ルクシオール
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「ギャラクシーエンジェルII」の記事における「ルクシオール」の解説
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ルクシオール
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Luxiole 艦長:タクト・マイヤーズ(ギャラクシーエンジェルII「絶対領域の扉」)→ココ・ナッツミルク(ギャラクシーエンジェルII「無限回廊の鍵」) 副官:なし(事実上はココ・ナッツミルク)(ギャラクシーエンジェルII「絶対領域の扉」)→タピオ・カー(ギャラクシーエンジェルII「無限回廊の鍵」) エルシオール(上記)と同じく紋章機の母艦であり、紋章機ではない。本艦は空母であるエルシオールと違い、エルシオールのノウハウやEDENの技術を結集して造られた新造「戦艦」である。エルシオール同様に艦内施設は充実しており、銀河展望公園、コンビニ、トレーニングルーム、シミュレータールームなどエルシオールにあった施設以外にもブリーフィングルーム、レクリエーションラウンジ、ピロティなどの新たな施設が追加されている。医務室の強化が行われておりエルシオールに比べて本格的な医療設備が搭載されている。ブリッジに直通エレベーターが追加され、エンジェル隊の移動が容易になった。また「永劫回帰の刻」において新たに視聴覚室が増設され、小規模な映画館として機能していた。艦自体の火力は戦艦を謳うだけあってエルシオールを上回るが、逆に防御力ではエルシオールには劣るとされている。 エルシオールすら上回る機動性とスピードを備えた高速艦であり、エルシオールの2倍以上の速度で巡航できる上に、最大出力ならさらに速度を上げられる。狭い突堤を通り抜けたり、船体を短時間で180度反転させるなどの高機動性を誇る。 センサー能力に優れ、各種センサーを搭載。国家規模の天文観測装置にすら匹敵しうる特A級のセンサーすら装備する。これにより本来は観測が困難とされる、微細な重力波の波長を観測し、次元間移動の際に発生する特定波長の重力波を予兆波と呼び、これをサーチすることで「無限回廊」が現れる時間と場所を推測できる。また宇宙空間から惑星上の人間の生命反応をスキャンし約33億人を数えている。 これほど巨大な艦でありながら大気圏内を飛行可能。大気圏離脱・突入すらこなす。巨大で大質量な艦であるルクシオールが地上に着陸した時にカズヤがEDENの技術力の高さに驚愕していたほどである。 艦中央部に格納庫を持つ。左右の両舷と船体前上部の甲板にハッチがあり、クレーンで吊り下げられた紋章機は両翼または甲板にそって移動、発進する。「絶対領域の扉」ではNEUE製紋章機であるRA-000からRA-005の6機を艦載していたが、ルクシオールの格納庫には7機分のスペースがあることから、7機目のRA型紋章機の登場が噂される原因の一つとなった。ギャラクシーエンジェルIIの2作目である「無限回廊の鍵」以降、7機目としてホーリーブラッドを、8機目としてRA-006を新たに艦載し、一時は8機の紋章機を運用していた。ホーリーブラッドはRA-000の下になる床に置かれていた。永劫回帰の刻ではホーリーブラッド改がさらに追加された模様。その他にシャトルが複数機搭載されているのが確認できる。 ブレイブハートのみ中央に専用のドックを備え、移動用のエレベーターもある。ドックの両脇にグラップルアームが設置されており、床のレールラインに沿って移動、これにより紋章機を支持しフルメンテナンスなどを行う。 ディバイドシーケンスにより、身軽さに優れる主翼部と速度に優れる艦底部の2隻にわけて艦を運用可能。タピオのVチップ能力によりさらに主翼部と艦艇部、2基のクロノ・ブレイク・キャノンを操縦するウルトラ・ディバイドシーケンスが可能。艦艇部とクロノ・ブレイク・キャノン、主翼部とクロノ・ブレイク・キャノンという変則的な合体も可能である。 