ベルファルド・コーポレーション
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「宇宙一の無責任男」の記事における「ベルファルド・コーポレーション」の解説
イーサン・ベルファルド・タイラー シリーズスタート時は21歳。エドの次男の結婚相手の連れ子。実はタイラーの細胞から作られたクローン。 性格は大人しいが正義感が強く、タイラーのクローンだけあって戦略にも長ける。タイラーの策略「銀河三分の計」により「ベルファルド・コーポレーション」という企業国家を成立させる。性格はアニメ版のタイラーを元にしている。自分もまたクローンを作り、後継者としている。 チッコリーナ ベルファルドの妻。タイラー家を出たベルファルドが勤務していたSIM社(スミハラ・インダストリー&マティリアル社)の同僚。その会社が倒産後障害者達と立ち上げた会社を共に支え続けた。彼との間に一男一女。 ハルミIV ハルミシリーズの後継機。ベルファルドのサポートを続けるが、部品等の関係から彼女以降の製造は不可能。 エッソ・ケーゼギンク ドミンの大学の同期。冶金学(超合金理論)を専攻。わずか14歳で博士号を取得するぐらい優秀。しかし若すぎることがネックとなり「労働基準法に引っかかる為」と企業に拒まれ続けていた。そこで障害者も分け隔てなく受け入れるベルファルドの会社に就職する。姓をよく間違えられる。 セイジューロー・キタグチ タイラーファミリーの1人として活躍したドクター・キタグチの子孫。スズミ閥が席巻する医師会に嫌気が差し、TAC社の嘱託医師となる。病院船「安宅」勤務となったことが縁でベルファルドと知り合い、「会社」へと参加した。やはり酒豪だが腕は確かで、難しいと言われたドミンの手術を成功させ、会社の「国家」としての成立を可能にさせた。 あまりにも「先代」に似過ぎているので、彼もまたクローンではないかという説もある(というより、自ら疑っている)。 ナ・バァム・ドム ル・バラバ・ドムの子孫。当初は帝国でバグジーに忠誠を誓っていたが、惑星プロテックス近傍の戦いでベルファルドに完敗、さらに死刑にされそうなところをベルファルド(正確にはハルミIV)によって助け出され、「自分を信じて艦隊を預けてくださった皇帝陛下に会わせる顔がない」とベルファルド・コーポレーションへの「残留」を決意した。無論バグジーに対する忠誠は些かも衰えていない。 レーゲルフ ナ・バァム・ドムの副官。万事において控えめだが、これ以上ないほど有能な副官でもある。ベルファルドに敗れ、脱出艇にて追撃から逃げ回っていたドムにベルファルドを頼るよう進言した。 アンリ・ゴドー・ナンジェッセー スレイの兄弟姉妹たちである試験管ベビーたちの中でも特別な扱いを受けていた男。「決定的瞬間に偶然居合わせる」という特殊能力を持つ。ゴシップ誌の記者としてベルファルドの前に姿をあらわす。 スレイ抹殺の任務に失敗した後、組織から自分に関するあらゆる痕跡を消されたせいで生活できなくなっていたところをベルファルドの会社に拾われ、以後会社の後ろ暗い部分を担う存在しない役職「特務部長」となって会社の躍進の裏の立役者となる。その後能力を使ってバァム艦隊旗艦に乗り込み、ベルファルドの奇策に敗れ爆発する艦からの脱出を拒み、死亡する。 ノボル・ヤマシタ もとSIM社の工場長。業績を上げるために恒常的に従業員達に暴力を振るっていたが、それを指摘したベルファルドに仕事を取られそうになり、精神に異常をきたしたあげくキミコを殺害、有罪となる。出所後、前科者を雇おうとしない社会の中で、キミコを殺した自分を雇っただけではなくもとの工場長の地位につけてくれたベルファルドに感激し、彼のために正義の武器を作ろうと心に決めた。 ウンベルト・グロッシ TAC社私設艦隊「アポフィス」の二等機関卒。ベルファルドによって、その場で機関長に昇進。「謎の敵」からの襲撃を、奇策をもって撃破したベルファルドに心酔し、そのままベルファルドの部下となった。 ブルーノ・リュンツラー TAC社私設艦隊「アポフィス」の戦闘班員、一等卒。ベルファルドによって、その場で砲術長に昇進。「謎の敵」からの襲撃を、奇策をもって撃破したベルファルドに心酔し、そのままベルファルドの部下となった。 フランク・マコト・ロイド TAC社私設艦隊「アポフィス」の下士官。もとはTAC社の子会社の、さらに孫会社の倉庫番だった。旗揚げと称してウンベルトとブルーノを誘ってTAC私設艦隊隊員となる。安直かつ行き当たりばったりな性格で、安全だという宣伝に乗せられただけで命を賭ける気概は皆無、なんとか助かろうとするベルファルドらを罵倒してやる気を削いでいくが、看護婦に殴打されて泣き崩れる。その後、「マコト」という名を気に入ったベルファルドの副官に任じられる。 オーガスト・バトラー 重巡洋艦「耳成」艦長、30代半ばで肥満気味ではあるが精悍な顔立ち。もと惑星連合宇宙軍中佐だったが「会社」の主旨に賛同して「転職」した。 タン・ホンロン 重巡洋艦「耳成」副長。艦長より若く婚約者もいたが、「耳成」と「蝦夷」の白兵戦にて額を撃ち抜かれ死亡。 サン=ルイ・ルナール 電子関係でエッソの補佐をする若手社員。背が高く唇が薄く無表情で何を考えているか分かりにくい。有能なためエッソの推挙を得て係長に昇任した。「コンピュータにこそ神が宿る」というコンピュータ神学の信徒で、アンドロイドでありながら感情を持つに至ったハルミIVをマドンナとして崇拝している。コラージュにも天才的な才能があり、3D動画のアイコラ作成が可能なのは自分だけと豪語している。 「耳成」と「蝦夷」の白兵戦に参加し、タイラーとの面会もはたす。その後ドミン狙撃犯のモンタージュを作成した。 フリント・ベルファルド ベルファルド・コーポレーション第5代社長、イーサン・ベルファルドのクローン。ナッソー、ギームという天才に伍する人物と評される。 タイラーらによって築かれた三国を統一しようとする野望に燃えていた。 マット・ケーゼギンク 父祖4代にわたって会社に仕える青年。やはり上司からファミリーネームを間違えられる。 サマン・チュリアカーン ハルミとの不倫によって会社に「とらばーゆ」してきたプラティープの曾孫。自身も有能な弁護士。帝国による戦艦デザイン盗用を裁判にて争うことになる。
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戦艦「エクシード級」 物語のエピローグに名前だけ登場した新型戦艦。バグジー・スレイ帝国の戦艦にフロントグリルのデザインを盗用された。 戦艦「ドローメIII」 ベルファルド・コーポレーションに「残留」したバァムに与えられた戦艦。惑星カナンにてバグジーとノーイの結婚式を衛星軌道上から警護した。 重巡洋艦「耳成」 ベルファルド・コーポレーションによって建造された最新鋭巡洋艦。ジャスティ・ウエキ・タイラー率いる艦隊との決戦に先立ち完成。ベルファルド艦隊旗艦として戦いに投入された。
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