初期から登場する人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/09 16:47 UTC 版)
「キャンディ・キャンディ」の記事における「初期から登場する人物」の解説
ポニー先生 声 - 中西妙子(1992年映画版も担当) 孤児院「ポニーの家」の院長先生。大らかで優しい女性。小説版でポニーというのが愛称であり、本名が「ポーライナ・ギディングス」であると判明。 レイン先生 声 - 山口奈々、1992年映画版は川島千代子 ポニーの家でポニーとともに子供たちの面倒を見る修道女。時として優しく、また厳しくお転婆なキャンディを見守っていた。小説版でフルネームが「レイン・ローチ」であると判明。 ジミィ 声 - 千々松幸子 ポニーの家の少年。キャンディを姉のように慕い彼女のことは「親分」と呼ぶ。キャンディがラガン家に行ってからはポニーの家の子供たちを仕切っていた。アニメ版では、キャンディを思うあまりポニーの家を飛び出してラガン家に向かったり、後に近隣の牧場主であるカートライトさんの養子になっている。漫画では、カートライトさんの牧場で働いている、という情報だけ記されている。ステアが戦争に身を投じていた頃、自身も憧れて牧場を継ぐのを辞め志願兵になろうと考えていたが、「そういった甘い考えが死につながるのよ!」とキャンディに厳しく注意される。その後怒り任せに牛を暴れさせカートライトさんも牛の暴走に巻き込まれ、牛も多く死んでしまう。カートライトさんが辛うじて一命を取り留めてからは反省し、牧場でひたすら働いていこうと決意する。トムを兄のように慕う。 トム 声 - 山本圭子(少年期)→山田俊司(青年期) キャンディの幼馴染。漫画では最初だけの登場でその後出番無しだが、アニメでは頻繁に登場。ポニーの家ではキャンディとよく喧嘩した。後にスティーブさんという牧場主の養子になった。牛乳の配達中、イライザの馬が暴れたことが原因で仕事を荒らされたため、最初はイライザと一緒にいたアンソニーを敵対視していたが、喧嘩がきっかけですぐに和解した。それからしばらく成長してからは長髪になり、牧場を受け継いだ。 ラガン夫人 声 - テレビ版は山口奈々、1992年映画版は小宮和枝 アードレー一族「ラガン家」の夫人。ポニーの家から、娘イライザの話し相手の名目で同い年だったキャンディを引き取ったが、おいおいはメイドとして使うつもりでいた。容姿も性格も冷たい感じのする貴婦人だが、子供には大甘。終盤、ニールの言葉巧みな陰謀に乗せられ、キャンディとニールを結婚させようとした。 ニール・ラガン 声- テレビ版は小宮山清、1992年映画版は中尾隆聖 アードレー一族のラガン家の長男。孤児院出身のキャンディを蔑視し、妹のイライザと共にキャンディをいじめていた。キャンディに窃盗の冤罪を着せてメキシコへ売り飛ばそうと企んだことからアンソニーやコーンウェル兄弟からも嫌われ始めることに。キャンディを守るために暴力も省みないテリィが苦手。後に、街で不良にからまれているところをキャンディに助けられたのをきっかけに、歪ながらも彼女に惹かれていく。キャンディに執拗にアタックするも嫌がられ続け、ついには無理矢理婚約しようとしたが、ウィリアム大おじさまの出現により取り消される。妹同様、意地悪で嫉妬深い性格だが、すさまじい性格の妹よりは弱虫な面がある。 アニメでは褐色肌が特徴的。 イライザ・ラガン 声 - テレビ版は中谷ゆみ、1992年映画版は山田栄子 アードレー一族のラガン家の長女。兄ニールと共に散々キャンディをいじめた。最初はアンソニーに好感を抱いていたが、アンソニー自身からは嫌われていた。基本的に意地悪で嫉妬深く、攻撃的な性格で、アンソニーだけでなく他の男性登場人物からも ステア曰く「イライザはすさまじい子」とか言われてあまりよく思われていない。聖ポール学院入学後はテリィに夢中になっても、アンソニーの時と同様、相手にされずじまい。その妬みの一心からキャンディを退学させようと目論むが、その暗躍を悟ったテリィの自主退学によって計画は失敗。それからもキャンディに対する嫌がらせを続けるが、多くの人々によってキャンディが救われることから結果的に敗北している。 