小隊長とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 小隊長の意味・解説 

小隊

(小隊長 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/14 06:40 UTC 版)

小隊(しょうたい)とは、通用語としては、小人数の一隊をいう[1][2]。一方、軍事分野では、軍隊編制上の一単位であり、中隊より下位で分隊より上位の部隊を指す[1][3][2]


注釈

  1. ^ アメリカ映画 "Platoon"(和題プラトーン)は、「小隊」を意味する英単語がそのまま映画タイトルになっている。任天堂コンシューマーゲーム(家庭用コンピュータゲーム)"Splatoon(和題:スプラトゥーン)" の場合は、英語で[ splat(ピシャッという音。液体や柔らかい固体が固体の表面に衝突する際の鋭く無調な音。)+ platoon(小隊)]という構成になっている造語である。
  2. ^ 厳密には大隊長から権限の一時的な委譲であり、懲戒処分に関しては意見具申として上申となる他、外出も最終的な責任は大隊長に帰属する
  3. ^ 上級陸曹不足が顕著に見られる部隊によっては、2曹が小隊陸曹として事実上の小隊長職を命ぜられる場合がある
  4. ^ 小隊が独自に各種偵察活動を行う観点から、小隊長にある程度の権限が持たされる場合に備えて補佐の役目を持つ
  5. ^ 管理機能は隊本部が保持しているが、ある程度偵察小隊長が独自の運用を行う例がある

出典

  1. ^ a b kb小学国.
  2. ^ a b kb泉.
  3. ^ kb-Brit.
  4. ^ kb-P英和中3.
  5. ^ kb platoon.
  6. ^ 英辞郎 platoon.
  7. ^ OED.
  8. ^ 英辞郎 plat.
  9. ^ kb プラトゥーン・プラン.
  10. ^ kb ツープラトーンシステム.
  11. ^ p.250 Curtis, Thomas The London Encyclopaedia: Or, Universal Dictionary of Science, Art, Literature, and Practical Mechanics... Volume 9 T. Tegg, 1829
  12. ^ p.486 Lynn, John A. Giant of the Grand Siècle: The French Army, 1610-1715 Cambridge University Press, 14/12/2006
  13. ^ p.404 Nimwegen, Olaf Van The Dutch Army and the Military Revolutions, 1588-1688 Boydell & Brewer, 21/10/2010
  14. ^ 石原 (1941), pp. 248–252, 国立国会図書館デジタルコレクションのコマ番号では136-138/148コマ.
  15. ^ 英辞郎 flight, 7.〔アメリカ空軍の〕飛行小隊◆飛行中隊(squadron)を構成する。.
  16. ^ 例:『3師団だより』(第3師団司令部広報室)第4号
  17. ^ 『セキュリタリアン』(防衛弘済会)各号
  18. ^ 『SoYou』(曹友連合会)各号
  19. ^ 軍事研究』(ジャパン・ミリタリー・レビュー)各号
  20. ^ 例:宮城県消防学校移転整備事業要求水準書(案)に係る質問及び回答 (PDF) 、No.42を参照
  21. ^ 福島県警察本部 (2012年2月6日). “福島県警察管区機動隊運営要綱の制定について(通達)”. 2019年5月19日閲覧。
  22. ^ 軍隊形式について|救世軍


「小隊」の続きの解説一覧

小隊長

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 12:08 UTC 版)

名詞

小隊 しょうたいちょう)

  1. 小隊の長。

発音(?)


「小隊長」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「小隊長」の関連用語

小隊長のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



小隊長のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの小隊 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの小隊長 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS