弓張学園関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 15:02 UTC 版)
正田 明(まさだ あきら) 弓張学園内にある教会の神父。春休み前に倒れ、弓張総合病院に入院している。高齢なこともあり、本来なら代わりの神父が派遣されてくるのだが、明石姉妹の強い希望と校長の口添えにより、先送りにされている。 かつて弓張学園で非常勤講師をしていた草薙健一郎と面識があり、その時に教会の改装について健一郎と話しており、健一郎のデザインの元に正田が希望していた改装が行われた。 その後健一郎が辞職(実質的解雇)されたため、内装の改装と共に描かれる予定だった、外装にあたる壁画「櫻達の足跡」が完成する事はなかった。正田は健一郎に、いつかこの仕事をやり遂げるために戻って来ると聞かされていたが、皮肉にも正田は、死期が近くなって入院した健一郎と、病院で再会する事になった。 正田は「櫻達の足跡」の図面を健一郎より手渡されており、自分に会いに来た直哉に渡している。またそれ以前、教会の建築についてよく話すようになった明石亘に頼み込まれて、彼にもその図面を見せてコピーを渡しており、明石が「櫻達の足跡」を作り上げようと思う事になった。 村山(むらやま) VI章で登場。弓張学園の理事のひとりで、ゼネコンからの出資者。ブルバギを使って「櫻達の足跡」の改変を主導する。その時、かつて「櫻達の足跡」を完成させた直哉が妨害してくるのではないかと圧力をかけ、警戒する。 井上(いのうえ) VI章で登場。弓張学園の理事のひとりで、弓張総合病院からの出資者。村山が勝手に主導して行った「櫻達の足跡」の改変を快く思っていなかった。そのため直哉主導による、さらなる仕掛けを認めて協力する。
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