コンシェルジュ部門とは? わかりやすく解説

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コンシェルジュ部門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/18 07:02 UTC 版)

コンシェルジュ (漫画)」の記事における「コンシェルジュ部門」の解説

川口 涼子かわぐち りょうこ) 明確ではないものの、本作品の主人公格1巻時点23歳就職氷河期乗り越えてクインシーホテルに就職し、「コンシェルジュ部門配属された。人懐っこくいつも明る性格前向きな姿勢仕事取り組み失敗試行錯誤繰り返しながら成長していった。物語初期狂言回し的な役割強かったが、コンシェルジュとして成長し物語後半では最上の手を借りず積極的に仕事関わる事が多くなり、最上に「時には自分凌ぐ仕事やってのける」と評されるまでになる。最上の魔法の手帳」を見習い涼子ファイル」を作成生きた情報記録を行う。 実家両親高校生の弟の達也中学生の妹の涼香住んでいる。接客ホテル同僚の前では謙虚な姿勢接す反面、弟に対して内弁慶的に強気であり、乱暴な扱いをする事もある。 常連客女優藤原貴梨花とは親友呼べる仲であり、プライベートでも一緒に食事に出かけたりする。 時に迷い悩みながらも、ひとつひとつ事柄真摯に向き合い成功失敗をも経験=財産とし、次のステップのために顔を上げて前に進もう模索する姿勢を、少女期少年期)から大人成長していく姿に重ね、それを判りやすくデフォルメしたものが、未だ幼さ残した童顔少女のような髪型対して成熟した女性象徴のような豊かな胸で表現し両面併せ持つ少女面影残した成人女性」を漫画的に表現したものが現在の涼子の姿である、と作者語っている。表紙などでコスプレをすることも多い。神奈川県出身18巻より、サンライズヒル・ニューヨークへの1年間研修のため渡米以降は、渡米した川口涼子主として物語描かれる。サンライズヒル・ニューヨークでの最初職務ベルマンその後コンシェルジュ・アシスタントとして勤務日本とは価値観の違うアメリカで勤務涼子大きなカルチャーショック与えた。しかし、元来積極的で真摯な姿勢仕事取り組み周囲との距離感付き合い方も徐々に分かってきた。同時に永らく自分課題でもあった「コンシェルジュとしての在り方についても糸口をつかみかけてきた。21巻エピローグで、日本に帰国した模様描かれている。 最上曰く、クインシーホテルのコンシェルジュ・スタッフが持つ、特筆値する特性」の全て持ちうる力量可能性涼子にはある、と賛辞され、今後道標として欲しい旨を評されている。 最上 拝(もがみ はい) 本作品の主人公格中心人物。クインシーホテルのチーフコンシェルジュ。ニューヨーク一流ホテル勤務していた経験持ち、クインシーホテルの前オーナーに乞われて転職してきた。「常にお客様立場立って考える」が信条物腰柔らかい態度口調、客からの要望には的確な仕事応える手腕から、グレート・ハイの異名持ち、クインシーホテルのコンシェルジュ唯一Les Clefs d'Or(レ・クレドール)」のバッジ付けている。一方インターネット携帯電話など最新機器を扱うのが苦手で、「魔法の手帳」と呼ぶサービスに役立つ情報自分記載した手帳駆使する連載当初普段抜けているが、いざというとき魔法の手帳をこれ見よがし胸の内ポケットから取り出して難題解決するヒーローのような描かれであったが、涼子成長コンシェルジュ部門拡充により自ら動く描写減り一歩引いてアドバイス与え見守り出来事をまとめ考察述べ立場となった私生活では、妻・久美子愛娘優菜アメリカ同時多発テロ事件ニューヨーク世界貿易センタービル崩落巻き込まれるという悲劇遭遇している。久美子日本弔うことができたが、優菜髪の毛以外その姿が発見されず「(遺体不明のまま)死亡」との扱いにされていた。