イライザの容姿に関して言えば、後のガイドブックで美しい娘という設定にしている人もいれば、原作では、他の登場人物から美人だと言われる設定はなく、キャンディも最初「イライザはアニーのような可愛い子」と想像していたが実際あってみると「全然想像と違う」と言っていたので、美しいのかそうでないのか賛否両論である。のちに原作者である名木田が手掛けたノベライズ版ではキャンディからは「イライザもニールも可愛くないことはない」と評されている。 ラガン氏 声 - 北川国彦 ラガン家の主で、キャンディの雇い主。妻同様、子供に甘くキャンディにも冷たい視線を贈る。アニメ版ではラガン家における唯一の常識人でニールのドロシーへの嫌がらせを追求するなど原作と性格が異なり、キャンディにも悪感情を抱かない。 作中で影が薄いのは漫画・アニメ共に同じである。 ドロシー 声 - 中野聖子 アニメ版のみに登場する、ラガン家のメイド(見習い)で、キャンディと友達になる。真面目で優しい性格。キャンディがアードレー家の養女になった時も、キャンディ専属のメイドに任命される。 原作ではアードレー家の養女になった時には、キャンディを快く思っていない冷たい性格のドリスというメイドがキャンディの専属になる。 エルロイ・アードレー 声 - 中西妙子(1992年映画版も担当) 「エルロイ大おばさま」と呼ばれている。アードレー家の実質上の総長。幼くして総長の座に就いたアルバートの後見役となる。多くの人が畏敬の念を持って接する威厳ある老女。アンソニーなど一族の子供たちに対しては優しいが、「大おじさまの気まぐれ」で養女になったキャンディに対しては、冷たく厳しい態度で接する。その原因はニールとイライザがキャンディの悪口を大おばさまに吹き込んだり、泥棒にしたてあげたりしたことが大きいと思われる。コミック版では最後までキャンディへの偏見を解かなかったが、ニールとの婚約発表パーティでキャンディが記憶喪失となったアルバートの世話をひたすら努めていたことを知って、キャンディのことを見直すような描写が見られる。また、アニメ版では自身が病床に伏した際にキャンディから献身的な看護を受け、和解することとなる。 シスター・グレイ 声 - 山口奈々 キャンディたちが通う聖ポール学園の院長。威厳の塊で融通が利かない。素行の悪いテリィに対してはグランチェスター家からの資金援助のために怒るに怒れない事なかれ主義のままでいた。キャンディとテリィがイライザの罠に填められた際はテリィはグランチェスター公爵の寄付をめあてに謹慎だけで許し、キャンディのみ退学にしようとした。 アニメでは、事件後結果的に学園の危機を救った格好になったキャンディの行方を心配する描写もあるなど、原作とは大分展開が異なる。 シスター・マーガレット 声 - 川島千代子 聖ポール学園のシスター。シスター・グレイとは正反対な性格で、生徒たちにやや甘い面がある。 ルイゼ 聖ポール学園のイライザの友達。クラスの女王的存在で、イライザはキャンディより先にアメリカから転校してきたが、その際彼女に取り入ったと思われる。プライドの高いお嬢様で、孤児院出のキャンディを軽蔑し、イライザと共にいじめる。原作でもアニメでも社交界にデビューするが、アニメ版ではその後、家が没落し学校を辞める羽目になる。 エレノア・ベーカー 声 - 北浜晴子 テリィの母で、国民的に有名な女優。若い頃にグランチェスター公爵と恋に落ち結婚、テリィをもうけたが、公爵が貴族の身分を捨てられないことから離婚。両者とも愛されずに育ったテリィから憎まれ続けることとなった。接触自体は多くなかったものの、キャンディには「息子が愛する人」として好意的な態度を見せる。 リチャード・グランチェスター 声 - 柴田秀勝 テリィの父で、グランチェスター家の公爵。若い頃にエレノアとの間に生まれたテリィをもうけたが、公爵である爵位を捨てられず別離した。イライザの策略によって退学になりかけたキャンディを守ろうと真剣に意思をぶつけるテリィを切り捨てた。アニメ版ではテリィの自主退学後、学院への寄付援助を断ち切ろうとするが、キャンディとの出会いで改心し学院への契約を続行する。
※この「初期から登場する人物」の解説は、「キャンディ・キャンディ」の解説の一部です。
「初期から登場する人物」を含む「キャンディ・キャンディ」の記事については、「キャンディ・キャンディ」の概要を参照ください。
