瀧門寺とは? わかりやすく解説

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瀧門寺

(多寶山瀧門寺 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/02 23:32 UTC 版)

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瀧門寺

本堂
所在地 神奈川県足柄下郡真鶴町岩697
位置 北緯35度9分50.4秒 東経139度8分15.1秒 / 北緯35.164000度 東経139.137528度 / 35.164000; 139.137528座標: 北緯35度9分50.4秒 東経139度8分15.1秒 / 北緯35.164000度 東経139.137528度 / 35.164000; 139.137528
山号 多宝山[1]
宗派 曹洞宗[1]
本尊 阿弥陀如来
創建年 1573年
開山 林屋[1]
開基 原行[1]
正式名 多宝山瀧門寺
法人番号 4021005005912
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瀧門寺(りゅうもんじ)は神奈川県足柄下郡真鶴町にある曹洞宗寺院である。山号は久遠山不動院、本尊は阿弥陀如来(但唱作)。

真鶴町指定文化財五層塔と頌徳碑宝篋印塔がある。

歴史

瀧門寺は周辺の村々に6つの末寺を抱える当地でも有数の寺格寺院の1つであった。 山号は瀧門寺背後の山の頂に多宝塔があったところから、また寺号は背後に滝を抱えていたところから名付けられたとされている。[2] 伊豆の国市(旧韮山町)の昌渓院を本寺とするが、古い時代は密宗だったと伝えられている[1]1573年(天正元年)に林屋(りんおく)という僧によって中興開山され曹洞宗に寺院になった。 [3]

文化財

五層塔と頌徳碑

真鶴町指定文化財の古碑・記念碑の部に指定されている。

  • 五層塔
    • 1654年承応3年に岩松山光西寺の遺物が移されており、江戸時代初期の彫刻技術水準の高さを示している。
  • 頌徳碑(しょうとくひ)
    • 1831年天保2年に建立。宮石工の功績をたたえたものである。

[4] [5] [6]

宝篋印塔

真鶴町指定文化財の古碑・記念碑の部に指定されている。

  • 1762年(明和4年)瀧門寺13世鳳州了悟和尚(ほうしゅうりょうごおしょう)が人々の幸せな生活を願い、多くの善男善女の浄財と労力奉仕により、宝篋印塔が建立されたと刻まれている。

如来寺跡

真鶴町指定文化財 の古碑・記念碑の部に指定されている。 瀧門寺所有(一部急傾斜を除く)。場所は岩郵便局の周辺にある。帰命山如来寺は1620年に建てられ、本尊は石仏の阿弥陀如来であった言われる。古い境内には石窟があり、中に石造りの十王像や聖観音像、地蔵菩薩像などが安置されている。

画像解説

アクセス

2017年10月確認

脚注

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参考文献

  • 真鶴の文化財散策 ちょっと尋ねてみませんか 真鶴町教育委員会
  • 真鶴町史 資料編 真鶴町発行
  • 「早川庄 岩村 瀧門寺」『大日本地誌大系』第37巻新編相模国風土記稿2巻之31村里部足柄下郡巻之10、雄山閣、1932年8月。NDLJP:1179210/83

関連項目



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