学外関係者および暗殺者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 05:08 UTC 版)
レッドアイ 声 - 楠大典 / 三木眞一郎 / なし 演 - 阿部力 サングラスをかけた長身の男性暗殺者。腕利きの狙撃手で、中東の砂嵐の中でも2km先の標的を仕留めたという実力の持ち主。犯罪者だが、無関係者(ターゲットではない相手)を巻き込まず、自分が殺されるかもしれない状況を受け入れるなど、性格は潔い。彼の持つ銃のスコープに映った標的が血で赤く染まらないことはなかったという噂から、「レッドアイ」の通称で呼ばれている。作中では、ボルトアクション方式のライフル銃(スコープ付き)を使用。暗殺歴は8年、過去の殺害人数は35人。また、世界各国の狩猟免許を持っている。 烏間からの依頼により、京都の修学旅行中に生徒の手助けを得ながら殺せんせーを暗殺しようとするが、いずれも失敗してしまい自信を喪失する。その後、存在を察知していた殺せんせーに接触され彼との会話で殺せんせーの教師らしさを知り、自身の無力さを認めて任務を辞退。一つの色に拘らず、様々な色を見ていこうと一人で京都観光を楽しむことにした。しかし秋頃に死神に襲撃され、一命は取り留めたものの深手を負わされる。その後一時は死線を彷徨ったが若いため回復が早く、椚ヶ丘中の学園祭に訪れた際はE組に仕留めた雉を差し入れした。その後はプロのハンターとして自分の番組を持つほどの有名人となる。 ロヴロ・ブロフスキ 声 - 松山鷹志 「殺し屋屋」と呼ばれる初老の男性暗殺者。59歳。イリーナの師匠で、E組の暗殺者として彼女を日本政府に斡旋した人物でもある。日本語にも堪能。会社員→傭兵→職業暗殺者→暗殺者育成・斡旋業という経歴を持つ。かつては凄腕の暗殺者として名を馳せたが、現在は自身の後継者となる若手の暗殺者たちを育成し、彼らを斡旋することで利益を得ている。現在は暗殺家業を引退しているとはいえ、イリーナを簡単にねじ伏せるだけの格闘能力を誇っている。過去の暗殺人数は191人。弱点は孫であり、孫からは「お人好しなおじいちゃん」と見られている。 E組での教師生活に馴染んでしまったイリーナを見かねて彼女を連れ戻しに来たが、「E組での暗殺は彼女こそ適任」と主張する殺せんせーの提案により、烏間を標的にイリーナと模擬暗殺の勝負をさせられる。予想を上回る烏間の実力を見せつけられ、手を負傷したこともあり殺すのは不可能と判断しイリーナよりも先に脱落した。その後、殺せんせーを殺すための訓練で烏間に不意打ちを食らわせたイリーナの成長を認め、彼女がE組に残ることを許可した。それ以降も生徒たちの知らない所でたびたび殺し屋を送り込んでいたが、存在を察知されて悉く失敗している。 夏休みでは訓練の特別講師としてE組の下を訪れる。その際に手持ちで有望だった殺し屋数名が突然連絡が取れなくなった事実を生徒たちに告げ、渚に「必殺技」として猫騙しを授ける。その後、夏休み最終日に死神に襲撃され1か月の昏睡状態に陥るが、辛うじて一命を取り留める。その後は無事に回復し、椚ヶ丘中学の学園祭を訪れる。殺せんせー暗殺後はイリーナの改心を受けて考え方に変化が生じ、東欧を中心とした人材派遣機関を設立。 シロ / 柳沢 誇太郎(やなぎさわ こたろう) 声 - 竹内良太(シロ)、真殿光昭(柳沢) 演 - 成宮寛貴 「堀部イトナの保護者」を名乗り、対先生繊維で作った白装束に白覆面を着用した本名・素顔共に不明な謎の人物として登場した殺せんせーの宿敵で、「死神」と呼ばれていた人間時代の殺せんせーを現在の触手の化け物へと変えた張本人。そのため、E組の生徒たちが知らされていなかった殺せんせーの様々な弱点や攻略法を掴んでおり、殺せんせーの体にダイラタント挙動を生じさせる圧力光線を放つ小型の銃や麻酔銃などの秘密兵器を白装束の中に仕込んでいる。