改装についてとは? わかりやすく解説

改装について

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 17:36 UTC 版)

ガトー級潜水艦」の記事における「改装について」の解説

艦橋構造水上兵装改装タンバー級以前の艦でのものと比較すると、多種多彩な改装実施されている。特に、水上兵装に関して統一され改装はなく、艦によって装備兵器等にバラきがある備砲換装に関して前述のように、当初搭載の3インチ砲が乗員に「豆鉄砲」と揶揄されたことから4インチ砲に換装されたが、旧式砲かつ狭い潜水艦上で運用にやや問題があったため、新たに大型艦高角砲改造した潜水艦用のMk40型5インチ25口径砲が開発された。 戦争押し詰まった頃には前部後部双方に砲を搭載する艦も現れ、「潜水砲艦」などと自称する艦もあった。機銃も、エリコンFF 20 mm 機関砲加え戦争中以降タンバー級以前では搭載されなかったボフォース 40mm機関砲搭載されようになったエリコンFF 20 mm 機関砲に関しても、単装に加え連装のものも搭載されようになった基本的に前部20 mm 機関砲を、スペース余裕のあった後部大型の40mm機関砲搭載する場合多かったが、逆に搭載した艦もある。 さらに任意13 mm機銃などを搭載したほか、戦争末期にはロケット砲搭載する艦も出現した前後に砲を搭載し、40mm機関砲前後装備した艦の火力護衛駆逐艦のそれに匹敵した。ただし、こういった艦の出現終戦直前集中し、その威力存分に発揮する機会はほとんどなかった。 砲や機銃配置に関しては、絶対的なガイドラインがないこともあり、結局は戦訓艦長好みなどによって決まるケース多かったようである。また、機銃は対航空機用として搭載されたのは言うまでもないのだが、実際に航空機ではなく特設監視艇などの、魚雷を使うまでもない、あるいは魚雷を使うには的が小さすぎる相手に対して猛威振るった戦後バーブデイスの二隻のみ潜水艦推力増強計画対象となった

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改装について

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 16:43 UTC 版)

五十鈴 (軽巡洋艦)」の記事における「改装について」の解説

1944年改装では九六式25mm連装機銃2基という対空兵装から、前述のように八九式12.7cm連装高角砲3基6門、九六式25mm3連装機銃11基、単装25mm機銃5基、単装13mm機銃8基と対空兵装増備され、対空能力飛躍的に向上したまた、電波兵器21号電探対空用)が艦橋上に、22号電探(対水上用)と13号電探対空用)が後部マスト装備され残っている写真から13号電探装備レイテ沖海戦には間に合わず海戦後装備されたと考えられる)、対潜兵器水中聴音機爆雷投射機など新式のものが装備された。なお、低下した水上戦能力を補うために後部の2基の八年連装魚雷発射管が九二式4連装魚雷発射管への転換行われ、これにより酸素魚雷発射能力得た前部の2基の発射管撤去されてウェルデッキは廃止され兵員室に充てられた。

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