チョルノービリ
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チョルノービリ(ウクライナ語: Чорнобиль[注釈 1])、チェルノブイリ(ロシア語: Чернобыль[注釈 2])は、ウクライナ北部キーウ州の都市である。
注釈
- ^ IPA: [tʃorˈnɔbɪlʲ] ( 音声ファイル)ウクライナ語ラテン翻字: Chornobylʹ
- ^ IPA: [tɕɪrˈnobɨlʲ]
出典
- ^ “ウクライーナの地名の正しいスペルと使用法に関する公式ガイド”. 在日ウクライーナ大使館 (2019年7月17日). 2019年8月24日閲覧。
- ^ 「チェルノブイリの呼称「チョルノービリ」に」共同通信 (2022年3月31日)、2022年4月5日閲覧。
- 1 チョルノービリとは
- 2 チョルノービリの概要
- 3 地名
- 4 歴史
- 5 脚注
チェルノブイリ (THE BLUE HEARTS)
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「ブルーハーツのテーマ」の記事における「チェルノブイリ (THE BLUE HEARTS)」の解説
「チェルノブイリ」は、日本のロックバンド、THE BLUE HEARTSのメジャーデビュー後に発売した自主制作シングル。
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チェルノブイリ
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1991年にチェルノブイリ笹川医療協力プロジェクトに参加して以来、約20年間チェルノブイリ原子力発電所事故の健康調査および甲状腺がんの子どもの診療に従事。チェルノブイリ周辺には100回以上訪れた。 山下が選ばれた理由は、「若い医師は行きたがらず、既に子供が4人いたから」であった。現地では、甲状腺がんが激増しているのが分かったので「自分の子だったら」の思いで取組み、「母親とも触れ合う中、被災地が長崎の隣にあるような感覚になった」 と語っている。この時までは「(被爆)二世だから、何かしなくては」という気持ちはそれほど強くなかったが、「放射能が胎児に及ぼす影響におびえる母親の質問に『実は私も被爆二世ですが、こんなに元気です』と答えた途端、その目に漂っていた不安があっという間に消えた」ので、被爆二世が大きな意味を持つことに気付いたという。また、放射能汚染を心配して食料を持ち込む研究者もいたが、山下は住民の出した魚やスープを気にすることなく食べたので住民は信頼を寄せたという。 山下らが超音波を用いた甲状腺検診に従事する中で、1センチ以下や数ミリの結節がみつかってきたが、当初は甲状腺がんであるとは予想しなかった。結節は「大人では結節をさわると大体100人に1人か2人にがんの可能性がありますが、子供の場合は約20%ががん」であり、現地の甲状腺がん発生率は1万人に1人となった(この発見について、被曝集団の数が大きいのでガン増加の立ち上がりが早く観察されやすいことと、ヨウ素不足地帯でガン誘発の感受性が大きい集団である可能性などが指摘されている)。なお、日本の甲状腺がんの発生について山下は、「日本では思春期を超えた子供の甲状腺がんをまれに見るくらいです。その頻度は、年間100万人に1人といわれています。これは、欧米、日本、ほぼ変わりません」 としている。 また、大人と異なって小児甲状腺がんの約4割には、この小さい段階(1センチ以下や数ミリの結節)で見つけてもすでに局所のリンパ節に転移があるため、手術の方法は極めて慎重でなければならないと指摘している。 原発の事故が起こるとその大半のプルーム(放射性雲)は環境に放出された放射性ヨウ素であるが、ヨウ素剤を投与すれば甲状腺の被ばくをブロックし、その後の発がんリスクを予防できること、そしていったん被ばくをした子供たちが生涯続く甲状腺の発がんリスクをもつことを明らかにした。 山下は、チェルノブイリ原子力発電所事故で世界中の科学者が合意した唯一の症状が小児甲状腺癌の増加のみであり、「現地では貧血や好酸球増加が多く見られ、免疫不全を示唆するデータの報告もあるが、いずれも放射線に起因する確かな証拠は無い。当然白血病の増加も確認されていない」としている。 山下等の活動を機に、長崎大学ではチェルノブイリ周辺200人近くの医者を受け入れ、2008年7月にはベラルーシの地元大学と低線量被曝についての研究拠点を設けたが、それについて山下は「現地の子供たちががんになっておくのを放っておくことは出来ない」と語っている。
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「チェルノブイリ」の例文・使い方・用例・文例
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