不本意ではあるが、当時混乱実際に遺体発見されないまま死亡認定された件が多々あった故、そのように受け止めざるを得なく傷心日々過ごしてきた。しかし、最終話優菜生存しアメリカのある施設保護されていることが判明10年ぶりに愛娘をその胸に抱きしめることが出来たエピローグにおいて、日本優菜暮らし始めた模様描かれている。施設自由奔放に育った娘に戸惑いながらも、あどけない寝顔愛しさを感じる優しい父のまなざし描かれ物語の幕がおろされている。 東京都出身愛車ミニ・クーパーS85話で運転している描写あり)。 鬼塚 小姫おにづか さき) 第12話から登場。クインシーホテルオーナー松岡銀行員時代の大先輩の娘で元部下。その縁で中途採用によりクインシーホテルに入社し、コンシェルジュ部門に配属される怜悧な美貌を持つ才女17国語話せる語学能力活かした通訳翻訳税理士や行政書士など多数資格有し、その知識活かした事務仕事は的確かつ迅速調理師毒物劇物取扱責任者資格まで持ち合わせる芸術的な面については知識はあるが、特に絵を描く才能に関して言えば皆無に近い。ただし本人にその自覚はない。多才である一方基本的にマニュアル人間感情起伏乏しく同僚や客との人間関係構築するのが苦手であり、無意識に心に壁を作ってしまう。これは不仲だった両親から殆ど放任状態で育てられ成績試験順位と言った数値表せるもの」でしか評価されなかったという生い立ちの故であるが、転職当時機械的なまでに融通の利かなかった固い性格も、毎回変化に富んだ仕事依頼や、人情味あふれる仲間とのやりとりの中で、感受性思慮深さ学び取り変化しつつある。常連客有明光成のことが気にかかり、彼の前では自然な笑顔見せるなど、感情素直に表に出すことが増えてきた。後期それとなく好意意思表示し以来何かと有明行動把握したがるようになり、最終エピソードではすっかり彼を尻に敷いた状態になっている福島県出身立場的には涼子後輩であるが、実は涼子より3つ年上最上からは、特に「知性に関して抜きん出ていると評されている。 司馬 一道(しば かずみち) 第12話から登場当初ポーター務めていたが、第22話よりベルマンに、その後コンシェルジュ部門増員に伴い異動してきた。大柄筋肉質体格自動車レッカー車代わりに移動させることができるほどの怪力持ち主空手五段・柔道四段プロボクシングライセンスなどの有資格者でもあり、暴漢を度々撃退している。客への言葉遣い仕事ぶり我流で、お世辞にもシティホテル勤務相応し振る舞いとは言えない。しかし、殆どの常連客の顔と名前を憶えているという一面持ち気さく人懐っこい性格から、特に年配の常連客から好意的に見られている。接客苦手意識もなくこなしているが、予約確認顧客情報確認などの機械操作は苦手である。特撮ヒーローが好きで特撮系のオマージュ的な台詞言った特撮ヒーローコスプレをしたりと、客への対応で度々役立たせている。 以前より涼子好意寄せており、涼子アメリカ研修旅立つ前に告白している。しかし、前向きな返事貰えたものの、すぐに交際に至る向き返事ではなかった。涼子渡米後、自分ホテルマンとして成長して、彼女の帰国迎えようと決意。苦手だった英会話習得すべく勉強励んだエピローグでは、外国人会話をしている司馬の姿に涼子驚き、そして笑顔見せシーン描かれている。最上からは「情熱」を持って仕事当たっている姿勢高く評価している。 埼玉県出身実家寿司屋で弟が継いでいて、ホテル外国人宿泊客築地市場案内していた時に父の知り合いから店を回転寿司屋変えるという話を聞いて驚いていた。その他大学時代空手部に所属していたが、北海道での合宿ランニング中に突然現れた熊を倒したことから「熊殺し」のあだ名持っている。そのため、涼子ら4人で北海道旅行訪れた際は、訪れた先々人々に「熊殺し」と呼ばれ焦り見せていた。 惣田 純菜(そうだ じゅんな) 第30話から登場当初バンケット宴会部門配膳係。