蒸気式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 21:00 UTC 版)
蒸気を利用して加湿する方式である。制御が簡単であり、加湿の効率が良い。 湿度とともに温度を上昇させるため、内部発熱の大きな用途には不向きである。 蒸気配管式二重管式:ボイラーで発生した蒸気を二重管内に吹き込み不純物や水滴を分離し、水分だけを機器内に吹き込むもの。 間接式:ボイラーで発生した蒸気の熱で純水器で水処理した水を蒸気発生器で清浄な蒸気に変換し機器内に吹き込むもの。 電熱式:水を投げ込み型電熱器で加熱し蒸気を発生させる方式。電力を用いて蒸気を発生させるタイプでは制御性に優れる。消費電力が大きい。パン型加湿器:空調機に組み込まれた小型の電熱式のもの。 電極式:水に交流電力を通すことで水自体を発熱させ、蒸気を発生させる。 マイクロ波式 : 電子レンジの原理を用いて水を蒸発させる。 燃焼式 : プロパンガスやカセットガス、または灯油を燃料とする方式。超音波式のようなカビの心配もなく、電熱式のように光熱費も高くないのがいいとされる。但し灯油・ボンベなら補充・交換が、都市ガスなら配管が必要になる。[要出典]
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