ルクシオール内のルーンエンジェル隊員の私室のデザインは、各隊員を担当した声優が行っている(『ピャパプピーペンピェぷ〜ん』より)。 EDEN軍の所属艦であるが、その乗組員にはルーンエンジェル隊の隊員をはじめ、NEUEの人が数多く採用されている。 「無限回廊の鍵」からは、所属がトランスバール皇国からUPW所属に移転される。 Vチップと呼ばれるシステムを搭載しており、ヴァル・ファスクの能力により艦全体システムの直接操縦が可能となる。複数の艦を分離しつつ遠隔操作することすら可能。 「永劫回帰の刻」において、敵の捨て身の体当たりにより艦艇部が大破。しかしすでにルクシオール級の2番艦が建造されていたために、その艦艇部を使いルクシオールを修復した。同型艦と言っても改良されていたため結果的にルクシオールはさらに性能が向上している。 また「永劫回帰の刻」において、フィールド・キャンセラーを搭載されたために、逆位相の時空波の放出によりエネルギーキャンセルによる動力波停止攻撃に耐えられるようになった。 これほどまでに巨大な艦でありながら、作中カズヤやエンジェル隊は主翼部内だけで行動しているために艦底部の構造は謎が多い。作中確認されたのは最下層のゴミ収集所、セカンドブリッジ、機関室、エアロック、各種通路、中央ホール、搬入口のみである。搬入口は直径30mと巨大で外観から確認できるほど大きい。艦艇部に脱出ポッドが搭載されているようである。 全長100m以上にも及ぶ巨大なドライブナセルを4基装備している。ドライブナセルには複数の大パネルと小パネルが収納されているようである。クロノドライブ時にはアームが上下しフタが開いてこれを展開するが、どのような機能があるのかは現時点では不明である。 トランスバール暦414年 新造戦艦建造計画発動 トランスバール暦416年 新造戦艦建造計画終了 「ルクシオール」就航。艦長にはタクトが就任する。 諸元 全長 996.78m 武装レーザー砲 両翼に4門ずつ装備されている砲。無論、下記のデュアル・クロノ・ブレイク・キャノンの威力とは較べるべくもないが、よほどのことが無い限りそちらは使用されない(普段は取り外されている)ため、こちらを主砲としている。 対艦ミサイル 対艦バルカン デュアル・クロノ・ブレイク・キャノン ルクシオールの主砲。連装式のクロノ・ブレイク・キャノン。完成が遅れたため、当初は装備されていなかった。これ単体でも星間航行能力を持つが、ルクシオールと合体しなければクロノ・ブレイク・キャノンとして使用することはできない。本体左右の両翼に装備する。なお、このデュアル・クロノ・ブレイク・キャノンを装備した状態を「キャノンモード」と称している。製作者はノア。「絶対領域の扉」においては、1射でエルシオールのクロノ・ブレイク・キャノンすら防いだ影の月の防御フィールドを貫通し、影の月自体を破壊するという威力を見せた。なお、この時は緊急的に急速チャージを行った為、最低限の電力を残して艦全体のシステムを停止させる必要が生じた上に、1射で使用不能となった。また、「無限回廊の鍵」においても、絶対的な防御フィールドを破るが、このときも発射と同時に敵の攻撃を受けたため、1射で使用不能となっている。 主翼部と艦底部、二つの機関室は非常に近く上下対称でレイアウトされていて、太いエネルギーラインで繋がっており、ディバイドシーケンス及びキャノンモードを同時実行した場合、ここからDCBCにエネルギーを送出する。 「永劫回帰の刻」においては艦艇部と主翼部にそれぞれ分裂したデュアル・クロノ・ブレイク・キャノンを合体させ、複数方向から限界を解除したデュアル・クロノ・ブレイク・キャノンを発射する「デュアル・クロノ・ブレイク・キャノン・アンリミテッド」により敵の弱点を突き、通常のデュアル・クロノ・ブレイク・キャノンすら耐える強敵を打ち破った。 小説版では登場していない。
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