後にコンシェルジュ部門増員の際に抜擢され異動を命ぜられた。美食家自負し食べ歩き趣味。ただし食が細いため量より質にこだわる。クインシーホテル内は勿論、数多く飲食店足を運んで常に新し情報を客に提供出来るようにしている。また魅惑的な容姿物腰から男性客から声を掛けられることも多いが、あしらい方がうまく、かわし方にソツがない少々贅沢なブランド物などを好む傾向見受けられる嘘泣きが得意でお化け大の苦手。姉御肌バンケット時代まとめ役であった入社時は人の役に立つ仕事がしたい思っていたものの、配属先がバンケット自分アイディア生かすところがなく不満を持つ日々続いていたことを涼子打ち明けていたが、バンケット削減される危機時に最上提案した「メイドサービス」を導入して以降水を得た魚のように自らの本領発揮した。コンシェルジュ部門に移ってからは麗美指導率先して行っている。小姫同い年最上からは「優雅」を演出し提供する長けた存在であると評されている。コンシェルジュ部門の女性メンバーの中では一番身長が高い。 金城 麗美(かねしろ れみ) 第43話から登場営繕設備メンテナンス部門所属唯一の女性でもあった。些細なきっかけフロント周りの人達と営繕部門がトラブルになった時にコンシェルジュ仕事は簡単、自分でもできる」と言い放ったのをたまたま通りかかった松岡らの耳に留まりその場でコンシェルジュ部門に一時転属命じられることとなる。1か月程して松岡最上様子聞き元の部署営繕)に戻す事を伝えるが、最上お荷物であることを否定し逆に必要な人材であることを述べそのままコンシェルジュ部門に正式配属となる。 営繕部時代についた手の傷を見せないようにする為、接客業務時は白い手袋をしている。手先が器用で機械技術的な知識技能優れているが、対人接客となると極端な照れ屋である上に口ベタ無愛想なことが災いして誤解されやすい。接客主体とした部署配属され本人苦手意識接客能力低さ危惧されたが、涼子純菜らの指導により徐々に成長してきている。配置転換当初純菜やみさおからは評価されていなかったが、最上からは接客経験がないのもかかわらず一月近く続いていることと、業務外ではあるが司馬からもいい子だと評価されている。コンシェルジュ異動後も営繕担当する仕事パーティ音響設営修理等)をすることもある。他の女性コンシェルジュ最上から「さん」付け呼ばれている中、司馬同様に「くん」付け呼ばれている。常連客である満田からよく指名され二人漫才のようなやりとり時折描かれる沖縄県出身通勤にはマウンテンバイク使用している。最上は彼女の「知恵」と「機転」を今後期待している。 後作である『プラチナム』では九音の愛車を、『インペリアル』では優菜パートナーであるニック興味を持つ及川 みさおおいかわ みさお) 第20話から登場最初フロント部門チーフ採算度外視のコンシェルジュ部門の経費問題視され、第42話よりコンシェルジュ部門サブチーフに抜擢された。徹底した管理主義者で仕事に関しては非常に厳しい面を見せ一方悩んだ行き詰っている人間端的なアドバイスをしたり、叱咤激励をするなど面倒見の良い一面もある。一般的に負け犬」、「アラフォー」と呼ばれる年代前髪含めてアップにし、頭後部シニヨンにまとめた髪型にしている。これは顔のシワやたるみを気にしているために、引っ張ることでたるみなどが目立たなくなる効果期待してのことである。また、シニヨンに、フリル付いた大きめリボン大きめイヤリング使用しているのは、規律を守るキャリアウーマンとしての厳し一面と、実は可愛らしい物を好む自身少女趣味との対比分かりやすく表したため。自室にいる時だが、104話では眼鏡外して髪を降ろしている姿もある。当初コンシェルジュのサブチーフに異動の話があった時は気が進まないと言っていたが、それは自分コンシェルジュ服を着るのだと思ってのことで、松岡管理職用の制服用意していると言われ異動承知した

