改装の内容
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/11 08:35 UTC 版)
共通内容 アングルド・デッキの装備 艦首部を甲板と一体化(エンクローズド・バウ化) ミラー・ランディング・システムを導入 Mk.7アレスティング・ギアの装備 第一航空管制室を艦橋後端に移設 空調設備の設置 艦ごとの差異 SCB-27A改装を受けていた艦のみ、飛行甲板後方のエレベータ(第三エレベータ)を甲板上から右舷デッキ端に移設(SCB-27C改装では既に実施済み) カタパルトについてはSCB-27C改装で蒸気式のC-11が導入されていたが、SCB-27A改装対象艦は能力の劣る油圧式H8のままで結局更新されなかった(カタパルト機器室の容積不足により)。 「ハンコック」「イントレピッド」「タイコンデロガ」は第三エレベータの位置が若干後方であり、この三艦と「オリスカニー」は飛行甲板前方のエレベータ(第一エレベータ)の面積が拡大され五角形となった(大型機に対応するため)。なお、第一エレベータの拡大については「シャングリラ」「レキシントン」「ボノム・リシャール」も追加で実施している。 「オリスカニー」はSCB-125改装を最後に受けた艦であるが、飛行甲板の素材にアルミニウムを導入、カタパルトを油圧式H8から蒸気式改良型のC11-1に、アレスティング・ギアをフォレスタル級と同じMk.7-1に更新するなど、さらに充実した内容となった(本艦の改装のみ「SCB-125A改装」と呼ばれる)。
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