ロボット養成学校編の登場人物
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「ザ・ドラえもんズ スペシャル」の記事における「ロボット養成学校編の登場人物」の解説
先生 ドラえもんズのクラスの担任教師ロボット。外見、性格共にのび太達の先生によく似ている。バカ騒ぎを繰り広げるドラえもんズに頭を抱えている。『2112年 ドラえもん誕生』でも先生似の「きびしいロボット先生」が登場したが、本作ではよりのび太達の先生に近いデザインとなっている。 ドラクロ ドラえもん達のクラスメイト。暗い性格で目立たない存在であり、人気者の王ドラを妬んで「アベコベチップ」を使った事件を起こしたが、アベコベチップで頭脳明晰になったドラリーニョに諭されて改心した。しかし元に戻ったドラリーニョに忘れられてしまった。短いヒゲが三本なのは彼のみである。 後にドラリーニョの所属するサッカー部に入った模様。 デキ丸 クミという女の子の世話をしているお世話ロボット。病気で入院している最中にクミが寂しくならないように、ドラえもんズがデキ丸のコピーロボットを作るが、それが元で騒動が起こる。 ミヨ子 寺尾台校長の孫で、外見は何一つ似ていない美少女。サッカーをすればドラえもんズが翻弄されるほどに運動神経が良い。突然変異した新種のウイルスに侵され、命の危険にさらされるが、ミクロサイズになって体内に潜ったドラえもんズに救われる。 ミニドーラ マタドーラが学年誌「ロボ学四年生」の懸賞で当てた「二世たん生セット」から誕生した子供ロボット。マタドーラの愛情を受けて育つが、最後は同じ二世たん生セットから生まれたティラノ二世(親のティラノロボがスパルタ教育を施した所為で狂暴化した)からマタドーラを守るために自爆した。その回路は「よい子回路」と名付けられて新しい二世たん生セットに組み込まれたが、それから生まれた二世ロボは突然居眠りする癖が付くようなった。 シンドラバッド ドラえもんズの先輩で、養成学校を一位の成績で卒業した秀才。ドラメッドが全く太刀打ち出来ないほどの魔術の腕を持つ。 バグー 古代神殿に祀られている眠りの神。神像に向けて見たい夢を祈るとその通りの夢が見られると言われている。言い伝えだけではなく実際に存在するのだが、それ故に祈り方を間違えると永遠に覚めない眠りについてしまう可能性もある。なお、本来の姿は神像とかけ離れた頭身の低い姿である。本人曰く、神像は人間が勝手に作ったものとの事。 一本杉 養成学校の裏山にある一本杉。裏山の開発計画に反対したドラえもんズが植物自動化液で動けるようにしたもの。「おいどん」「-でごわす」と言った鹿児島弁で話す。ドラえもんズと親友になるが、腐った植物自動化液を誤ってかけた為に動き出した木々を止める為、自分もろとも中和剤を浴びて元の杉に戻る。 別のエピソードで空気砲で倒されてソリ替わりに使われたこともある。 悪魔 ドラリーニョが見つけた本から興味本位で呼び出した悪魔。本編に登場した時空間生物とは違い、こちらは黒魔術で呼び出すオカルト的な悪魔である。ドラリーニョの魂を抜き取ろうとするも、ドラえもんの作戦に騙されて地獄に去る。しかしその事を忘れたドラリーニョにまた召喚されてしまった。 グレイ 養成学校一の乱暴者の狼型ロボット。パワーに加え、卑怯な手段を好む。カンフー大会で王ドラを戦い、「最強マイク」で自分を際限無く強化するも、そのパワーに身体が耐え切れず敗北する。 ネズミロボ学園の生徒 料理コンテストに出場したネズミ型のロボット達。卑劣な性格で、ドラえもんズを妨害するばかりか、味が良くなる「味のもとのもと」を使って優勝しようと目論む。しかし審査員に道具を使った事を見抜かれて失格となる。後にその腹いせにマタドーラとキッドが仲違いするように仕向けるも失敗する。なお、再登場した回の雑誌掲載時は「ネズミロボ学園」ではなく「悪党学園」と表記されていた。 エル・王キッドニコフリーニョえもん三世 寺尾台校長が造った世界最高のお世話ロボ。ドラえもんズ全員の能力の更に十倍を詰め込まれており、外見もドラえもんズ全員を合わせたようなもの。(当時のドラえもんがキッドの帽子と空気砲、王ドラの拳法着、ドラリーニョの下半身、ドラニコフのマフラーと耳、マタドーラの首飾り、ドラメッドのターバンを身に着けた姿)。スポーツ万能、頭脳明晰で魔術もお手の物だが、欠点も全員分の十倍を持っており、もしドラニコフ同様に変身してしまうと「巨大な狼男になって空気砲を乱射してカンフーとサッカーで暴れる」と言う凄まじい事になってしまう。最終的には王ドラにマタドーラの欠点の一つ(シェスタ)を見破ったことでビッグライトで大きくした布団で眠りについた(王ドラも「これで当分目は覚まさないでしょう」と言っていた)。この時校長は「こいつらを元にしたのは間違いだった」と呟いていた。 てらお屋のマスター 寺尾台校長の弟で、大翼海岸の海の家「てらお屋」を経営している老人。校長曰く「ワシに似てナイスガイ」。アメリカかぶれの口調で話し、何故かカッとなる度にかき氷を食べて頭痛を起こす癖がある。 ウシオ 大翼海岸でサーフィンをしている少年。乗り手の精神の波長と波の動きをシンクロさせる「サイコボード」を使う。三年前にサイコボードの開発者である父(てらお屋のマスターの弟子)が伝説の高波「ビッグウイング」に挑戦するも、そのサイコボードの事故で帰らぬ人となる。以来、父の夢を叶える為にサイコボードでビッグウイングを攻略する事を目指している。
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