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コンシェルジュ部門(神戸)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/18 07:02 UTC 版)

コンシェルジュ (漫画)」の記事における「コンシェルジュ部門(神戸)」の解説

クインシー神戸コンシェルジュ制服の上着(冬服)はクインシー・トーキョーでいう管理職制服(みさおが着用しているもの)と一緒であるが、袖の装飾四角に変更されている。中に着ているブラウス異なデザインであるが、スカートは同じミニ丈である。夏服も袖の装飾四角なのを除けばクインシー・トーキョーの管理職のものと一緒であるが、服の色はトーキョーのコンシュルジュと同じもの(白基調に袖や襟が水色)を着用している姿がコミックス第21巻確認できる大関 みやこおおぜき みやこ) 第58話から登場。クインシーホテル・神戸広報部所属初登場時)。元旅行会社社員観光案内を得意としている。コンシェルジュ部門新設にあたって引き抜かれた。涼子神戸長期出張になった折、一緒に業務携わった。「自分たちの有益重視合理性」を優先し労力できるだけ最小限抑えて接客していた。クインシーホテル・トーキョー流の「お客様の声聞くこと」から始め、客の要望立場都合優先して考え接客方針神戸でも実践するべきだ、と声にする涼子釈然としない様子であったが、客の心を捉える結果を出す仕事着実にこなしていく涼子影響を受け始める。後に、小姫純菜との入れ替わりでクインシー・トーキョーへ出張に来た際には、神戸制服ではなくトーキョーコンシェルジュ制服着用している。なお、神戸出張した際の涼子及び小姫純菜神戸制服着用せず、普段着用しているトーキョー制服着用していた。

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コンシェルジュ部門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 23:47 UTC 版)

