母方とは? わかりやすく解説

はは‐かた【母方】

読み方:ははかた

母親血統属していること。また、その人。「—の伯父」⇔父方


母系制

(母方 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/21 15:09 UTC 版)

母系制(ぼけいせい、ドイツ語:Matrilinearität : matriliny)とは、動物において、母方の血筋によって家族や血縁集団を組織する社会制度である[1]シャチ等に見られる[1]。対義語には父系制がある。類似する言葉に母権制(ぼけんせい、: matriarchy)がある。


  1. ^ a b 한겨레. “追撃し、嚙みちぎり、溺れさせ…シャチのシロナガスクジラ狩りを初確認”. japan.hani.co.kr. 2022年6月26日閲覧。
  2. ^ 古庄ゆき子「高群逸枝覚え書(一) : その母系制研究を中心として」『別府大学国語国文学』第12号、別府大学国語国文学会、1970年11月、32-44頁、NAID 120002445701 
  3. ^ 高群逸枝『大日本女性史 第1巻 - 母系制の研究』
  4. ^ エマニュエル・トッド 家族システムの起源 上 pp.196-198, 下 pp.467-468, pp.504-510, 藤原書店, 2016, ISBN 978-4865780727
  5. ^ 江守五夫『母権と父権』弘文堂〈弘文堂選書〉、1973年、149-151頁。 
  6. ^ デイヴィッド・スタサヴェージ 著、立木勝 訳『民主主義の人類史――何が独裁と民主を分けるのか?』みすず書房、2023年(原著2020年)、48頁。 
  7. ^ 金 2011, pp. 96, 170.
  8. ^ 金 2011, p. 25.
  9. ^ 曹惠虹 著、秋山勝 訳『女たちの王国――「結婚のない母系社会」中国秘境のモソ人と暮らす』草思社、2017年(原著2017年)、83頁。 
  10. ^ a b Subir Bhaumik (2013年10月16日). “Meghalaya: Where women call the shots”. Al Jazzera. https://www.aljazeera.com/news/2013/10/16/meghalaya-where-women-call-the-shots 2023年11月27日閲覧。 
  11. ^ Sadiq Bhanbhro (2017年1月13日). “Indonesia’s Minangkabau culture promotes empowered Muslim women”. The Conversation. 2023年11月28日閲覧。
  12. ^ Emmanuel, Olu (2022年1月30日). “Bijagos of Guinea-Bissau : Meet the African tribe where women rule and choose their own husbands”. National Daily Newspaper. https://nationaldailyng.com/bijagos-of-guinea-bissau-meet-the-african-tribe-where-women-rule-and-choose-their-own-husbands/ 2023年9月28日閲覧。 


「母系制」の続きの解説一覧

母方

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 15:15 UTC 版)

ジョー・バイデンの家族」の記事における「母方」の解説

キャサリン・ユージニア “ジーン”・バイデン両親ペンシルベニア州スクラントン出身公告セールスマンのアンブローズ・ジョセフ・フィネガン(Ambrose Joseph Finnegan)とその妻ジェラルディン・キャサリン・バイデン・フィネガン(旧姓ブリューイット)(Geraldine Catherine née Blewitt)である ジーンは、アイルランド系であり、ルーツラウスロンドンデリーである。 ジェラルディンの父(ジョー・バイデンにとっては曾祖父)のエドワード・フランシス・ブリューイットペンシルベニア州議会英語版)の議員務めた彼の父エドワード・ブリューイット(Edward Blewitt)はアイルランド・メイヨー県・バリナ(英語版出身であり、1851年アイルランド大飢饉貧困から逃れるためにアメリカ・ニューヨーク移住したバイデン自身副大統領時代2016年アイルランド訪問しアイルランド系図学者バイデン母方の先祖歴史披露した先祖の地であるバリナも訪問し同地に残る親族交流深めた父親バイデンの「みいとこ」にあたるアイルランド人ジョー・ブリューイットの一家ホワイトハウス招待されるなどバイデン親戚付き合いをしている。彼によればバイデンは再びアイルランド故郷訪問することを約束しているという。 ジョー・バイデンの母方の2人高祖父(パトリック・ブリューイットとジェームズ・フィネガン)はアイルランド出身であるため、バイデンは18.75%アイルランド人であるという。系図学者メーガン・スモレニャク(英語版によればバイデンは「アイルランド人の血を8分の5程度引き継いでいるとしている。 母方からアイルランドの血を強く引くバイデン2020年大統領選挙当選するアイルランド大い沸いたアイルランド首相ミホル・マーティンは、バイデン当確報じられた後、敗北認めない現職大統領ドナルド・トランプ無視して真っ先バイデン祝辞送った首脳一人である。マーティン首相によれば「ジョン・F・ケネディ以来アイルランド系アメリカ大統領」であるという。

※この「母方」の解説は、「ジョー・バイデンの家族」の解説の一部です。
「母方」を含む「ジョー・バイデンの家族」の記事については、「ジョー・バイデンの家族」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「母方」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「母方」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「母方」の関連用語

母方のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



母方のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの母系制 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのジョー・バイデンの家族 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS