水上用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 04:44 UTC 版)
「モスラ (架空の怪獣)」の記事における「水上用」の解説
水上用には、当初丸太を用いたものが用意されたが水に浮いてしまうため、重りを入れた金属製の骨格にスポンジを貼ったものが用いられた。昼間の海を進むシーンは、東宝撮影所の大プールでの撮影のほか、馬入川でヘリコプターによる空撮も行われた。大プールの撮影では、飯島周次郎が考案した、ダンプカーの油圧シリンダーを改造した上下動装置を用いている。この装置は、油圧のままではプールの水に油が浮いてしまうため、中を水に変えて外部から空気圧をかけるかたちとなっており、中の水が抜けるまで7回ほど上下可動が可能であった。操作は模型電飾の鈴木昶が行い、プールを移動する幼虫と並行して走るジープの上からワイヤーで操作した。
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