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クワバタオハラ

(くわばたおはら から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/26 07:05 UTC 版)

クワバタオハラ
メンバー くわばたりえ
小原正子
結成年 2000年
事務所 ホリプロコム
活動時期 2000年 -
出身 NSC大阪校13期(くわばた)
出会い ホリプロコム
旧コンビ名 エーミーズ(くわばた)
あんこもち(小原)
現在の活動状況 テレビ・ライブなど
芸種 漫才など
ネタ作成者 くわばたりえ
現在の代表番組 トコトンハテナなど
過去の代表番組 爆笑オンエアバトル
エンタの神様
など
公式サイト プロフィール
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クワバタオハラは、日本女性お笑いコンビホリプロコム所属。2000年に結成。

メンバー

くわばたりえ1976年3月24日 - )

大阪府大阪市淀川区出身。大阪NSC13期生。ボケ担当。

小原 正子(おはら まさこ、1975年10月23日 - )

兵庫県神戸市東灘区出身。ツッコミ担当。

略歴

くわばたは高校卒業後に大阪NSCに通い(13期生)、芸人を目指す。コンビ「テディベア」でツッコミを担当。NSCの同期には次長課長ブラックマヨネーズ徳井義実チュートリアル)などがおり、スピードワゴンの2人(名古屋NSC2期生)も同年代に当たる。

小原はリポーターを目指してホリプロへ入り、授業のひとつとしておこなわれたネタ作りからコンビを結成し、ボケを担当していた。

大阪吉本を辞め、ピン芸人としてホリプロへ来たくわばたに小原が猛烈な誘いをかけてコンビを結成。芸歴はくわばたの方が長いため、基本的に小原はくわばたの事を「くわばたさん」と呼び、くわばたは小原の呼び方を状況次第でさん付けしたり呼び捨てにしたりと変えている。

コンビ名は、占い師に相談したところ「18画が良い」と告げられる。占い師に25万円で命名を依頼したが、くわばた・小原とも占い師が決めた数々のコンビ名に納得しなかった。その後、ホリプロの関係者から「本名で売れることが先決」とのアドバイスを受けたため、本名の苗字をカタカナにして並べたところ18画になることが判明し、決定した。なお、コンビ名が決まるまでは、くわばたがツッコミ役・小原がボケ役であったが、決定を機にくわばたの希望で役どころを入れ替えた。番組では、小原がボケに回り、くわばたがツッコむこともある。

コンビの仲が良く、雑誌『an・an』では仲良しコンビとして取材を受け、互いに仕事のパートナーでありながら友達であると語っている。小原の挙式では、くわばたの実父が父親代わりを務めた。

持ちネタは主に漫才で、テレビ上はくわばたが何かの拍子に有名俳優との妄想に浸り、それを小原が突っ込む(時として飛び蹴りなどもある)というタイプのネタが中心。一方、ライブ活動においては客が静まりかえる程の下ネタを連発すると言われていたが、最近のライブでは影を潜める傾向にある。主な定番の台詞には、「がんばりま〜ちゅ」(くわばた)「ウェッ!」(小原)というあいさつや、くわばたの「おっちょこちょい、ブッ!」「はい、女子集合〜!」など。「女子集合〜!」の台詞については、その後変わって小原が言うことが多くなっている。

2005年以降の『エンタの神様』(日本テレビ)での芸風から、通常のネタがあまり知られていない状況であったが、2007年の『初詣!爆笑ヒットパレード』(フジテレビ)で通常の漫才を披露すると、司会の笑福亭鶴瓶爆笑問題から「漫才面白い。上手い」と評された。

舞台では隔月のネタライブやトークライブに加え、毎年漫才とコントのみの単独ライブ「バンザイ寄席」を行い、メディアとは別で舞台活動も並行して続けていた。

  • 2000年1月、コンビ結成
  • 2000年3月、ホリプロお笑いライブにてデビュー
  • 2000年3月から2002年3月の2年間、2人は同居していた。
  • 2000年10月、小原がオーディションに合格し『伊集院光 日曜日の秘密基地』(TBSラジオ)のアシスタントとなり、収録に着いてきたくわばたも初回から毎週出演することになる。
  • 2001年4月29日、『伊集院光 日曜日の秘密基地』の「女の戦いスペシャル アシスタント争奪七番勝負」で勝利したくわばたがアシスタントを初経験。
  • 2002年に『世界痛快伝説!!運命のダダダダーン!』(ABCテレビ)、『ウィーケストリンク☆一人勝ちの法則』(フジテレビ)で前説をやっていた。
  • 2003年-2004年、M-1グランプリ準決勝進出。第1回からラストイヤーとなる2009年まで毎年出場しているが、この2年以外は全て3回戦止まりだった。
  • 2003年5月、小原のポリープ疑惑(病気療養として番組を休んだが、同時期にニッポン放送ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』の中継先で営業をしていた事が聴取者により発覚)をきっかけに『伊集院光 日曜日の秘密基地』のアシスタントを降板、以降は番組内のコーナーを担当する準レギュラーとなる。
  • 2005年7月、ラジオ番組をきっかけに有名ミュージシャンと飲み友達になる。
  • 2005年9月10日、『エンタの神様』に初出演。かつてカンニングが同番組でやっていたパフォーマンスに近い事をやる(後述)。
    • 2005年11月26日の放送で、この事件に対しての謝罪をカンニング竹山が褒め称えた。

