マティリアル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/10 09:07 UTC 版)
マティリアル(1984年4月4日 - 1989年9月14日)は日本の競走馬。1987年のスプリングステークスで最後方の位置から差し切り勝ちを収め、同年のクラシック路線で人気を博す。2年以上の低迷期を経て、1989年の京王杯オータムハンデキャップで勝利を挙げたが、ゴール後に右前脚を骨折。治療が試みられたが術後の経過で大腸炎を発症し死亡した。
マティリアルの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | パーソロン系 | [§ 2] | ||
父 *パーソロン Partholon 1960 鹿毛 アイルランド | 父の父 Milesian1953 鹿毛 イギリス | My Babu | Djebel | |
Perfume | ||||
Oatflake | Coup de Lyon | |||
Avena | ||||
父の母 Paleo1953 鹿毛 フランス | Pharis | Pharos | ||
Carissima | ||||
Colonice | Abjer | |||
Colonis | ||||
母 スイートアース 1973 栗毛 日本 | スピードシンボリ 1963 黒鹿毛 日本 | *ロイヤルチャレンヂャー Royal Challenger | Royal Charger | |
Skerweather | ||||
スイートイン | *ライジングライト | |||
*フィーナー | ||||
母の母 *ライトゲイムRight Game 1962 青毛 イギリス | Right Boy | Impeccable | ||
Happy Ogan | ||||
Game Chip | Big Game | |||
Poker Dice F-No.22 | ||||
母系(F-No.) | 22号族(FN:22) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Tourbillon5×5=6.25%(父内) | [§ 4] | ||
出典 |
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h 『優駿』1987年5月号、pp.152-153
- ^ 広見(1991)p.28
- ^ a b c d 渡辺(2004)pp.206-208
- ^ 松永(2000)p.238
- ^ a b c 松永(2000)pp.224-226
- ^ a b 渡辺(2000)pp.210-212
- ^ a b 広見(1991)pp.35-36
- ^ a b 渡辺(2004)pp.213-214
- ^ 『優駿』1987年1月号、p.96
- ^ a b 市丸(1994)p.99
- ^ a b 広見(1991)pp.60-62
- ^ a b 『優駿』1987年5月号、pp.8-9
- ^ a b c 渡辺(2004)pp.216-218
- ^ a b 『優駿』1987年6月号、p.128
- ^ 『優駿』1987年6月号、pp.132-133
- ^ a b c 松永(2000)pp.230-232
- ^ a b c 渡辺(2004)pp.220-223
- ^ 広見(1991)pp.95-96
- ^ 『優駿』1987年7月号、p.6
- ^ a b 『優駿』1987年7月号
- ^ 広見(1991)pp.100-101
- ^ a b c d e f g h i 渡辺(2004)pp.224-230
- ^ 広見(1991)p.169
- ^ a b c d e f g 渡辺(2004)pp.232-237
- ^ a b 『サラブレッド101頭の死に方』pp.431-432
- ^ 岡部(2006)pp.125-126
- ^ a b 『優駿』2004年10月号、pp.28-29
- ^ “マティリアルの競走成績”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2019年9月7日閲覧。
- ^ “マティリアル 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年9月7日閲覧。
- ^ 『中央競馬全重賞競走成績集 GI編』日本中央競馬会、1996年。 100-101頁。
- ^ a b c “マティリアル 血統情報:5代血統表”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年9月7日閲覧。
- ^ a b c d e “マティリアルの5代血統表”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2019年9月7日閲覧。
- 1 マティリアルとは
- 2 マティリアルの概要
- 3 経歴
- 4 評価
- 5 競走成績
- 6 血統表
マティリアル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 09:27 UTC 版)
予後不良に相当する骨折で闘病生活を送ったものの、ストレスなどから下肢部以外に疾病を併発して、死亡するケースも存在する。著名なのはサクラスターオーの同期・マティリアルで、1989年(平成元年)の京王杯オータムハンデキャップにおいて右前第一指節種子骨を複雑骨折、症状は重かったがオーナーの意向で手術が行われた。その手術自体は成功したものの、それから3日後、マティリアルは術後の痛みに耐えかねて馬房内で暴れ、ストレス性の出血性大腸炎を発症した。大量に下血して回復の見込みが立たなくなり、安楽死の措置を執ることとなったが、措置を実行する前にマティリアルは出血性ショックで死亡した。
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