初期から登場する人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 09:50 UTC 版)
「キャンディ♡キャンディ」の記事における「初期から登場する人物」の解説
ポニー先生 声 - 中西妙子(1992年映画版も担当) 孤児院「ポニーの家」の院長先生。大らかで優しい女性。小説版でポニーというのが愛称であり、本名が「ポーライナ・ギディングス」であると判明。 レイン先生 声 - 山口奈々、1992年映画版は川島千代子 ポニーの家でポニーとともに子供たちの面倒を見る修道女。時として優しく、また厳しくお転婆なキャンディを見守っていた。小説版でフルネームが「レイン・ローチ」であると判明。 ジミィ 声 - 千々松幸子 ポニーの家の少年。キャンディを姉のように慕い彼女のことは「親分」と呼ぶ。キャンディがラガン家に行ってからはポニーの家の子供たちを仕切っていた。アニメ版では、キャンディを思うあまりポニーの家を飛び出してラガン家に向かったり、後に近隣の牧場主であるカートライトさんの養子になっている。漫画では、カートライトさんの牧場で働いている、という情報だけ記されている。ステアが戦争に身を投じていた頃、自身も憧れて牧場を継ぐのを辞め志願兵になろうと考えていたが、「そういった甘い考えが死につながるのよ!」とキャンディに厳しく注意される。その後怒り任せに牛を暴れさせカートライトさんも牛の暴走に巻き込まれ、牛も多く死んでしまう。カートライトさんが辛うじて一命を取り留めてからは反省し、牧場でひたすら働いていこうと決意する。トムを兄のように慕う。 トム 声 - 山本圭子(少年期)→山田俊司(青年期) キャンディの幼馴染。漫画では最初だけの登場でその後出番無しだが、アニメでは頻繁に登場。ポニーの家ではキャンディとよく喧嘩した。後にスティーブさんという牧場主の養子になった。牛乳の配達中、イライザの馬が暴れたことが原因で仕事を荒らされたため、最初はイライザと一緒にいたアンソニーを敵対視していたが、喧嘩がきっかけですぐに和解した。それからしばらく成長してからは長髪になり、牧場を受け継いだ。 ラガン夫人 声 - テレビ版は山口奈々、1992年映画版は小宮和枝 アードレー家親族「ラガン家」の夫人。ポニーの家から、娘イライザの話し相手の名目で同い年だったキャンディを引き取ったが、おいおいはメイドとして使うつもりでいた。容姿も性格も冷たい感じのする貴婦人だが、子供には大甘。終盤、ニールの言葉巧みな陰謀に乗せられ、キャンディとニールを結婚させようとした。 ニール・ラガン 声- テレビ版は小宮山清、1992年映画版は中尾隆聖 アードレー家親族のラガン家の長男。孤児院出身のキャンディを蔑視し、妹のイライザと共にキャンディをいじめていた。キャンディに窃盗の冤罪を着せてメキシコへ売り飛ばそうと企んだことからアンソニーやコーンウェル兄弟からも嫌われ始めることに。キャンディを守るために暴力も省みないテリィが苦手。後に、街で不良にからまれているところをキャンディに助けられたのをきっかけに、歪ながらも彼女に惹かれていく。キャンディに執拗にアタックするも嫌がられ続け、ついには無理矢理婚約しようとしたが、ウィリアム大おじさまの出現により取り消される。妹同様、意地悪で嫉妬深い性格だが、すさまじい性格の妹よりは弱虫な面がある。 アニメでは褐色肌が特徴的。 イライザ・ラガン 声 - テレビ版は中谷ゆみ、1992年映画版は山田栄子 アードレー家親族ラガン家の長女。兄ニールと共に散々キャンディをいじめた。最初はアンソニーに好感を抱いていたが、アンソニー自身からは嫌われていた。基本的に意地悪で嫉妬深く、攻撃的な性格で、アンソニーだけでなく他の男性登場人物からも ステア曰く「イライザはすさまじい子」とか言われてあまりよく思われていない。聖ポール学院入学後はテリィに夢中になっても、アンソニーの時と同様、相手にされずじまい。その妬みの一心からキャンディを退学させようと目論むが、その暗躍を悟ったテリィの自主退学によって計画は失敗。それからもキャンディに対する嫌がらせを続けるが、多くの人々によってキャンディが救われることから結果的に敗北している。 