ブレードライガーBS
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「ブレードライガー」の記事における「ブレードライガーBS」の解説
ブレードライガーBS番号 RZ-028BSZi-028 所属 ヘリック共和国ガーディアンフォース 分類 ライオン型 全長 25.9m 全高 12.2m 重量 124.0t 最高速度 305km/h 乗員人数 1~2名 武装 レーザーサーベル×2ストライククロー×4Eシールドジェネレーターマルチブレードアンテナ×2ロケットブースターレーザーブレード×2パルスレーザーガン×2AZ2連装ショックカノン3Dデュアルセンサーコンプリッションリフリジェレイター×4 主な搭乗者 バン・フライハイト(ゾイド -ZOIDS-、機獣新世紀ZOIDS)フィーネ(ゾイド -ZOIDS-、機獣新世紀ZOIDS) ブレードライガーAB バン仕様BLADE LIGER AB BANG.ver 所属 ガーディアンフォース 分類 ライオン型 全長 25.9m 全高 12.2m 重量 140.0t 最高速度 330km/h 乗員人数 2名 武装 レーザーブレード×2Eシールドジェネレーターマルチブレードアンテナ×2ロケットブースターパルスレーザーガン×2AZ2連装ショックカノンストライククロー×4レーザーサーベル×23Dデュアルセンサーコンプリッションリフリジェレイター×4アタックブースター(AZハイデンシティビームキャノン/高機動ロケットブースター)×2 主な搭乗者 バン・フライハイト(ゾイド -ZOIDS-) 『ゾイド -ZOIDS-』第25話より登場する、主人公バン・フライハイトの乗機。 レイヴンのジェノザウラーとの戦闘でゾイドコアを破壊され石化したシールドライガーのゾイドコアにオーガノイドのジークと古代ゾイド人のフィーネ・エレシーヌ・リネが融合し、光の繭「エヴォリューション・コクーン」を経て、ブレードライガーへと進化させた。レーザーブレードとシールドを展開した状態で相手に突撃するブレードアタックを必殺技として使用した他、機体を空中で回転させながら攻撃する技も駆使していた。また、ブレード表面に電子レベルの微小な振動が起こっているため、荷電粒子砲への耐性が備わっている。GF編第44話からはこの機能をフィードバックし、Eシールドを強化。荷電粒子砲に対する防御能力が向上している。この時、展開されたシールドの発光色が通常稼動時のピンクからイエローへと変化するのが特徴である。また、第37話以降はブレード基部の砲搭換装機構が追加され、必要に応じて後肢装甲に格納されたガトリングガンとスナイパーライフルを、パルスレーザーライフルと切り替えて使用することが可能となった。また、第36話以降は背部のロケットブースターを前後左右に旋廻することで、高速戦闘時での方向転換をする機能も確認できる。第65話では、レアヘルツの電磁波を遮断するパルスガードの搭載が確認できる。 第52話における対ジェノブレイカー戦後のオーバーホールでは、レベルアップしたバンの操縦技術に対し、機体の反応が追い付かず駆動系への疲労が蓄積してた事が判明(脚部サーボモーターから火花を発する程の著しい負荷が生じている)。強化ブースターの試験運用の最中、覚醒したジークが融合したことで、外観はそのままに基本性能の大幅な向上を果たした。 専用強化装備のアタックブースターは第52、57話に登場。本作における開発者はドクター・ディ。ライガーのポテンシャルをバンの操縦技術に対応させるべく、2基の試作ブースターを経て正式に装備された。最高速度こそ向上するものの、ライガーの基本性能自体は変化しないために、ヒルツの送り込んだガンスナイパーWW部隊に苦戦を強いられる。57話におけるジェノブレイカーとの戦闘では試作ブースターの運用データを考慮し、使用時間が制限されていた為、戦闘中に強制排除された。 呼称 「ブレードライガーBS」という呼称はゾイドバトルカードゲーム登場時のもので、BSとはバンスペシャルの略。ただし、同ゲームのエキサイティングブースター版カードでは「ブレードライガー・BaS」と呼称される別カードが存在する。 作中の活躍 アニメ『ゾイド -ZOIDS-』 アニメ第25話作中において、賞金稼ぎスティンガーの搭乗する改造セイバータイガーの攻撃に窮地に追い込まれたバンが、エヴォリューション・コクーンより誕生したブレードライガーに搭乗。セイバータイガーをレーザーブレードによって両断し、初陣を飾った。 第32話ではルドルフを帝国領土に送り届けた後、ギュンター・プロイツェン元帥の研究施設にて不完全な覚醒を果たしたデスザウラーと遭遇する。辛くも脱出し再びガイガロスへ向かう道中、レイヴンのジェノザウラーと再戦。右側レーザーブレードをへし折られ一時機能停止に追い込まれるも、バンの奮起とジークとの再合体で再生した事により勝利を収めた。続く帝国首都・ガイガロスにおける帝国・共和国両軍とデスザウラーの戦闘に参加。その圧倒的パワーに苦戦しつつも、両軍の共同戦線とレーザーブレードの特性により荷電粒子砲を突破、ゾイドコアを貫き撃破した。 ガーディアンフォース編(第35話~)では、ヒルツ一派をはじめとした強敵と激闘を繰り広げる。後に復活したレイヴンに対抗すべくEシールドの出力アップや機動力の強化を行うも、第50話でのジェノブレイカー包囲戦ではその圧倒的な戦闘力の前に苦戦を強いられ大きなダメージを受けた。 その後も強化ブースターの装備や覚醒したジークとの合体を経て更なる性能アップを果たし、第65話ではゾイドイヴが放つ光の影響を受け単機でデススティンガーを圧倒するまでの強さを発揮した。 第67話における最終決戦ではレイヴン(ジェノブレイカー)と共闘し、ヒルツの操るデスザウラーに対し、自らをウルトラザウルスのグラビティカノンから撃ち出す捨て身の戦法によって撃破した。 『機獣新世紀ZOIDS』 こちらでは「ジークハート」「シャドーキー」と呼ばれる特殊物質と巨大風力発電ゾイド「ウェンディーヌ」の力によってバンとジークが搭乗していたシールドライガー「シーザー」が突然変異的に進化して誕生したゾイドとして描かれている。初陣でレイヴンの駆るジェノザウラーと交戦し、Eシールドと背中に配備されたレーザーブレードを利用して荷電粒子砲を破り、ジェノザウラーを撃破。また、Eシールドを足元に展開しての水上戦、機体後方に展開し推進力として活用した水中戦もこなす。この時の水中戦では、「獅刃竜巻(ブレードツイスター)」という技を披露した。 ミュール郊外におけるデススティンガーとの遭遇戦において、デススティンガーの攻撃から街を庇い中破。その後再び出現したデススティンガーに対し修理が不完全な状態で出撃し、再び窮地に陥る。救援に駆け付けたホバーカーゴにてメリッサ・スーの開発した次世代ライガーにコアを移植することとなり、作中での出番を終えた。作中では「ブレードライガー」の呼称は用いられず、進化前から一貫して「シーザー」と呼ばれている。 漫画『ゾイドバトルストーリー』 GFの機体として活躍。最終決戦ではルドルフの搭乗するエレファンダーやアーバインの搭乗するライトニングサイクスとともに、ヒルツの搭乗するデススティンガーとジェノブレイカーの融合ゾイドを撃破した。
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