バグジー・スレイ帝国
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「メイフラワー」号 ラアルゴン原理主義者たちの手を逃れ、惑星セランテへ移動するためにベルファルド・コーポレーションに作成を依頼したコンテナ船。16のコンテナと接続部、コクピットとエンジン部に分かれる。コンテナの1つに分子破壊砲が搭載されている。 出航時は特に船名はなかったが、バグジーの境遇に好感をもつ人たちから「新天地へ向かって進む船」として誰からともなく「メイフラワー号」と呼ばれるようになった。 戦艦「アグリッピナ」 ドン・レオ・スレイ艦隊の旗艦。 戦艦「ドローメII」 バグジー=スレイ帝国におけるドム艦隊旗艦。惑星プロテックス近傍宙域においてイツマ艦隊を壊滅させたものの、ベルファルドが指揮する「そよかぜII」によって艦隊ごと消滅した。 戦艦「ガルガローメ」 惑星スタナム近郊で消息を絶ったベルファルド搭乗の輸送船を捜索するためスレイが乗り込んだ戦艦。惑星デアウラ上空でイツマ率いるTAC社私設艦隊に撃沈される。 潜宙艦「ビライバーII」 連合より脱走し「亡命」した「ビライバー」を改装した潜宙艦。攻撃力および航続力が飛躍的にアップした。かつての潜宙艦「伊-八〇〇」とは違い、亜空間に潜行できる。 潜宙艦「マツブッシーII」 バグジー・スレイ帝国に参加した経緯および改装の内容はビライバーIIと同様。 潜宙艦「コリドラス」「プレコ」「ロリカリア」「オトシンクリス」 ブルミン提督率いる第1潜水艦隊所属艦艇群。性能諸元はビライバーIIと同等。 潜宙艦「グラスキャット」「シノドンティス」「レッドテール」 ベルグマン提督率いる第2潜水艦隊所属艦艇。性能諸元はマツブッシーIIと同等。
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バグジー=スレイ帝国
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ドン・レオ・スレイ シリーズスタート時は21歳。ある施設で育った孤児だが、その施設で生まれた子供達は皆タイラーの冷凍保存された精子から生まれた試験管ベビー。つまり彼はタイラーの「息子」に当たる。 気が荒く、警察のお世話には何度もなったが情には厚い。そのため銀河を裏で支配する(実態はタイラー一族のダークサイド)組織「エグゾゼ・カンパニー」に身を置きながら他のメンバーから煙たがられる存在となっていた。刑務所から早く出所できる手配をしてくれたバグジーの境遇に同情して彼をつれて出奔、惑星セランテを拠点にバグジー=スレイ帝国を立ち上げ、執政官となる。バグジーからは父に次ぐ者として「亜父(あふ)」と呼ばれる。 バグジー・マローン・ウエキ・タイラーV世=ノワール・ド・エル・クラン・ライクン エドの娘の一人息子であり、アザリンの曾孫にあたる。通称バグジー。タイラーの120歳の誕生日パーティーが行われたビルで偶然スレイと出会い懐く。 スレイが出所して間もない頃に皇帝だった父と母を事故で亡くすが、皇室にこれ以上の地球人の血が入ることを恐れるラアルゴン原理主義者たちにより皇帝への即位を拒まれスレイと共に出奔、帝国を立ち上げバグジー1世として即位する。 ノーイ・ライオネス・スレイ 初登場時は11歳。惑星イサーンでスンヴィーチャイに買い取られ、スレイの世話係としてあてがわれる。スンヴィーチャイの行動に激怒したスレイは彼が大事に飼っていたアロワナを殺して逐電、彼女を自分の養女として育てる。 皇位を巡って不安定な状態にあったバグジーの元にスレイからの使者として現れて以来彼と懇意になり結婚する。 プラティープ・チュリアカーン スレイの片腕。エグゾゼカンパニーの弁護士のような立場にいた。アキヅキとは大学の同期。弁護士としての腕は互角。 惑星イサーン出身で、イサーン料理とムエタイの達人でもある。 バグジー=スレイ帝国では宰相を務めるが、後年ベルファルドの娘・ハルミと不倫関係に陥り、ベルファルド・コーポレーションに亡命する。 ユーリア・ヒープ ドミン達の大学の同期。量子力学を専攻。容姿に自信がない(実際には「磨けば光る」ことが後に判明する)代わり、才能でのし上がろうと当初はイツマの会社の面接に臨むが彼女の逆鱗に触れ不採用、スレイの元へ走る。 名前の由来はユーライア・ヒープ。[要出典] スリチャイ・ソーンキット プラティープとは腐れ縁のイサーン軍人。エグゾゼ・カンパニーに身を置いていたが、スレイと出会ってからは彼に加担する。バグジー=スレイ帝国では軍務次官・参謀本部長を務める。 ランスロット・ルメイ カールソン殺害によって刑務所に送られるスレイの護送車に同乗した殺人犯。強力な死刑廃止論者だった父を嫌悪し、その面目を潰すために父を殺害した。催眠術による精神鑑定を得意とし、スレイに襲い掛かったTTBたちの心の闇を見抜いた。バグジー=スレイ帝国では内務大臣を務める。 デミ・クックマイヤー ランスロットの大学時代の友人。専門は経済学。金儲けの達人で、クックマイヤーの存在によってスレイらの経済状況は劇的に上昇した。スレイからは「名前が長い上に呼ぶ時に腹に力が入らない」という理由で「クマ公」と略されていた。バグジー=スレイ帝国では財務大臣を務める。 アントン・ブルミン もと惑星連合軍人。潜宙艦「ビライバー」艦長。艦長以下乗組員全員が生粋のゲイで、その性癖のため軍上層部から忌避を買って辺境であるセランテ近辺に左遷された。のちに「メイフラワー」撃沈の命令を受けるもベルグマンの説得を受け帝国に帰順、潜宙艦隊を率いる提督となる。 自称「気のいいゲイ」で、自分たちのパーティーにスレイを誘ったものの断られた。これにより、「スレイが挑戦を受けながら逃げたエピソード」の当事者として名が残った。 ジョナサン・ベルグマン もと惑星連合軍人。潜宙艦「マツブッシー」艦長。艦長以下全員がニューハーフで、普段はドロシーという偽名を使っている。そのため軍上層部に嫌悪され、惑星セランテ近郊に追いやられた。のちに「メイフラワー」撃沈の命令を受けるもバグジー1世を真の皇帝と見て命令拒否、ブルミン指揮下のビライバーを説得してベグジー=スレイ帝国に帰順した。のちに第2潜宙艦隊提督となる。 ブルミンにいわく「性格最悪のニューハーフ」。両親が女児を望んだのに男児が生まれたため、女として育てられた。変声前に去勢されているので声は高いまま(カスティラート)。 ギーム・パンセラ・スレイ エピローグに登場、通称ギーム。23歳。帝国執政官にして艦隊司令官。司令官としての能力は比類なきものだが、ナッソーと戦う時は引き分け以外の結果が出ない。「掛け値なしの天才の一翼」としてフリントを警戒する。 メット・ソーンキット スリチャイの孫、実直そうな初老の男性。ソーンキット家の使命は戦場でスレイ家のサポートすること心得ており、ギーム、ギームの父、ギームの祖父と3代にわたって戦場にありつづけた。その上でギームに「ようやく、心から補佐しがいのある提督に巡り合えた」と語った。
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