反日亡国論とは? わかりやすく解説

反日亡国論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/10 06:37 UTC 版)

反日亡国論(はんにちぼうこくろん)は、日本の新左翼である大森勝久が1970年代に主張した思想。アイヌ革命論など「反日」の立場から「日本を滅亡させる」べきとする。


  1. ^ a b 治安フォーラム別冊『過激派事件簿40年史』立花書房、2001年
  2. ^ a b c d e f やっていない俺を目撃できるか!編集委員会編『やっていない俺を目撃できるか! 北海道庁爆破犯人デッチ上げ事件』三一書房、1981年
  3. ^ a b c d e 黒川芳正『獄窓からのラブレター-反日革命への戦旅』 新泉社、1985年
  4. ^ a b 佐々木俊尚『「当事者」の時代』光文社、2012年
  5. ^ a b c d 竹中労平岡正明『水滸伝-窮民革命のための序説』より梅内恒夫「共産同赤軍派より日帝打倒を志すすべての人々へ」三一書房、1973年
  6. ^ 東アジア反日武装戦線への死刑・重刑攻撃とたたかう支援連絡会議編『でもわたしには戦が待っている 斎藤和「東アジア反日武装戦線大地の牙」の軌跡』風塵社、2004年
  7. ^ 東アジア反日武装戦線KF部隊 (準)『反日革命宣言 東アジア反日武装戦線の戦闘史』鹿砦社、1979年
  8. ^ a b c 太田竜『辺境最深部に向かって退却せよ!』三一書房、1971年
  9. ^ 太田竜『革命・情報・認識(よみかきのしかた)』現代書館、1974年
  10. ^ 私の左翼時代ー洗脳されて革命運動に参加
  11. ^ 森口朗『なぜ日本の教育は間違うのか ~復興のための教育学~』扶桑社、2012年
  12. ^ 「明けの星を見上げて:大道寺将司獄中書簡集」(大道寺将司、1984年、れんが書房新社)p65、p72、p198


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反日亡国論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/13 14:23 UTC 版)

自己否定論」の記事における「反日亡国論」の解説

しかし、この理論は後に「日本人犯罪民族民族浄化されるべき民族」という反日亡国論の論理へと行き着くことになった新左翼活動家の父や祖父は、一部徴兵免除者を除きかつては日本軍兵士中には下士官将校)として「日本帝国主義侵略」に加担しており、そんな「侵略者の子孫である自分たちは、弱者である「アジア人民」に対す原罪負っている日帝本国人他ならない。そんな自分たちが為すべきことは、自らが所属する犯罪国家日本国」と「犯罪民族日本人」を徹底的に断罪抹殺しなければならないそうしない限りアジア人民」に対す贖罪永遠に成立しないとする。 日本国及び民族償いきれない犯罪積み重ねてきた醜悪な晒し国家民族であり、その存在価値全くないので、積極的に民族意識国民意識捨て去って非国民」になり、反日闘争身を投じよと説くまた、新左翼自己否定論には、心理学上の自己否定とは異なり自分自身をも完全否定するものではなかった。つまり「己の所属する国家民族犯した過去犯罪敢えて追及し、それを断罪している俺様格好よくて誇らしい」といった道徳的優位性誇示するなど「自己否定する自己」の無批判自己肯定見え隠れしていた。 そのため、1970年代新左翼活動家東アジア反日武装戦線加藤三郎)による反日テロが相次ぎ警察関係者などの「権力側」のみならず、「自己否定しようとしない道徳的劣位者」として一般日本人断罪され多大な被害与えている。東アジア反日武装戦線小冊子腹腹時計』には「日帝本国労働者市民植民地人民日常不断に敵対する帝国主義者侵略者である」と一般日本人十把一絡げ断罪している。 新左翼活動家だった外山恒一は、この自己否定論を「日本人であるということはそれだけで罪である」という言葉表している。

※この「反日亡国論」の解説は、「自己否定論」の解説の一部です。
「反日亡国論」を含む「自己否定論」の記事については、「自己否定論」の概要を参照ください。

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