2年半ぶりの勝利
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 00:26 UTC 版)
9月10日、前走に続くマイル戦の京王杯オータムハンデキャップでマティリアルは1番人気に支持される。岡部は「マティリアルに往年の力はなく、最も確率の高い競馬をした方が良い」と考え、レースで先行策をとった。逃げ馬の直後から第3コーナーで並び掛けると、最後の直線では先頭に立ち、そのままゴールまで押し切った。スプリングステークス以来2年半ぶりの勝利に、岡部は彼としては珍しくガッツポーズをみせた。岡部は後に「あれは、ごく自然にそういうポーズになっちゃったんです。2年以上もどん底に落ちていて、重賞レースで復活する馬なんて、そういるもんじゃないからね。また僕にしても、2年も乗らないでいて、久しぶりに勝ったんだから、この勝利はうれしかった。そういう思いが、自然に出たんだろうね」と振り返っている。
※この「2年半ぶりの勝利」の解説は、「マティリアル」の解説の一部です。
「2年半ぶりの勝利」を含む「マティリアル」の記事については、「マティリアル」の概要を参照ください。
- 2年半ぶりの勝利のページへのリンク