の意思を表明。秋には三枝が退部を宣言したが後に撤回された。
※この「階段部」の解説は、「学校の階段」の解説の一部です。
「階段部」を含む「学校の階段」の記事については、「学校の階段」の概要を参照ください。
- 階段部のページへのリンク