ボルトアクション方式とは? わかりやすく解説

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ボルトアクション方式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/05 05:04 UTC 版)

ボルトアクション方式(ボルトアクションほうしき)とは、ボルト(遊底)を手動で操作することで弾薬の装填、排出を行う機構を有するの総称である。比較的簡素で堅牢な構造ながら当時の歩兵銃としては良好な速射能力を発揮したため、金属薬莢の普及とともに本方式のライフルは19世紀末期から第二次世界大戦初中期にかけて各国軍の歩兵主力兵器となった。主力兵器の座を自動小銃やそれを小型化したアサルトライフルに譲った現在も、この方式は狙撃銃などに多く利用されている。日本語では鎖閂式(ささんしき)とも呼ばれる。





ボルトアクション(手動装填)方式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 00:58 UTC 版)

狙撃銃」の記事における「ボルトアクション手動装填方式」の解説

ボルトアクション方式は弾丸装填を1発ずつ手動で行う方式である。主に.338ラプアマグナム弾.300ウィンチェスターマグナム弾を使用する狙撃銃採用される方式である(一部では7.62mm弾を使用する狙撃銃存在する)。構造簡単なため安価軽く信頼性射撃精度で勝る。欠点として、次弾装填のためのボルト操作が必要であり連続した射撃不可能である。警察特殊部隊など精度を最重視する場合などでよく利用される戦場では最初の1発のみで戦闘終了することは少なく、軍はもとより警察でも問題になった。ボルトアクション方式の問題は、手動装填のために連射速度が遅いという単純な点だけでなく、次弾を装填する際に、 ボルト操作するために引き金から手を離さなくてはならない その際目標照準がずれてしまう ということ起きる。そのため、狙撃目標複数ある場合初弾外した場合には、致命的ともいえる動作問題)を伴う点にある。警察では、後述オートマチック方式狙撃銃登場するまで、狙撃手には外した場合備えたバックアップ武器として自動小銃携行させていた。

※この「ボルトアクション(手動装填)方式」の解説は、「狙撃銃」の解説の一部です。
「ボルトアクション(手動装填)方式」を含む「狙撃銃」の記事については、「狙撃銃」の概要を参照ください。

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