戦闘班
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/04 00:31 UTC 版)
巻緒 慎也(まきお しんや) 声 - 板倉光隆 戦闘班主任。雑務を全て行正に任せているらしい。自身の影を立体化させて操る呪現化能力者。武光や轟といっしょにいることが多い。影はものに触ることができ、糸や紐のように形を変え、木を持ち上げられるほど。実戦時には妖を影で動きを止めるなどサポートをしながら仲間に指示を出す。烏森に派遣される裏会総本部の人間を追い出すために、武光、轟らと共に烏森に派遣される。 アニメ42話にて原作に先駆けて名前が判明。アニメでは「影使いの巻緒」と自称している。 志々尾 限(ししお げん) 声 - 宮下栄治 幼少時代:田中真弓 14歳。妖混じりの統合型。結界師補佐役として烏森に派遣され、烏森学園中等部2年1組に編入する。 幼少時から近所の子供たちや暴力的な実の兄たちからいじめ(虐待)を受け続け、その抵抗のためにふるった暴力のせいで両親に疎まれるも、唯一姉の涼のみが優しく接していた。その後、妖混じりとしての能力が目覚めて近所の子供や兄たちを傷つけてしまい、それが原因で限の裏会入りを両親が決め、涼が承認したことで自分が皆から拒絶されたと思い覚醒。翡葉をあっさりと倒し、自身を心配して追ってきた涼を傷つけてしまう。その後、墨村正守と交戦し、裏会に連れて行かれる。そして体に妖混じりの能力を制限する炎縄印を刻まれ、夜行に入った。 以上のような経緯により、妖混じりである事にトラウマを持つが、同時に自らの能力が存在意義となっている。人付き合いが苦手。常にそっけない態度をとり、夜行の中でも学校でも孤立している。ただし、一部の女子からは人気がある。本来は真面目で思いやりがあり、純朴な少年。良守には苦手であるにも関わらず甘いものを食べたり、時音とは仲良く見えると発言するなど、不器用ながら優しい一面を見せる。自分が特別な存在ではなく生きていける世界を示してくれた正守を尊敬しており、正守も使命がなければ生きられない限を理解しており、限の成長に必要な任務を与えていた。裏会入り後、涼は何度も手紙を送るも限は手紙を受け取りを拒否しており一度も開けていなかった。正守は限の心の整理がついたら渡すつもりだったらしい。 黒芒楼の最初の烏森への総攻撃の際、牙銀の圧倒的な力に完全変化を決意する。そのとき、良守の言葉で心の迷いがなくなり、完全変化を遂げても自分を保つことができた。そして良守や時音と共に牙銀を追い詰める。しかし、後一歩の所で火黒の奇襲によって致命傷を受けて死亡してしまう。このことが良守の黒芒楼打倒への思いを強くさせた。 後に真界で良守によって出現し、宙心丸の遊び相手となるよう頼まれた。 白道(はくどう) 声 - 樫井笙人 剃髪の細身の青年。月刃(げっぱ)という、皿状のカッターを生み出して飛ばす能力を使う(一度に複数放つことが可能だが命中率は悪い)。黄道とよく行動を共にしている。夜未が裏会を裏切ったときには冷酷とも言える言葉を言った。ただ、11巻以降そういう姿は見られない。能力故か、座禅などの精神修行が多い模様。良守と閃を救出するための黒芒楼へ行くメンバーに選ばれるなど、正守からの信頼が厚い。総本部に勤めており、普段はそこで暮らしている。総本部襲撃で日永に支配され支配下に置かれた。 黄道(おうどう) 声 - 奈良徹 剃髪のがっしりした体型の青年。炎陽玉(えんようぎょく)という、当たると大爆発を起こす巨大な光球を生み出して飛ばす能力を使う。炎陽玉が連発ができない故か白道と行動を共にすることが多い。炎陽玉を遠くに飛ばすため、実戦時には仲間が炎陽玉を棍棒や刀などで打つことが多い。能力故か、座禅などの精神修行が多い模様。11巻では(こうどう)と誤植されている。良守と閃を救出するための黒芒楼へ行くメンバーに選ばれるなど、正守からの信頼が厚い。白道と共に総本部に勤めており、普段はそこで暮らしている。総本部襲撃で日永に支配され支配下に置かれた。 八重樫 大(やえがし だい) 13歳。異能者。能力は分身(分身に実体はなく、あくまで陽動程度)。攻撃手段は針。無口だが、表情は豊か。行正らとともに妖を退治に行ったとき、突如土地神クラスが現れ、重傷を負う。 行正 薫(ゆきまさ かおる) 声 - 影平隆一 訓練の時は木刀や真剣を使うが、実戦では柄にオーラの様なものを纏わせて戦う。真面目な性格のためか巻緒から雑務を全て任せられている。訓練の際は武光とよく一緒に行う。良守と閃を救出するための黒芒楼へ行くメンバーに選ばれるなど、正守からの信頼が厚い。八重樫大らとともに妖を退治に行った際、土地神クラスの妖が現れ、仲間3人を失う。刃鳥によれば、謹慎処分を受けていた。元々無道の部下だったが、たまたま僻地の任務についていたため、殺されずに済んだ。 武光 喜朗(たけみつ よしろう) 声 - 増田裕生 大刀を使用する呪現化能力者。着物にメガネをかけ、長髪。なにかと損な役が多い。轟や巻緒といっしょにいることが多いが訓練は行正と行うことが多い。アニメの36話では、一瞬、彼らしい人物が登場した。巻緒、轟らと共に烏森に派遣される。 アニメ42話にて原作に先駆けて名前が判明。原作では「メガネ侍」と呼ばれていた。アニメでは「メガネ一刀流」と自称している。 轟 大吾(とどろき だいご) 声 - 藤井啓輔 妖混じり。良守の家の鉄球を素手で軽々と持ち上げるほどのパワー。武光や巻緒といっしょにいることが多い。実戦時には巨大な手裏剣や棍棒や鎖のついた巨大な鉄球などを使用している。武光、巻緒らと共に烏森に派遣される。 アニメ42話にて原作に先駆けて名前が判明。アニメでは「ホームランの轟」と自称している。 花島 亜十羅(はなしま あとら) #教育班参照。 章樹(しょうき) 声 - 明平鉄平 アニメオリジナルキャラクター。18歳。かなり口が悪い。限が来るまで戦闘班の先鋒だったようで限に嫉妬していた模様。武器は右手に鉄鉤をつけたもの。限と決闘し、(というより全く相手にされず)一撃で敗北するが逆ギレして限の過去に触ることを言い、怒った限に半殺しにされた。
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