エピソード

  • 和田アキ子の誕生日に呼ばれた際に、ゲーム大会で優勝した。
  • 抜かれていると思う女芸人について、小原は大島美幸森三中)、くわばたはハリセンボンと答えている。ちなみに、くわばたが思うハリセンボンが売れている理由は「顔がブサイクだから」。小原が思うハリセンボンが売れている理由は「面白いから」。
  • 眼鏡と細身の容姿からか、出先でハリセンボンに間違えられやすい(以前は北陽にたびたび間違えられていた)。
  • イベントの出番でハリセンボンと一緒に出た際に、自分たちとハリセンボンに対して客が同じように「可愛いー」と声援をされ、くわばたはショックを受けたと『おじょママ!P』(関西テレビ)で語る。くわばた曰くハリセンボンとは見た目で一緒にされたくないとのこと(ただし相方である小原は、ルックス的にハリセンボンもクワバタオハラも似たようなものだと思っている)。
  • 永野の持ちネタに「クワバタオハラがおったら、そこは大阪や。」というものがある[1]

エンタの神様

2005年9月10日に『エンタの神様』(日本テレビ)に初出演した際に、くわばたが「おっぱいまんこ出します!!」などと暴れ回り、小原が蹴りや絶叫でくわばたを制止しつつ視聴者や関係者に泣きながら謝るといった事態が発生し、この放送を見た視聴者から多数の抗議やクレームを受けることとなった。

くわばたは「カンニング竹山はウンコするとか言いながら実際はしてないですよね。私は本当に(胸を)出しますよ!」と言いながら、上着を脱ごうとしていた。最終的には小原の制止もあり見せることはなかったが、ブラジャーの一部が露出していた。その後小原は、露出を諦めたくわばたに対して怒りをあらわにし、そのまま退場した。

それらの竹山的パフォーマンスは本来のクワバタオハラの持ちネタではなく、せいぜい下品な下ネタを言ったりする程度であった。そして、この放送を見た視聴者から電話による抗議が日テレに殺到したほか、クワバタオハラの公式ホームページの掲示板が荒らされ、パンクする事態に陥った。[要出典]

2005年10月29日の同番組にて、上記の行為に対する多数の苦情があったことを認め、謝罪。ただし、 その苦情の中には「カンニングの真似をするな」といったものが多数であった。ただしくわばたは「カンニングとだけは一緒にされたくない、むしろ私たちのほうが先だ」と主張し、「本当に謝っているのか?」的な前フリをした上で、ウィッグを取り坊主頭を披露、これが自分の謝罪の気持ちであるとした。これに対しては客席から拍手を受け、[要出典]また2005年11月26日の放送で、カンニング竹山から称賛されるなど、 謝罪は概ね受け入れられたようではある。また、この時の小原の驚愕の表情から、坊主にした事は相方に一切話していなかったようである。[独自研究?]

賞レース

  • 2001年 M-1グランプリ 3回戦進出
  • 2002年 M-1グランプリ 3回戦進出
  • 2003年 M-1グランプリ 準決勝進出
  • 2004年 M-1グランプリ 準決勝進出
  • 2005年 M-1グランプリ 3回戦進出
  • 2006年 M-1グランプリ 3回戦進出
  • 2007年 M-1グランプリ 3回戦進出
  • 2008年 M-1グランプリ 3回戦進出
  • 2009年 M-1グランプリ 3回戦進出

出演

単独での出演番組についてはくわばたりえ小原正子をそれぞれ参照。

過去のレギュラー・準レギュラー番組

脚注

  1. ^ ピン芸人・永野、お馴染みのクワバタオハラネタは事務所公認「どんどん使ってくださいって言われてます」”. ABEMA TIMES (2021年7月25日). 2023年5月13日閲覧。
  2. ^ 145KB、177KBでどちらも9位オフエアであった。
  3. ^ ちなみに5位のロビンフットは421KBでわずかボール8個差であった。なお3回目〜6回目まで全て300KB台でうち3回が次点敗退となっている。
  4. ^ 敗戦回数は8回。

外部リンク



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