イライザの容姿に関して言えば、後のガイドブックで美しい娘という設定にしている人もいれば、原作では、他の登場人物から美人だと言われる設定はなく、キャンディも最初「イライザはアニーのような可愛い子」と想像していたが実際あってみると「全然想像と違う」と言っていたので、美しいのかそうでないのか賛否両論である。のちに原作者である名木田が手掛けたノベライズ版ではキャンディからは「イライザもニールも可愛くないことはない」と評されている。 ラガン氏 声 - 北川国彦 ラガン家の主で、キャンディの雇い主。妻同様、子供に甘くキャンディにも冷たい視線を贈る。アニメ版ではラガン家における唯一の常識人でニールのドロシーへの嫌がらせを追求するなど原作と性格が異なり、キャンディにも悪感情を抱かない。 作中で影が薄いのは漫画・アニメ共に同じである。 ドロシー 声 - 中野聖子 アニメ版のみに登場する、ラガン家のメイド(見習い)で、キャンディと友達になる。真面目で優しい性格。キャンディがアードレー家の養女になった時も、キャンディ専属のメイドに任命される。 原作ではアードレー家の養女になった時には、キャンディを快く思っていない冷たい性格のドリスというメイドがキャンディの専属になる。 エルロイ・アードレー 声 - 中西妙子(1992年映画版も担当) 「エルロイ大おばさま」と呼ばれている。アードレー家の実質上の総長。幼くして総長の座に就いたアルバートの後見役となる。多くの人が畏敬の念を持って接する威厳ある老女。アンソニーなど一族の子供たちに対しては優しいが、「大おじさまの気まぐれ」で養女になったキャンディに対しては、冷たく厳しい態度で接する。その原因はニールとイライザがキャンディの悪口を大おばさまに吹き込んだり、泥棒にしたてあげたりしたことが大きいと思われる。コミック版では最後までキャンディへの偏見を解かなかったが、ニールとの婚約発表パーティでキャンディが記憶喪失となったアルバートの世話をひたすら努めていたことを知って、キャンディのことを見直すような描写が見られる。また、アニメ版では自身が病床に伏した際にキャンディから献身的な看護を受け、和解することとなる。 シスター・グレイ 声 - 山口奈々 キャンディたちが通う聖ポール学園の院長。威厳の塊で融通が利かない。素行の悪いテリィに対してはグランチェスター家からの資金援助のために怒るに怒れない事なかれ主義のままでいた。キャンディとテリィがイライザの罠に填められた際はテリィはグランチェスター公爵の寄付をめあてに謹慎だけで許し、キャンディのみ退学にしようとした。 アニメでは、事件後結果的に学園の危機を救った格好になったキャンディの行方を心配する描写もあるなど、原作とは大分展開が異なる。 シスター・マーガレット 声 - 川島千代子 聖ポール学園のシスター。シスター・グレイとは正反対な性格で、生徒たちにやや甘い面がある。 ルイゼ 聖ポール学園のイライザの友達。クラスの女王的存在で、イライザはキャンディより先にアメリカから転校してきたが、その際彼女に取り入ったと思われる。プライドの高いお嬢様で、孤児院出のキャンディを軽蔑し、イライザと共にいじめる。原作でもアニメでも社交界にデビューするが、アニメ版ではその後、家が没落し学校を辞める羽目になる。 エレノア・ベーカー 声 - 北浜晴子 テリィの母で、国民的に有名な女優。若い頃にグランチェスター公爵と恋に落ち結婚、テリィをもうけたが、公爵が貴族の身分を捨てられないことから離婚。両者とも愛されずに育ったテリィから憎まれ続けることとなった。接触自体は多くなかったものの、キャンディには「息子が愛する人」として好意的な態度を見せる。 リチャード・グランチェスター 声 - 柴田秀勝 テリィの父で、グランチェスター家の公爵。若い頃にエレノアとの間に生まれたテリィをもうけたが、公爵である爵位を捨てられず別離した。イライザの策略によって退学になりかけたキャンディを守ろうと真剣に意思をぶつけるテリィを切り捨てた。アニメ版ではテリィの自主退学後、学院への寄付援助を断ち切ろうとするが、キャンディとの出会いで改心し学院への契約を続行する。
※この「初期から登場する人物」の解説は、「キャンディ♡キャンディ」の解説の一部です。
「初期から登場する人物」を含む「キャンディ♡キャンディ」の記事については、「キャンディ♡キャンディ」の概要を参照ください。
- 初期から登場する人物のページへのリンク