半罪人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/09 07:34 UTC 版)
「クリミナルガールズ2」の記事における「半罪人」の解説
将来罪を犯すがその前に死亡した者たち。前作に比べると、放置すれば確かにどうしようもない人間になることが予想されるが、どのような罪を犯すかは判然としないものが多い。 シノア 声 - 阿久津加菜 罪は傲慢。 仲間を気遣うことのできる優等生。 だが実際のところは自分が最も優れている、という考えの持ち主で周りを見下している。 また、リーダーシップを取りたがる性格から、リリとは度々ぶつかっている。 バランスの良いステータスに加え、毒、麻痺の状態異常やHP吸収、アイテム奪取など幅広く活躍できる。 生前はそんな性格から本当に仲のいい人物は一人しかいなかったが、その友人が自身が無価値で勉強より優先させるようなものではないと思っていた「恋愛」をしていたことで暴走。寝取り癖のある同級生に友人の恋人の情報を漏らして浮気するように仕向け、破局させた。 リリ 声 - 中恵光城 罪は憤怒。 プライドの高いお嬢様。「本物」へのこだわりが強い。 どんなことにも自信をもって応じるが、自身の分が悪くなると誰かに責任転嫁してしまう。また、妹の存在をミズキに重ねており、彼女に対して過保護に振舞う。 同じくリーダーシップを取りたがる性格から、シノアとは度々ぶつかっている。 防御重視のステータスを持ち、防御上昇スキル、無敵化スキルなど味方の生存率を高めることができる。 生前は確かにお嬢様であったが、それは過去の話で現在は事業に失敗して貧乏暮らしをしている。いつまでも仕事をしない父親を日々罵っており、妹からもいい感情を持たれていない。実は、父親は色々伝手を使って働こうとしているのだが、それに気づかない彼女に心を折られているというのが実情。 上記の真相に気付いていたためか、復活における巻き戻しは没落後に留まっている。自身もバイトに励んでいることを主人公には教えていなかったのだが、二人を後押ししようと画策した妹によってばらされたのだった。 クロエ 声 - 加隈亜衣 罪は怠惰。 自分からはあまりしゃべらず、人形の「バロン」を介して腹話術で喋る寡黙な少女。一度見たものを瞬時に記憶できる能力を持つ。 全てを諦めてしまっており、何もしたがらない。それ故に、ヨミガエリにも非積極的。 スピードと魔法攻撃力がとても高く、その分とても脆い。状態異常付与の全体攻撃など、雑魚相手でもボス相手でも活躍できる。 生前はその能力から両親に天才だと期待されていた。しかし、あくまで記憶ができるだけであり、応用が増える中学以降の勉強には全く通用しなくなっていくものの、両親の過剰な期待は変わらないという板挟み状態に陥っていた。 ミズキ 声 - 辻あゆみ 罪は懐疑。 明るく、元気なムードメーカー。 しかし他人を一度疑ってしまうと信じることができなくなり、強く拒絶してしまう。 スピードと攻撃力がとても高く、反面とても脆い。使い勝手の良い全体強攻撃を持つ。 両親を亡くし、祖母の家でお世話になっている。しかし、あれこれうるさい祖母にうんざりして拒絶してしまっている。しかし、それは実際は先の長くない自分に頼らず一人で生きていけるようにという優しさであった。 スイ 声 - 五十嵐裕美 罪は復讐。 冷静沈着で知的な参謀役。 言っている内容は正しいが言い方が厳しく、不必要な一言でしばしば周りと対立してしまう。また、ヨミガエリに対しても消極的。 魔法攻撃力に秀でるが鈍足。各種スキルは特定の誰かと同時攻撃をするもので、メンバーとスキルの組み合わせ次第で評価が変わる上級者向けキャラクター。加えて、彼女の気に入る指導内容は、組み合わせ対象となるメンバーの誰かと相性が悪いものばかりとなっている。 生前はその性格からイジメられており、尊敬する父親から入学祝に送られた手帳を焼却炉で燃やされるという目にまで遭っていた。 実は、主人公らが地獄に落とされるきっかけとなった罪人。彼女の追憶にて「血の付いた衣服」が罪にまつわるアイテムとして登場し、上記のいじめを行った人物に報復を行ったりしていたため、「すでに罪を犯してしまった人間」のように描かれているが、実際は一度試練に失敗して罪人として地獄に落ちていたのに何らかの方法で再参加したためであった(方法は不明)。 ユリネ 声 - 中村桜 罪は虚飾。 マイペースでおっとりとした少女。 周りに合わせるためにその場しのぎの嘘をついてしまう。また他人への依存が強く、誰かに助けてもらおうという意志が見え隠れする(嘘つきも他人に頼られたい願望によるもの)。 攻撃力と防御力に秀でるが鈍足。一撃の威力が高い攻撃スキルと、各種回復、防御上昇など支援スキルも持った万能アタッカー。 生前、知覚の駅で起こっていた痴漢騒ぎで被害に遭ったという嘘をついて注目を浴びるも、そのまま嘘をつき続けて無罪の男性を犯人だと証言してしまうという最悪の事態にまで進行していた。 ツカサ 声 - 吉田聖子 罪は貪欲。 自分が楽しければよいを地で行く不良少女。 その性格から仲間の輪を乱してしまいがちだが、医療に関する知識を有するなど意外な一面も持つ。 魔法攻撃力と防御に秀でる。回復、支援系のスキルを数多く覚えるため長期戦に強い。 生前は医者であった母親が馬鹿正直で色々損な目に遭っていたこともあって正直であることに不信感を持っていた。さらに、その母親が身を挺して子供をかばった結果、母親自身は植物状態に陥った挙句、助けた子供の親からは責任転嫁されてしまうという事態に陥ったことで重度の人間不信となった。
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