ブレードライガーAB
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「ブレードライガー」の記事における「ブレードライガーAB」の解説
ブレードライガーAB番号 RZ-028AB 所属 ヘリック共和国 分類 ライオン型 全長 25.9m 全高 12.2m 重量 139.0t 最高速度 330km/h 乗員人数 2名 武装 レーザーブレード×2Eシールドジェネレーターマルチブレードアンテナ×2ロケットブースターパルスレーザーガン×2AZ2連装ショックカノンストライククロー×4レーザーサーベル×23Dデュアルセンサーコンプリッションリフリジェレイター×4アタックブースター(AZハイデンシティビームキャノン/高機動ロケットブースター)×2 主な搭乗者 アーサー・ボーグマン(バトルストーリー) ブレードライガー改造計画の中から、正式に採用された案であり、火力と運動性を同時に強化する目的のカスタマイズパーツ「CP-12 アタックブースターユニット」を装備した形態。 アタックブースターは元々、シールドライガーをベースにしたブレードライガーが砲撃戦に向かない事から兼ねてより製作されていた装備であるが、完成目前に量産型ブレードライガーがジェノブレイカーに撃破される報告が届いたことから格闘戦能力を向上させるためブースターが追加された。これにより機体バランスを崩さず機動性・砲撃力を同時に強化することが可能となった。ブースターの噴射方向を自在に変え高い運動性を発揮。更にハイデンシティビームキャノンから放たれる高密度ビームは、ジェノブレイカーのフリーラウンドシールドにダメージを与える程の威力を持つ。 呼称 ABとは「アタックブースター」の略。媒体によってアタックライガー、ブレードライガーABSといった呼称も存在する。 作中の活躍 ゾイドバトルストーリー 『ゾイド公式ファンブック2』において登場。ZAC2100年8月に帝国軍が投入した新型ゾイドの性能を目の当たりにした共和国軍技術班が、強化措置としてブレードライガー改造計画を策定した中で開発された仕様のひとつ。複数の改造案をテストし、アーサー機自らが選んだブレードライガーABが制式化された。 同年10月、ウルトラザウルス・ザ・デストロイヤー迎撃に向かうジェノブレイカーと北エウロペ大陸レッドラストにおいて邂逅。両者互角の一騎討ちを繰り広げる最中、同年7月より行方を晦ませていたデススティンガーが暴走状態で両機に強襲。ジェノブレイカーと共闘しEシールド及び頭部装甲の破壊に成功するが、更に自己進化を遂げたデススティンガーによってゾイドコアに致命的な損傷を負ってしまう。最期を悟ったアーサーとブレードライガーは、敵であるリッツとジェノブレイカーに後を託し、自ら囮となりデススティンガーのビーム斉射を受け大破した。
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