普段は落ち着いた口調で話し、初対面の相手には穏やかに接するが、本性は傲岸不遜かつ冷酷非道なエゴイストであり、他者全員を自身の目的を果たすための捨て駒としか見ていない。自身の計画においては平気でE組生徒を巻き添えにするなど、自己の目的のためなら他人を犠牲にし、自分の味方を裏切ることに迷いがなく、自ら拾ったイトナも敗北を重ねたことで利用価値がないと判断し切り捨てている。茅野の一件の際、E組の面々の前で初めて変声器を外し覆面を脱いで見せた素顔は、左目にスコープ状のガジェット(圧力光線を放つライトになっている)を装着し、鋭い目つきをしている黒い癖毛の男性である。34歳。 元々は、有名バイオ企業の御曹司として生まれた科学者であり、当時は国を超えた非公式研究組織の主任を任され、生物細胞を利用しての反物質細胞を作製する実験を計画していた。弟子の裏切りで捕縛された「明晰な頭脳に強靭な肉体を持ち、戸籍も無いため死んでも文句を言われない」存在である「死神」を実験素材として入手し、実験の結果、見事に反物質細胞の作製に成功するも、「死神」はその影響で徐々に人ならぬ姿に変貌してしまう。また茅野(あかり)の姉・あぐりとは婚約者であったが、実際には親と仕事絡みによる実質的な政略結婚であり、彼女に対しても、「死神」同様の「死んでも誰も文句を言わないモルモット」としか考えておらず、普段からパワハラ(DV)同然のぞんざいな扱いをしていた。あぐりに目を付けた目的は、自らに欠けている「情熱」を補うべくただ愚直に目標に向かって没頭する彼女の熱を取り込むことだった。あぐりとの関係もあって、彼女の実妹である茅野の兄とも自称しているが、当人からは初対面時より傲岸不遜な本性を見抜かれ、忌み嫌われている。月で同様の実験をしていたマウスが月ごと爆発したことで「死神」を始末しようと目論むも、あぐりからは裏切られた挙句「死神」から反撃を受け、左目を潰されてしまう。これ以降、殺せんせーに対しては自身の研究を台無しにされたことへの逆恨みから激しい憎悪を向け、彼を始末する目的を果たすためだけに奔走するようになる。些細な誤解から殺せんせーへの殺意を抱いた茅野についても、触手による心身への影響を気に掛ける素振りをする一方で、その裏では自らの目的を果たすための駒として利用しようと協力を仰ぐも、当人からは最後まで拒絶され続け、最終的に彼女の改心も相まって、利用することを諦めている。騒動直後に「二代目」なる人物と共にE組の生徒たちと殺せんせーの前に現れ、イトナや茅野を利用した殺せんせー討伐の失敗から「3月までには確実に殺せんせーを殺す」と宣言する。 最終暗殺計画終盤に二代目「死神」と共にE組を急襲し、一同の前で殺せんせーの暗殺を宣言。この時は自身の肉体の主要器官に触手を埋め込み、人間の状態を保ったままで触手生物に準ずる力を入手した状態となった。その力を持って二代目と共に生徒を巻き込むやり方で殺せんせーを攻撃するも、二代目に貫かれた茅野を嘲笑ったことで殺せんせーの逆鱗に触れ、殺せんせーのエネルギー波の余波で吹き飛ばされ、身体に触手を埋め込んでいたことが災いして「地の盾」に叩きつけられ、四肢はちぎれ全臓器に大ダメージを受け生命維持装置無しに生きられない寝たきりとなる。一連の研究も「実用に値せず」の烙印を押されるという、ある意味死よりも悲惨な結末を迎えることとなった。アニメ版では、その後が描かれておらず、生死は不明。 実写映画版では、二代目死神が登場しないため自分自身に触手を注入して巨大化し、ラスボスのキャラクターも担う。演者の成宮は柳沢について「頭がいいあまり、曲がった方向へ行ってしまった悲しいキャラクター」と評している。