communion
「communion」の意味・「communion」とは
「communion」は、英語の単語で、主に二つの意味を持つ。一つ目は、特定の集団や団体との深い結びつきや共有感を表す。これは、特に宗教的な文脈で使われ、教会の共同体や信者同士の絆を指すことが多い。二つ目は、キリスト教における聖餐(せいさん)のことを指す。聖餐は、イエス・キリストの最後の晩餐を記念し、パンとワインを通じてキリストとの結びつきを深める儀式である。「communion」の発音・読み方
「communion」の発音は、IPA表記では/kəˈmjuːniən/となる。これをカタカナにすると「カミューニオン」となる。日本人が英語を発音する際のカタカナ読みとしては、「コミュニオン」が近い。この単語は発音によって意味や品詞が変わるものではない。「communion」の定義を英語で解説
According to the Oxford English Dictionary, "communion" is defined as "the sharing or exchanging of intimate thoughts and feelings, especially on a mental or spiritual level." In a religious context, it refers to "the service of Christian worship at which bread and wine are consecrated and shared."「communion」の類語
「communion」の類語としては、「fellowship」や「union」、「participation」などが挙げられる。これらの単語も、「communion」と同様に、共有感や結びつきを表す言葉である。「communion」に関連する用語・表現
「communion」に関連する用語としては、「Eucharist」や「Last Supper」、「sacrament」などがある。これらは、キリスト教の聖餐に関連する用語で、「communion」が聖餐を指す文脈でよく一緒に使われる。「communion」の例文
以下に、「communion」を用いた例文を10個示す。 1. English: The church holds a communion service every Sunday.日本語訳: その教会は毎週日曜日に聖餐式を行う。 2. English: They felt a deep sense of communion with nature.
日本語訳: 彼らは自然との深い結びつきを感じた。 3. English: The communion of the believers was evident in their shared prayers.
日本語訳: 信者たちの共同体は、共有される祈りによって明らかだった。 4. English: The priest administered communion to the congregation.
日本語訳: 司祭は信徒に聖餐を施した。 5. English: The communion between the two artists was reflected in their collaborative work.
日本語訳: 二人の芸術家の間の結びつきは、彼らの共同作業に反映された。 6. English: The act of communion is a central part of Christian worship.
日本語訳: 聖餐の行為はキリスト教の礼拝の中心部分である。 7. English: The communion of the saints is a doctrine in the Christian faith.
日本語訳: 聖者の共同体はキリスト教の教義である。 8. English: The communion bread represents the body of Christ.
日本語訳: 聖餐のパンはキリストの体を表している。 9. English: The communion wine symbolizes the blood of Christ.
日本語訳: 聖餐のワインはキリストの血を象徴している。 10. English: The communion service was a solemn and moving experience.
日本語訳: 聖餐式は厳粛で感動的な体験だった。
コミュニオン
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コミュニオン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/02 21:07 UTC 版)
コミュニオン(英語: Communion)は、ギリシャ語の"κοινωνία"(現代ギリシャ語:キノニア[1]、古典ギリシャ語再建音:コイノーニア)の訳語としての、ラテン語の"communio"(コムニオ)を語源とする英語の語彙からの片仮名による転写。
大きく分けて以下二つの語義がある[2]。
- 交わり。信徒の間のキリストにおける信徒の生活。教会組織間に一定の関係があることを示す際にも用いられる。
- 聖餐(陪餐・聖体拝領・領聖)。主の晩餐(聖餐式・ミサ・聖体礼儀)においてキリストの体と血となったパンと葡萄酒に与ること[3]。
英語などでは一単語で言い表されるが、日本語においては上記二つの語義それぞれに異なる訳語が使われるケースが多い。また、教派ごとにも様々な異なる訳語がある。その術語としての複雑性から、本記事名を英語から転写したものとしたが、どの教派においても「コミュニオン」が一般的な用語である訳ではなく、むしろ使用例が稀な教派もある(日本正教会など)。
術語・訳語
聖書に登場する"κοινωνία"(ギリシャ語:キノニア)、"Communion"(英語:コミュニオン)には様々な異なる訳語が用いられているほか、日本聖書協会による各種日本語訳聖書においても異なる訳語が当てられている。
ヨハネの手紙一1章3節における"κοινωνία"の訳語 | |||||||
版名 | 新共同訳 (日本聖書協会) |
口語訳 (日本聖書協会) |
文語訳 (日本聖書協会) |
新改訳 (日本聖書刊行会) |
ラゲ訳 (カトリック教会) |
バルバロ訳 (カトリック教会) |
日本正教会訳 (日本正教会) |
訳語 | 交わり | 交わり | 交際(まじはり) | 交わり | 與(くみ) | 一致 | 共與(きょうよ) |
また、主の晩餐に由来する礼拝(典礼・奉神礼)において、キリストの体と血(聖体・聖血)となったパンと葡萄酒にあずかることも原語である"κοινωνία"、"Communion"には概念として含まれているが、これについては「陪餐」「聖餐」「聖体拝領」「領聖」など、様々な訳語が存在し、「コミュニオン」などの片仮名転写で表記されることは多くない。
古典ギリシャ時代の語義
"κοινωνία"(現代ギリシャ語:キノニア、古典ギリシャ語再建音:コイノーニア)は、キリスト教を受容する前のギリシャにおいても用いられており、古典ギリシャ時代には、仕事上の協力関係、結婚生活上の夫婦の協力、ゼウスのような神との精神的関係、友人との仲間関係、共同体・社会を意味した。
脚注
参考文献
- 『キリスト教大事典』教文館、昭和48年、改訂新版第2版
関連項目
コミュニオン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 15:00 UTC 版)
「教派別のキリスト教用語一覧」の記事における「コミュニオン」の解説
「コミュニオン」には大きく分けて「信徒の交わり」と「聖餐にあずかる」の意味があるが、前者と後者に多くの教派で異なる訳語を当てている。日本聖書協会訳聖書・新改訳聖書では前者に交わりの訳語を当てている。後者には「聖体拝領」「陪餐」「領聖」の訳語が各教派で用いられる。 詳細は「コミュニオン」を参照 - 東方教会 西方教会 英語 正教会 カトリック教会 聖公会 プロテスタント ギリシア語: κοινωνίαラテン語: communio 領聖キノニア共與 聖体拝領コムニオ 陪餐コミュニオン 陪餐コミュニオン Communion
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