反応および影響とは? わかりやすく解説

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反応および影響

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 05:59 UTC 版)

山下俊一」の記事における「反応および影響」の解説

2011年4月15日に、公明党赤松正雄衆議院議員は、福島第一原子力発電事故レベル7とされかつ放射線排出量がチェルノブイリ十分の一とされたことに対して山下の「レベル7ということについて非常に遺憾に思う、いきなりそこに上げてしまうということは全然大きな問題である[…]その数字背後にある中身違いチェルノブイリ今回中身が違うということについてしっかりと発信していかないといけない。[…]小さ日本だから、日本丸ごと汚染されているように受けとめられているのは間違いない」という発言引用しつつ、外国向けてどういう発信をされたのかと聞きたい要望した。 2011年4月27日に、自由民主党河井克行衆議院議員は、3月21日山下講演での発言触れ、「とんでもない発言オンパレード」であるとして疑問呈した。さらに、8月9日には、福島県が行県民健康管理調査事業について山下が関わっているので安全だという結論外出てきようがないのではないか思っていると発言した同日には公明党佐藤茂樹衆議院議員は、山下の「百ミリシーベルト以下の被曝線量では健康に与え影響証明することはできません、だから私は、百ミリシーベルト以上は心配しましょう、これ以下はすぐには全く心配要らない、そう言っています」という発言から、(年間二十ミリシーベルト基準にしたことに対して住民納得できる説明要る述べた福島第一原子力発電所事故放出され放射性物質を「放射線汚染分布地図」として作成した地質学者群馬大学教授早川由紀夫は、山下発言対しツイッターで「山下俊一悪人だが責任はない。責任は、無学無教養で無見識無自覚福島県民にある。究極自己責任だ。失うものは大きいだろう」と と発言した早川勤務する群馬大学早川の一連の発言を「福島県被災者農家人々対す配慮著しく欠く」「国立大学教授として不適切発言」として訓告処分とした。 市民団体子どもたち放射能から守る福島ネットワーク』は、山下が「100mSvまで放射線浴びて大丈夫。今まで通り子供を外に出して下さい」という趣旨発言をしたとして、アドバイザー解任要求する署名活動行ったまた、反原発活動家で作家広瀬隆ルポライター明石昇二郎は、山下を「100ミリシーベルトまでは安全であると繰り返し福島の人々被ばく強要させてきた」として、東京電力会長社長等と併せて業務上過失致傷罪」で刑事告発した(この告発は約1年後2012年8月1日東京地検福島地検受理されたが、2013年9月9日不起訴となった)。告訴団はこのうち6人に絞って審査申し立て東京第五検察審査会検審)が2012年7月勝俣会長ら3人について起訴相当判断地検は再び不起訴処分としたが、東京第五検審2015年7月起訴すべきだと再議決し、強制起訴決まった2016年2月29日に、東電勝俣恒久会長 (75) ら旧経営陣3人は東京地裁在宅のまま強制起訴された。 山下を「ミスター100ミリシーベルト」 や「ダマシタ」、あるいはアウシュビッツヨーゼフ・メンゲレ比較して「人の姿をした悪魔」 などと揶揄する人たちもいる。 福島県民からの反発批判を受け、山下は「(福島県)を去るのも留まるのも、覚悟が必要」と発言し、子どもについては「過保護否定はしないが、子どもには苦労をさせるべきだ。ストレスの中できちんと自己判断する苦労○×答えがないグレーゾーンリスク便益判断する海図のない海に出るのが、覚悟の意味です」と主張し状況を「僕と県民我慢比べだね」と評した長崎大学長の片峰茂は「福島県に赴き、現場抱える問題直接接しながら、専門家として福島原発事故による健康影響について一貫して科学的に正し発言をしているのが山下教授であると、私は思っています」 という山下擁護する声明出した長崎県知事中村法道は、6月24日定例記者会見アドバイザー解任署名運動質問された時、「非常に残念なお話だと思っております福島被災直後からこの放射線漏洩ろうえいに関して、非常に放射線医療に詳しい先生現地お入りになられて、専門的な立場からさまざまなアドバイスなさってこられたし、よくおっしゃっておられるように、『あなどってはいけないけれども、怖がり過ぎていけませんよ』というような専門家立場から適切なアドバイスをしていただいてきたと思っております」と回答している。週刊新潮は、「長崎大大学院山下俊一教授。この被曝医療権威福島県アドバイザー就任するや、『リスク軽視だ』と袋叩き遭っている。環境団体人権団体解任求めて署名活動まで始めたが、データに基づく科学者主張感情論封じる危険な匂いが・・・」とバッシング対す批判記事掲載したフォトジャーナリスト広河隆一当時編集長務めていた雑誌DAYS JAPANは、2012年10月号山下発言収録し当時全国会議員および福島県知事13市長46町村長配布し増刷行った広河隆一その後2013年8月DAYS JAPAN編集長辞任している。 2013年4月30日福島県副知事より、福島県展開してきた被ばく医療体制構築医療活動への支援対す感謝状山下長崎大学長の片峰茂贈られた。 2013年8月21日福島県民から選ばれた「うつくし復興大使」3名が長崎大学訪問した片峰茂学長山下面会して復興へ思いなどを語り起き上がり小法師(こぼし)などを贈った

※この「反応および影響」の解説は、「山下俊一」の解説の一部です。
「反応および影響」を含む「山下俊一」の記事については、「山下俊一」の概要を参照ください。

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