キングコング対ゴジラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 07:19 UTC 版)
「東宝チャンピオンまつり」の記事における「キングコング対ゴジラ」の解説
1962年公開作品の短縮再編集版リバイバル。東宝製作。74分。
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キングコング対ゴジラ
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「東宝チャンピオンまつり」の記事における「キングコング対ゴジラ」の解説
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キングコング対ゴジラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 15:39 UTC 版)
「キングコング (架空の怪獣)」の記事における「キングコング対ゴジラ」の解説
南太平洋メラネシアのソロモン群島、ファロ島にて原住民から「巨大なる魔神(ましん)」と恐れられている存在。出現地点は太平洋→千葉東海岸→那須→霞ヶ浦→松戸→後楽園→丸の内→国会議事堂→富士山頂→熱海→太平洋。 物理攻撃だけではなく、電流にも強い帯電体質のため送電線から電気エネルギーを吸収して手から電撃を放出して戦う。その巨体でファロ島原住民から恐れられ、敬われており、島を襲う大ダコも難なく撃退する力を誇る。しかし、ファロ島の赤い実の植物が持つ特殊な成分の「ファロラクトン」を嗅ぐと、眠り込んで大人しくなってしまう。 日本の製薬会社・パシフィック製薬の宣伝のために、宣伝部によってファロラクトンで眠らされ、日本まで運ばれてこられるが、脱走して千葉沖に上陸し、同じく日本に上陸したゴジラと那須高原で対決する。しかし、ゴジラの放射能には手が出ずに退却し、東京へ向かう途中で桜井ふみ子を捕縛して国会議事堂に居座ってしまうが、ファロラクトンを大量に浴びせられて眠りこけ、その間にふみ子は恋人の藤田によって救出された。 そして富士山麓でゴジラにぶつける提案が出され、ヘリで釣られて空輸され、ゴジラのところへ落とされて再度戦いとなる。その戦いでも最初はゴジラの熱線でダウンしてしまうが、落雷のショックで蘇生した後、帯電体質となって放射能も寄せ付けなくなり、今度はゴジラをジャイアントスイングで振り回したり、口に大木を押し込んで放射能を封じたりと、終始優勢となる。最後はゴジラと組み合ったまま海に落下、コングのみ海上に姿を現し、そのままファロ島に帰っていった。 キングコングとしては、RKO版から数えて3代目に当たる。それまではモデルアニメーションで表現されており、着ぐるみによるキングコングは本作品が初である。 ゴジラとキングコングを互角に戦わせるため、制作当時の本家では身長7.2メートルだった米国版キングコングに比べ、かなり巨大化した設定にされている。放電能力もゴジラの熱線に対抗するためのものとされる。女性を掴んで建物に登るシーンは、RKO版のオマージュである。 1966年7月19日放送の『11PM』の大阪よみうりスタジオで収録された「怪獣供養」では、本作品のキングコングの遺影が飾られている。 鳴き声は後に『ウルトラマン』に登場したラゴン(遅回し)にも使用されている。 造形 頭部造形は利光貞三、胴体は八木勘寿、八木康栄による。 RKOはコングのキャラクターについて、「顔は原典と違うものにして欲しい」など細かい注文をつけた。利光によるコングの顔立ちは、この要求に沿って原典のコングと大きくかけ離れたニホンザル風にアレンジされている。また、着ぐるみの容姿も猩猩を思わせる和風となっており、後年には『ゴジラvsコング』を監督したアダム・ウィンガードにも酷評されている。 体毛は希少で高価な毛皮を取り寄せ、茶色に手染めして植え込んでいる。アップ用とアクション用の2種類の頭部が作られ、眼窩には、演技者の目をそのまま使うものと、透明素材で覆ったものとある。2尺ほどのミニチュア人形、棒操り形式のアップ用の上半身ミニチュアも作られた。アップ用のコングの上半身はマペットタイプで用意され、細かい表情はこれで表現されたほか、小型の人形も作られ、人形アニメでの撮影も1カットほど試みられている。 長い腕を表現するため、マジックハンド形式で腕を継ぎ足す方法が採用された。その影響で、腕関節が2か所あるような不自然さが残っている。 ヒロインを掴むシーンでは、実物大の腕も用いられた。実物大の腕の制作は村瀬継蔵による。 アニメーション撮影を行いたいという円谷の要望により、機械工作担当の飯島周次郎がキングコングとゴジラのモデルアニメーション用人形の骨格を制作していたが、可動時にネジが緩んでしまうため、未完成に終わった。 胴体はのちに尻尾を着け、頭を挿げ替えて『ウルトラQ』の「大猿ゴロー」に改造され、さらに『キングコングの逆襲』でプール撮影用のコングの胴体に使用されている。 演技 演技者は広瀬正一。 @media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}中島春雄によると、広瀬はキングコングを演じるに際して撮入前に円谷から「猿らしい動きを」と、かなり厳しい演技指導を受けている[要出典]。コングは劇中で横になっている場面が多いが、寝た姿勢でいる間に暑さでぬいぐるみの内側に汗が溜まり、広瀬は中で半身を汗に浸からせた状態になっていたそうである。中島も広瀬も武道の心得があり、コングがゴジラを一本背負いするシーンやコングがトンボを切って一回転するシーンなど、立ち回りはすべて両人が打ち合わせて行い、円谷は黙って任せてくれたという。
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