原作中でも「全ての勝負に勝ってあらゆる敵を蹴落としてきた」(157話)という記述や、自身の体に触手を埋め込んでもイトナや茅野の様に副作用に悩まされることなく順応していた描写などから、頭脳だけではなく万能の天才であったことが伺える。 スモッグ 声 - 伊丸岡篤 日本出身の中年の男性暗殺者。「毒殺」専門の暗殺者で、毒を噴射するスプレー型の武器を使った戦法を行う。使用する毒はすべて自作であり、洗練された実用性にこだわるあまり、専用の研究室まで作っている。 雇い主である鷹岡の命令の下、ウェイターに扮して普久間島に来たE組生徒に毒を盛ったトロピカルジュースを提供したが、普久間殿上ホテルで潜入した生徒たちに再会した際にその工作を不破に見抜かれ、烏間に麻痺ガスを浴びせるも、彼の常人離れした身体を完全に止めきれず膝蹴りを受けて倒される。鷹岡が倒された直後にグリップ、ガストロと共に生徒たちの前に現れ、今後のリスクを考えて食中毒菌を改良した致死性のないウイルスを仕込んでいたことを生徒たちに明かし、栄養剤を提供する。その後、鷹岡の一件に関して事情聴取を受けるため、他の二人と共にそれぞれ自分なりのエールを生徒たちに残して防衛省に連行される。椚ヶ丘中学の学園祭にも殺せんせーの招待で訪れ、「毒を入れてもうまい」と料理に舌鼓を打っていた。その後も日本に在住しており、奥田とも交流が続いている模様。 グリップ 声 - 村瀬克輝 セミロングのウェーブヘアが特徴的なデンマーク出身の男性暗殺者。素手で窓にヒビを入れる驚異的な握力の持ち主で「素手」専門の殺し屋。「武士の口調になる」という理由で語尾に「ぬ」をつけて話すことから、カルマに「おじさんぬ」というあだ名を付けられる。 普久間殿上ホテルではカルマと対峙し、彼をスモッグの麻痺ガスで騙し討ちするも、それを警戒していたカルマに同じ麻痺ガスを喰らい、寺坂らに拘束される。カルマに手痛い悪戯を受けるが、最終的にはその戦闘能力を認め、防衛省に連行される際にはカルマに励ましの言葉をかけた。椚ヶ丘中学の学園祭にも他の殺し屋同様訪れたが、またしてもカルマのいたずらでワサビ入りモンブランを食べさせられ、再び悶絶する羽目になる。そのせいか殺せんせーの暗殺後は濃い味と鼻腔への刺激が無ければ落ち着かない体質となってしまった。 ガストロ 声 - 子安武人 逆立てた髪が特徴の、フランス出身の長身男性暗殺者。「銃殺」専門の殺し屋。「その日一番うまい銃が一番手に馴染む」という理由で、実弾入りの銃に色々な食材・調味料を付けて咥えながら味わうという奇妙な趣味を持つ。また、銃の調子を味で確認するという特技もある。鷹岡に雇われた殺し屋の中では唯一軍人上がりで、その経験から隠れた敵をその行動まで瞬時に見抜く戦闘の勘を持つ。またアニメでもオートマチックやマシンピストルなど多種多様な銃も所持している。 普久間殿上ホテルではコンサートホールにてマグナムリボルバーと装填用クリップを手にE組全員と対戦。殺せんせーの攪乱作戦と菅谷が作った人形の罠に惑わされ、事前に鷹岡の部下から奪っていた38口径M60リボルバーによる千葉の一発で金具が壊れた吊り照明が直撃し、その隙に速水の一発で自分の拳銃を吹き飛ばされ敗北した。椚ヶ丘中学の学園祭にも他の殺し屋同様訪れ、つけ麺のスープに銃を浸し味わっている。殺せんせー暗殺後は本格的につけ麺屋を開設しようと計画している。 「死神」(しにがみ) 地球上で最高の殺し屋と評される人物。凄腕の殺し屋たちを次々と襲撃していくことから「殺し屋殺し」と呼ばれる。「死神」は仇名で、本名は不明。神出鬼没、冷酷無比で夥しい数の屍を積み上げ、「死」そのものと呼ばれるに至った男。ロヴロが渚に教える形でその存在が初めて語られている。成功した暗殺の難易度の高さから、実は10人ほどいるとも噂されているほどであるが、常に一人で暗殺を遂行する。