教会員資格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 10:04 UTC 版)
正式な教会員は、幼児、子ども、青年、成人のどの時期であれ洗礼を受けたことがあり、かつ会衆の前で公に信仰告白をしたことがあるものである。正式な教会員でなければ合同教会で礼拝できないというわけではない。礼拝に定期的に参加しているものの多くは信者であって、正式な教会員ばかりではない(合同教会の推計によれば、教会員の数が30万人なのに対して、信者は300万人である)。 教会員になるためには、「堅信礼 (Confession)」と呼ばれるプロセスをへることになる。これはだいたい13歳以降の大人に対して行われるもので、たいていは合同教会の信仰に関して一通りの教室に参加することになる。この後、候補となったものは会衆を前にして公に信仰告白をする。こうすることで、幼児洗礼の際に両親によって行われた声明を「堅信」したことになる。候補者がまだ洗礼を受けていない場合は、教職者が信仰告白の前にそのひとを洗礼する。こうして新しく教会員になったひとの名前はその教会の公式教会員名簿に登録される。
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