地流
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飛鳥 ユーマ(あすか ユーマ) 声 - 小田久史 真の地流宗家。ミカヅチグループ本社では幽撃隊リーダー。15歳。ソーマの兄。ミヅキは許婚。白虎のランゲツと契約しており、リクとは対照的な性格で熱血漢。ミカヅチによって両親を失ったショックで笑わなくなったとソーマは言っているが、不敵な笑みは見せている。自らの信念に多大な誇りを持ち、卑怯な戦いを嫌う。孤高な一面もあり、他人と馴れ合うことを由としなかった。しかし、ランゲツたちの行動や言葉により昔の自分が掲げた信念を思い出すことになる。「power」を「パゥワー」と発音(ランゲツもそう言っている)。感情が昂ぶると、目に炎が燃え上がる。大戦終結後、父親と和解。その時ワイルドな髪型をベリーショートに変え、飛鳥神社の宮司見習いとなり、力谷でランゲツとの契約を満了する。物語は終わりを告げたが、ミヅキと遊園地デートをしていることから、ミヅキとの恋物語は静かに続いている。 白虎のランゲツ 声 - 三宅健太 土属性の白虎族の式神。1000年前以上から白虎のコゲンタとは深い因縁がある宿敵同士。種族名とは裏腹に、体色は黒。一人称は「ワシ」。前大戦で最強最悪の闘神士マホロバと契約、逆式化した経験がある。凶悪、獰猛だが、契約者のためならどこまでも忠義を尽くす。ユーマとは「人々の笑顔を守る」という条件で契約したが、その考え方が廃れていた時期もあり、積極的に喚起させる。ユーマの「みんなの笑顔のために使う」という思いを「面白い」と評価していた。リクからは「さん」付けで呼ばれている。お淑やかな人物が好きな模様。大戦終結後、力谷でユーマとの契約を満了し、式神界に帰っていく。白虎の闇猛虎(びゃっこのやみもうこ) ランゲツの本来の姿。体の所々に棘が付いた四脚のサーベルタイガー。 飛鳥 ソーマ(あすか ソーマ) 声 - 早水リサ 10歳。雷火のフサノシンと契約するユーマの弟。金色のピアスとアンクレットをしている。ミカヅチによって両親を失い、尼寺に預けられた。本人によるとミカヅチグループに所属する地流闘神士はこの尼寺の出身が多いとのこと。地流闘神士だったが、一時期兄とのいさかいもあって天流に味方していた。地流を破門されている間はリクのアパートに転がり込んでいた。その後すれ違いが修復し再び地流に戻っている。既に大学を卒業し頭脳明晰(日本史は苦手)だが、箸は正しく持つことができず牛丼やハンバーガーなどのジャンクフードを好み、泣き虫ですぐに泣いたりするなど、根は普通の男の子である。ミカヅチグループの株により幾度も儲けていて、TVショッピングに出る高額商品も多数購入している。そのためテレビ番組はいつも株式の番組やニュースばかり見ている。ナズナのことを意識しているようだが、デリカシーのない発言で茶化すなど素直になれず、喧嘩ばかりの毎日である。ミカヅチが倒れ大戦終結後、ミカヅチグループの若社長となり、部下を叱り付ける忙殺する日々を送る。「ビジネスは騙しあい」が彼のビジネスにおける持論。会社が保有する900兆もの莫大な資金を手にし、何かが吹っ切れたかのようにナズナへの猛アタックを仕掛けるが、逆に一喝される始末で恋そのものは前途多難である。 雷火のフサノシン 声 - 渡辺明乃 火属性で希望を司る雷火族のやんちゃな若い式神。飛行速度は最速を誇る。「陰陽手槍 雷鳴王」を振るう。同じ一族のタカマルを慕う。ソーマが地流から破門されても彼について行き、ナズナとの関係改善に導こうと働きかけるなど、彼の世話を焼く。子供っぽく荒っぽい面もあり、短気な性格のコゲンタとは出会ってからたびたび衝突していた。決戦後契約満了せず人間界にいる。雷火の爆雷羽(いかずちのばくらいば) 大降神のときの姿であり、また同時にフサノシンの式神界に置ける本来の姿。鎧兜を纏った隼。 ミヅキ 声 - 根谷美智子 ミカヅチの養女でユーマの許嫁。16歳。聡明で気丈な女性。許婚がついたことを受け入れられないユーマから反発されることもあったが、彼から離れようとはしなかった。カンナとチームを組み、心を許しあっていた。甘露のクラダユウと契約していたが、ユーマを青龍の乱武竜から守るためクラダユウを失い、記憶を無くす。その直後からユーマを拒絶し始めるが、伏魔殿での旅を経て再び想うようになる。ミカヅチが倒れた以後は飛鳥神社に住み、闘神巫女として再出発する。甘露のクラダユウ(かんろのクラダユウ) 声 - 立野香菜子 水母に似た姿の式神。「陰陽錫杖 祓々」を武器とする。託宣を得意とし、少なからず回復技が使える。 飛鳥 父 声 - 小西克幸 ユーマとソーマの父親。本名不明。ミカヅチに石化の呪術を掛けられ、人柱にされていた。闘神士はあまり表に出るべきではないと考えている。 飛鳥 母 声 - 根谷美智子 ユーマとソーマの母親。本名不明。ミカヅチとの戦闘後記憶を失ったように見せていたが、実は失っていなかった。
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地流(ちりゅう)
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伏魔殿から漏れ出した妖怪を倒す流派。妖怪を倒すのに長けている。天流が栄華極める中使命に殉じ戦いに明け暮れ多くの同胞を失い絶望の内にいたときに神流に唆されて天流と争い、共に疲弊してしまうが、地流宗家と名乗っていたミカヅチによって組織は復興。さらに勢力を伸ばしている。基本的に地流の闘神士はミカヅチグループの社員となっている。妖怪を倒すことを使命とした流派であるため実力主義を念頭置いている。
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