ウドゥンバリカ経
(優曇婆邏経 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/06 21:49 UTC 版)
『ウドゥンバリカ経』[1](巴: Udumbarika-sutta, ウドゥンバリカ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵長部の第25経。『ウドゥンバリカー獅子吼経』[2](うどぅんばりかーししくきょう)、『優曇婆邏師子吼経』[3](うどんばらししくきょう、巴: Udumbarikā-sīhanāda-sutta, ウドゥンバリカー・シーハナーダ・スッタ)とも。
類似の伝統漢訳経典としては、『長阿含経』(大正蔵1)の第8経「散陀那経」、『尼拘陀梵志経』(大正蔵11)、『中阿含経』(大正蔵26)の第104経「優曇婆邏経」がある。
経名は、舞台となる場所ウドゥンバリカー林に経中に因む。「師子吼」(ししく、巴: sīhanāda, シーハナーダ)とは、「釈迦の説法」の比喩。
構成
登場人物
- 釈迦
- サンダーナ(散陀那) --- 釈迦の後援者である資産家の在家信者
- ニグローダ(尼拘陀) --- 遊行者の一人
場面設定
釈迦がラージャガハ(王舎城)のギッジャクータ山(霊鷲山)に滞在している時、遊行者ニグローダは3000人の遊行者と共にウドゥンバリカー林に滞在し、声を張り上げて雑談していた。
そんな彼らの元に、釈迦の後援者でもある資産家サンダーナが訪れ、互いに批判し合う形になった。それを天耳通で聞いていた釈迦が、空中移動して現れ、ニグローダと対話することになった。
釈迦はニグローダに、四戒(五戒の最初4つ)、五蓋、四無量心などを説きつつ、邪道の苦行から、仏道へ入ることを薦めるが、ニグローダ等は黙りこくってそれに応じず、釈迦はそれを批判しながら去っていく。
内容
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日本語訳
脚注・出典
関連項目
外部リンク
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