コンシェルジュ プラチナム」の記事における「コンシェルジュ部門」の解説

九音 響也(くおん きょうや) 心理士にして経営アドバイザー。人の無意識の仕草表情観察することで、その人の心、深層心理を読む。 両親共に日本人であるが、九音自身ロサンゼルス生まれ育ち日本には中学生のときに一度訪れたことがあるだけであった日本語も英語も流暢に話すことが出来る。 ホテルキャピタル白金平との契約当初1年商店街設置した観光案内派出所運営軌道に乗るまで経営アドバイスをすることであった一条十津川薦め千羽専務薦めもあり、周囲人々奮闘係わり合いから「途中で投げ出すのは気持ちが悪い」と第13話第3巻収録以降ホテル正社員として勤務するようになった支給されている制服燕尾服基調としてデザインされたもの。白の礼装用手袋ドレスグローブ)も身に着けている。夏季ジャケット脱ぎ、フォーマルベストを着用するアメリカでは大学時代仲間会社起業。しかし規模大きくなるにつれて人間関係金銭面で軋轢生じ、九音の周囲から信頼できる人間がいなくなってしまった。この体験から利害のみでつながった関係や派閥争い人一倍敬遠している。その後企業アドバイザーとして独立M&A手がける凄腕企業アドバイザーとして多く事業者から信頼を得る反面恨みを買うことも少なくない仕事内容であるため「企業トップこぞって会いたがり、そして会いたがらない人物」と称されていた。九音自身は、心理士であるが故に、普通の人ならば見過ごしてしまうような僅かな所作言葉つぶさに分析してしまうため、プラス活用して有効な武器になることもあるが、逆に相手悪意読み取る場合も多いので、これに悩み愁い表情見せることもある。 個人能力各々契約責任基盤とし尊重するアメリカで生活仕事をしていた九音は実感がなかったが、相手真意慮り協調や和を重んじることを美徳考えることの多い日本的な応対比較すると、やや冷淡ドライな印象与えていると同僚らから指摘され相手見透かすように観察するではなく想い巡らせ慮るようにと指導されこともしばしばある。 プライベートではあくまで気さく容姿加えその特技ゆえ他人に細かい気配りができるので、異性には比較モテる自身恋愛には淡白三木八重島といった同性友人とのやり取りではかなり子供っぽい一面見せ口調や行動が比較粗雑になる極度方向音痴であり、車を運転中カーナビから頻繁にコース外れました」のアナウンス流れ描写がたびたびされている。 愛車シェルビー・マスタング一条 笑美いちじょう えみ) ホテルキャピタル白金平コンシェルジュ。『商店街コンシェルジュ』の立案者。現在は商店街設置した観光案内所での業務が多い。 屈託のない笑顔素直な性格周囲雰囲気和ませるムードメーカーであり、地域住民からの信頼も厚いが、生まれ育った商店街次第寂れていくことに以前から心を痛めており、自らの仕事通じて何とか街に再び活気取り戻したい考えている。 実家観光案内派出所設置した四の橋白金平商店街』でレストラン営んでいる。 当初は九音の手腕疑問視していたが、次第信頼し異性としても意識している描写がある。 コンシェルジュとしての腕は他のスタッフほど抜きんでる特徴はないが、丁寧な応対仕事こなしている。 十津川 京香とつかわ きょうか) コンシェルジュ部門主任常連客からの信頼厚く部下面倒見良い有能なコンシェルジュ前作コンシェルジュ』に登場した帝都ホテル総支配人小野寺ホテルマンとしての心得指導した部下ひとりであり、同じく前作クインシーホテル・トーキョー最上拝、ホテルグランシェルの水無月慶とは兄弟弟子間柄になる。十津川は「小野寺最後弟子」と称されている。 ホテル業界に足を踏み入れる前は別の職種に就いていた、所謂転職組ではあるが、既にベテラン呼ばれる経験実績を伴う実力者である。 心理士として超絶した九音の技能能力認めるところであるが、ホテルマンとしての経験浅く、また日本での仕事風潮慣れない九音に対しコンシェルジュとして顧客立場からのサービス心掛けるよう指導アドバイス与えことがある。九音には、Les Clefs d'Or(レ・クレドール金の鍵)を超える白金の鍵」の持ち主になれる可能性感じ期待寄せている。 明確な家族構成描かれていないが、兄と姪の存在セリフから判明している。 アルコール嗜む。ただし非常に弱く一口程度酩酊状態になる。酒癖はあまり良くなく泣き上戸絡み酒である。また、若干妄想癖があるが、妄想終了まで速度は九音すらも読み取れないほど高速処理される年齢未婚といった部分を気にしている節があり、作中何かといじられることが多い。マンション部屋多数ぬいぐるみ置かれ少女趣味なもの。 四月 鑑わたぬき かがみ) 千羽専務の実娘。長い髪長身(180cmを越えており、九音より頭一つ分ほども背が高い)がトレードマーク美女千羽がコンシェルジュ部門の動向などを把握するために、四月経理部門から移動させて目付役を担わせた。実の娘である自分にさえ心を許していない千羽に対して複雑な思い不信感抱いており、その内心を汲みとって気遣い見せる九音に異性として好意抱いている。そのため九音を失脚させよう目論んだ利用しようとする父に対し反発心を示すようになってきている。 「四月」は母方の姓である(千羽と鑑の母が婚姻関係にあったのか、離婚したのかなど描かれていないので不明)。他のホテルスタッフには、千羽親子であることを伏せている。 非常に無口台詞はほとんど無く僅かな表情変化仕草などで感情表現する。そのため他者からはコミュニケーション取り辛い相手思われることもあるが、本心無用な言葉で繕わない分、ボディーランゲージ表れやすいため、仕草から相手心情察する九音にとっては感情表現ストレートわかりやすい相手であり、コミュニケーション円滑良好に取れている。 パソコン操作経理など職務にも有能だが、無口なストレス溜めこむタイプで、何かの切っ掛けキレる抑え込んでいた鬱憤一気爆発させてしまい、ロッカー壁等パンチケリ入れる等暴力的な行動に出ることもある(九音が彼女を気遣うのもそれを知っているからである)。 運動は苦手であるが、スポーツ観戦好き。カワイイ小動物ゆるキャラには目がない。周囲には幽霊等は信じていないと虚勢を張っているが、実はその手の類が人一倍苦手である。

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