用途に合わせて人を雇うこともあるが、その者たちは暗殺に関与したことすら知らないという。茅野の一件で自身の過去を打ち明けた殺せんせーの告白により、元々は人間時代の殺せんせーが腕利きの殺し屋として名を馳せていた頃の通り名だったことが判明する。死神(初代) 声 - 福山潤 演 - 二宮和也 殺せんせーのかつての姿。スラム街出身の若い男性。劣悪な家庭環境に生まれ育ち、自然と殺し屋となった過去がある。生まれてから戸籍を与えられなかったため、本名、国籍、年齢共に不明であり、これらについては殺せんせー本人も分かっていない(茅野から今のあだ名をつけられるまで、名乗る名前がないと主張していた理由である)。潜入暗殺のために様々な知識を身に付けているため、日本語はもちろん私立中学の古典問題を作れるほど堪能であり、大学教授に化けられるほどの頭脳を誇っていた。超人的な技能により不可能とも思えるような業績を挙げ、千人殺したあたりで人は彼を「死神」という名で呼ぶようになったという。 あるターゲットの息子から弟子入りを志願され、彼自身も「自分と同じ技能を持つ者がいれば殺しの幅が広がる」と考えたことから弟子に取り、力で抑えつつも彼の望む力を与えることでうまくコントロールしていたが、ある日突然その弟子による裏切りに遭って捕縛され、国を超えた非公式の研究組織に所属する柳沢にモルモットとして連行されてしまう。 それ以降の詳細は「殺せんせー」を参照。 死神(二代目) 声 - 島﨑信長 かつて人間だった殺せんせーの唯一の弟子で、E組が遭遇した「死神」。「死神」としては実質二代目に当たる。猫だましの応用技である「クラップスタナー」をはじめ、すれ違う新幹線の標的を打ち抜く動体視力など超人的な暗殺技術を持ち、短時間で罠を仕掛けたり、犬に銃を撃てるよう調教する指導力も併せ持つ。さらに奥の手として人差し指に仕込まれた極小サイズ(10口径)の仕込み銃から弾丸を対象の骨・筋肉の隙間を通して大動脈に打ち込み、血流圧で裂け目を入れて大量出血を引き起こさせて致命傷を与えることさえもできるが、自分の力を過信する余り時折簡単に隙を見せてしまうなど、若干精神面が未熟な傾向にある。 通常、殺し屋という人種は正面戦闘を得意とはしていないのが一般的であるが、殺し屋にとっては99%必要無いものの残りの1%の標的を倒し損ねるという理由で殺し屋になってまず最初に正面戦闘のスキルを磨いたと語っており、格闘の天才的なセンスを持つカルマを含め、E組生徒たちを一瞬で全滅させたほどの実力がある。ただし、正面戦闘のみの実力で言えば烏間には及ばない。 普段は明るい髪色の若い男性の姿をしているが、変装技術を極めるために顔の皮を剥いでおり、素顔は骸骨のような容姿である。元はごく普通の少年で非常に裕福な家庭で育ったが、全く満たされず、横暴な父親が目の前で初代死神(殺せんせー)に暗殺される場面を目撃してその殺しの技に魅了され、彼に弟子入りし、暗殺者になる。当初は自分のスキルが増えることに喜びを見出していたが、やがて初代が自分を弟子ではなく道具としてしか見ていないと感じるようになり、「死神」の名を受け継ぐために師を裏切った(顔の皮を剥いだのもこの頃)。この段階で師匠のスキルを85%習得、独立後には独自の技術も開発し、「あと10年あれば初代を超えた暗殺者になれていただろう」と初代から目されているなど、殺し屋の素質自体は作中最高クラスである。 ロヴロをはじめ殺せんせー暗殺の障害となる自身の商売敵の殺し屋たちを次々と始末した後に日本に潜入、花屋の青年を装いE組と接触して情報収集を行う。その過程で烏間に振られたイリーナを拉致・教唆して自身の手駒に変え、彼女を奪還するためアジトに乗り込んできた生徒たちも監禁、彼らをエサに殺せんせーを抹殺しようと目論む。