聖餐
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聖餐(せいさん)とはイエス・キリストの最後の晩餐および、後にその再現として執行してきた典礼的会食をいう。「エウカリスト」(ユーカリスト[1])の日本語訳。「聖餐」はおもに西方の教派で使われる訳語だが、カトリック教会では「聖体祭儀」、「聖体の秘跡」と呼ばれる。日本の聖公会、プロテスタント教会などでは「聖餐式」と呼ばれる。正教会では「聖体礼儀」、「聖体機密」「領聖」と呼ばれる。「主の晩餐」の語はいずれの教派でも使われる。
- ^ “ユーカリストとは? 意味や使い方”. コトバンク. 2023年3月10日閲覧。
- ^ 神の恵みが儀式をとおして人間に与えられるものとする見方。
- ^ プロテスタントもサクラメントの語を使うことがあるが、日本語の訳語である「秘跡」はカトリックでのみ用いられる。
- ^ “正教について 第八章”. ルーマニア観光局. 2023年3月11日閲覧。
陪餐
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陪餐はイエスがその弟子とともにした最後の晩餐の記憶としてパンとワイン (より一般的にはグレープジュース)を分け合う儀式である。儀式は祭壇の前にある机の上で行われるのが普通である。そこで教職者はパンとワインを会衆に分け与える前に祝福しておく。陪餐に関して年齢や教会員資格が問われることはない。合同教会は若い子どもや他の教派のキリスト教徒に対しても陪餐を開いている。実際に分け与える方法はいくつかの形式がある。パンのかけらの入ったトレーと、小さなジュースのグラスが入ったトレーを各人にまわし、パンとジュースをいっしょに飲食するという場合もあれば、いわゆる「浸酒」のように、パンをジュースの入ったカップに浸し、ジュースのしみこんだパンを食べるという場合もある。 陪餐の頻度に関するガイドラインはない。牧会区によっては月1回のところもあれば、年に4回のところもある。
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