デデデ城および内部の部屋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 08:35 UTC 版)
「アニメ版星のカービィの用語一覧」の記事における「デデデ城および内部の部屋」の解説
デデデ城はデデデ大王の城。ププビレッジの村外れにある山の上に建つ。一見古城のような厳かな外見をしているがまだ作られて新しい建物なので、消火装置や自動シャッター、エレベーターなど現代設備も投入されている。デデデの趣味が反映された城で、いたるところに小さなデデデ大王の像やレリーフが設置され、地下牢に至っては不気味な骸骨が横たわっている(ただしこの骸骨は雰囲気を盛り上げるための作り物である)。 住人の序列はデデデ大王>ドクター・エスカルゴン>メタナイトとパーム>その他の大臣一家>ソードナイト・ブレイドナイトとワドルドゥ隊長>ワドルディ。 城内は非常に複雑な造りになっており、城の中に住んでいるフームでさえ知らない部屋や通路が至る所に存在する。詳しい内部構造や間取りは不明で、目測で地上推定5階、地下は36階まであることが確認されている。第26話でチリドッグのせいで火事になったが、すぐにワドルディによって消火された。また漫画版のそれと同じように、カービィの歌などでどんなに酷く壊れても必ず再建されたが、最終回では壊れたまま放置されていた。全体的に薄暗い。カービィやホッへ達がよく出入りしている他、第31話では遊園地、第42話では避難地として住民達が城内に入っている。 ナイトメアとの最終決戦直前に、デスタライヤーの襲撃で城は崩壊。ププビレッジが元通りになったのに対し、城はデデデへの支持率が0で今まで犯した罪への贖罪の為か最終回では崩壊した状態のままであった。 王座の部屋 デデデ大王の王座があり、人民がデデデ大王と謁見する時に使われる(だが実際にそのようなシーンが見られたのは第1話だけであり、それ以降はそういった描写はほとんど見られない)。立派なドアがある。大王の椅子は移動可能であり部屋の後ろから城のどこにでも行けるシステムになっている。部屋の上にテレビがついており、城のどこでも見られるようになっている。室内のデザインは全ての話で同じだが、破壊させた城を修復したためか城内での位置はバルコニーの隣だったり、廊下に面していたりと話によってまちまちである。この部屋にはナイトメア社から魔獣を転送するための機械「デリバリー・システム」があるが、国家機密に指定されている(後にデデデ大王も自ら存在を暴露した)。 大臣の家 城の中にマンションの一室のような形で存在する。ただし城のどこにあるのかは不明。居間、大臣夫妻の寝室、子供部屋2つ、洗面所、風呂などがある。 デデデ大王の部屋 他の部屋よりも断然広く、ベッドも大王らしくそれなりに大きい。大画面テレビやロイヤルデデデカントリークラブの完成予想図であろう絵、なぜか大王の身長と同じくらい巨大なラジカセ等が置かれている。 エスカルゴンの部屋 エスカルゴンが寝室や発明の作業場として使っている部屋。彼のヘソクリの宝石が隠されている。豪華なワンルームマンションのような造り。やはり城のどこにあるのかは分かっていない。専用の洗面所があるが、トイレは無い。 メタナイトの部屋 メタナイト、ソードナイト、ブレイドナイトがここで生活している。暗い物置のような石造りの部屋に畳が一畳敷いてあり、行灯を置いた質素な造り。壁にはソードナイトとブレイドナイトが盗賊をしていた頃の武器が掛けてある。暖炉の中に隠し通路があり、ここを通ってワドルディの食堂へ行くことができる。デデデ大王から貰ったテレビが置かれており、メタナイト達もそれなりに視聴している。 デデデ大王とエスカルゴンの研究室(デデデ大王の趣味の部屋) 税金で買った変な機械が大量に放置されている。第41話でフームはここにあった天体望遠鏡で妖星ゲラスを観測した。城の四隅にある尖塔のどれかの内部にあるとされている(78話)。 大広間 天井が高く、聖堂のような雰囲気の非常に広い部屋。第38話で魔法学校の教室として初登場。92話ではワドルディの食堂になっていた。メタナイトの部屋と抜け道でつながっている。 ワドルディの大部屋 ワドルディ、ワドルドゥが暮らす、家畜小屋のような粗末な部屋。壁に棚があり、そこに藁を敷いて寝ている。 トイレ ワドルディやデデデ大王などが利用する便所で男性用の便器は無い。過去にエスカルゴンはデデデによってここに閉じ込められ、トラウマを植えつけられた為、恐怖のあまり夜中に行く事が出来なくなったらしい。また、パームが結婚指輪を誤って流した事もある。 地下室 第2話によれば、地下36階まである。第6話以降テレビ局「チャンネルDDD」のスタジオとして使われている。他にも工場があったり、遊園地のアトラクションが設置されたりと中は結構広いようである。 調理室 デデデ大王の食事を作る場所。調理台や水回り、ガスコンロなど、現代の台所用品が完備されている。26話ではチリドッグが換気扇のフードを天ぷら鍋に落下させ火災が発生した。また、エスカルゴンが料理されそうになったのもここである。隠し扉がある。 格納庫 宇宙戦艦ハルバード(前述)が建造されていた場所。 風呂部屋 デデデ大王専用の風呂。カーテンがついており、常に泡風呂。 図書室 一般的な本や絵本、生物図鑑、漫画やビデオなど多彩な資料を所蔵している。フームが普段から入り浸っており、海洋生物の研究や惑星ゲラスの軌道計算をここで行った。当の所有者であるデデデ大王は図書にほとんど関心を示していないが、恐竜について興味を持った時に一度だけ使用した。
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