当初は様々なスキルやトラップを使用して殺せんせーを檻に閉じ込めることに成功するも、上記の未熟さが災いして、殺せんせーと生徒たちの奇策や烏間との戦闘によって敗北、防衛省に拘束される。その後接触してきた柳沢から殺せんせーの正体が自分のかつての師であることを知り、生まれ変わりながら自らを妨げる彼の存在に殺意を抱き、柳沢と組んで反物質生物への改造を受ける。改造後のデモンストレーションでは一瞬で巨大ビルを砂状に変えるほどの破壊力を示したが、その時点で精神汚染が進み脳波が異常な値を示していた。 最終暗殺計画では柳沢と共にE組の前に現れ、直後に異形の姿に変貌し、殺せんせーに猛攻を仕掛けた。その時点で自らの命と引き換えに殺せんせーの2倍の速度であるマッハ40を叩き出すほどになり、同じく肉体を改造した柳沢との連携と生徒をも巻き込まんとする攻撃によって殺せんせーを追い詰めるも、単身で自身に挑んだ茅野を手にかけたために殺せんせーが放った己が全ての力を乗せた砲撃により柳沢諸共吹き飛ばされた。即死こそ免れたものの、追いかけてきた殺せんせーの持つ対触手ナイフに胸を貫かれ、死に際に「あんたに認めて欲しかった。あんたみたいになりたかった」とこれまで抱いていた感情をぶつけ、殺せんせーから「今なら君の気持ちがよくわかります。”あっち”で会ったらまた2人で勉強しましょう。お互いに同じ間違いをしないように」との返答を受けたのちに消滅した。 なお、名前が判明する以前での初登場となるアニメ第2期第1話では、謎の男という役名になっている。 クレイグ・ホウジョウ 演 - 橋本さとし 刈上げにオールバックの黒髪の長髪、左眼の傷が特徴で、常に不敵な笑みを浮かべている男性。42歳。「神兵」と渾名される最強の傭兵で、凄まじい戦闘力を持ち、地球上のあらゆる戦場で経験を蓄えている。子供の頃から眼鏡を外すことを戦闘開始のルーティーンにしている。グリーンベレー→民間軍事会社→フリーランスという経歴を持つ生粋の戦争屋。名前から日系人と推測されるが、出身が日本でないことを除くと詳しい出自は不明。戦闘回数は5000回以上で、傭兵集団「群狼(ぐんろう)」のリーダーを務めており、単独で1000人の敵を蹂躙し、ライオンを素手で引きちぎり、E組の生徒たちを瞬く間に捕えるなど烏間からも「俺より3倍強い」と評されるほどの実力を持つ。またこの他にも万里の長城を7日で走破したり、雄叫びの反響で地形把握が可能と常人離れした能力を持つ。 最終暗殺計画では政府に雇われ、部下を率いて暗躍しており、計画発動後は部下と共に計画遂行の障害となるE組の生徒たちを捕えた。その後脱走したE組と裏山で交戦するが、綿密な作戦を立てたE組に部隊を全滅させられる。自ら直接交戦しようとするも、ルーティーンを行わせない作戦に翻弄され、渚とカルマの連携でダウンし、なおも意識を失わなかったためE組一同の手で念入りに拘束された。 テレビアニメ版では登場せず、裏山での戦闘の相手は自衛隊員になり、ホウジョウの役割は部隊の隊長(声 - 丹沢昇之)が担っている。 実写映画版では、防衛省の司令官として登場する。 ジェス スキンヘッドに眼帯が特徴の男性。ホウジョウの部下で群狼の小隊長。 カルマからは鷹岡よりも余裕で強いと評されるほどの実力を有しており、最終暗殺計画ではホウジョウと共に政府に雇われ暗躍し、計画発動後は計画遂行の障害となるE組の生徒たちを捕える。 その後脱走したE組と裏山で交戦するも、烏間が生徒たちの実力を過小に伝えていたこともあってあっさりと敗北し、ジェスから「弱虫」などと罵られて腹を立てていたカルマに仕返しと言わんばかりの手痛い拷問を受け、悶絶する。 テレビアニメ版では登場しないが、裏山での戦闘では自衛隊員の一人が同様の拷問に遭っている。
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