らいよんチャンのバリエーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 18:24 UTC 版)
「らいよんチャン」の記事における「らいよんチャンのバリエーション」の解説
「よん」だけに、ヨン様(ペ・ヨンジュン)になりきったこともある(「らい、よん様〜」という女性の声に、「呼んだ?」と言って振り向く)。また、これとは別にいびきを掻きながら寝ていると目を覚まして起き上がり「呼んだ?」と振り向くパターンもある。プロ野球シーズンになると、打者になりきったらいよんチャンが登場するバージョンも流れる(空振り、ボテボテのゴロ、ジャストミートの3パターンがあって、どのパターンでもお腹が揺れる)2014年にはらいよんチャンがピッチャーになりきるバージョンも制作された。 EXILEのメンバーが「Choo Choo TRAIN」のイントロで披露している縦列ダンスさながらに、「♪らいよんチャンネルRide on time,らいよんチャンネルDance all night〜♪」という英語風のダンスミュージックに合わせて、数匹のらいよんチャンが回転しながら踊るバージョンが使われることも多い。オリジナルのアニメーション映像では「らいよんチャンが分身の術を使っているかのように見せる」「MTVに似たロゴ(表記は『4TV』)を表示させる」といった演出も施されていて、2022年7月からは、このバージョンをモチーフに用いた学研教室のインフォマーシャルも毎日放送(関西ローカル)限定で流れている。 関西ローカルで有名だったパルナス製菓(廃業)のCMの歌をアレンジした「らいよんチャン&パルナーズ」や、らいよんチャンがピンボールの玉になった「らいよんチャンピンボール」(結末は落ちる前に掴まるか、そのまま落ちるかがある)、「らいよんチャンボウリング」(ピンに突進して避けられるオチとピンの手前で躓いて倒れ、1本だけ呆れたようにピンが倒れるオチの2パターンがある)「チョコボールバージョン」などが製作されている。 目をつぶり、両手を握りながら「うーん…」といい、目が開いた時にはたてがみは宙に浮き、らいよんチャンは丸坊主になる。この時彼は「ウソ!?」という。 サッカーワールドカップドイツ大会期間中は、「ガンバレ日本代表」としてゴールキーパーに扮したバージョンや、2006世界バレーではレシーブに挑戦するバージョン(高石太が吉本新喜劇の座員時代に披露していたネタにちなんで摩擦でお腹を火傷したあげく「あ〜つ!あつ!あつ!」と慌てふためくオチ)などが放送されている(この2バージョンは2007年以降、TBS系列がサッカーやバレーボールの日本代表戦中継を行なう際に、必ず登場している)。 全国高等学校ラグビーフットボール大会にちなみ、らいよんちゃんがラグビーボールを蹴るも空振りしてしまい、ラグビーボールは倒れるというアニメーションが流れている。 キー局のTBSが制作するテレビドラマを宣伝する際にも、らいよんチャンがドラマの役柄で登場する。2006年は、新春スペシャルドラマ『里見八犬伝』(主演滝沢秀明)では八犬士、1月期放送の金曜ドラマ『夜王 〜YAOH〜』(主演松岡昌宏)ではホスト、10月期放送の『セーラー服と機関銃』(主演長澤まさみ)では、セーラー服着用で機関銃を持った「星泉」ならぬ「獅子泉」に扮した。なお、獅子泉は長澤まさみが星泉名義でリリースした同ドラマの主題歌「セーラー服と機関銃」のPR用ポスターとして関西の大手レコード店にも登場した。 2007年は、1月期放送の日曜劇場『華麗なる一族』(主演木村拓哉)では"華麗"と"カレー"の駄洒落でらいよんチャンが「らいよんカレー」を食べながら「華麗なる一族!」と言うシーンだった。 2008年は、7月期放送の『魔王』にて、夜逃げする泥棒に扮して「マオ(魔王)〜ン」と吠えるシーンが放送されている。 2009年は、1月クールのドラマにちなみ、『ラブシャッフル』ではDAIGO風のセレブ、『RESCUE〜特別高度救助隊』ではレスキュー隊員、『本日も晴れ。異状なし』では駐在さんにそれぞれ扮した。 2015年は、4月期放送の『天皇の料理番』(主演佐藤健)ではコック姿をして手際よく調理し、酒の入ったビンのコルクを取ろうと力むが、取れたのと同時に酒も吹き出してしまうものだった。BGMは『キューピー3分クッキング』の出だし。 2016年は、4月クールの「99.9SEASONS one」のらいよんチャンの顔をもしたグラフが、100パーセントに向かって進んでいくも、99.9パーセントで止まってしまいらいよんチャンが「あともうちょっとやったのに」というものがあった 2018年は、7月クールの「義母と娘のブルース」のブルース風に「義母と娘の」と歌うバージョンのものがあった。 2019年は、1月クールの「初めて恋をした日に読む話」の鯉を釣り「初めて!」と感動するシチュエーションのものがあった。 2021年は、1月期放送ドラマにちなみ「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」ではボス風らいよんちゃんに扮しキメ顔をしていると手を白い猫にかまれるというもの、「俺の家の話」では赤い屋根の家の上で寝転んでいたらペンキが背中について驚くというシチュエーションで、「天国と地獄〜サイコな2人〜」では「天国と地獄」が流れる中、らいよんちゃんが天国を歩いていると地獄に続く落とし穴に落ちるというもの、4月クールのドラマにちなみ、「着飾る恋には理由があって」では、らいよんちゃんがよっしゃーと叫びながらドラをならすと番組ロゴがでるもの、「リコカツ」ではらいよんちゃんがせーのと叫びながらドラをならすと番組ロゴがでるもの、4月クールのドラマにちなみ「#家族募集します」では、「#家族募集します」と書かれたプラカードを下げたらいよんちゃんのもとにさまざまなライオンが来て、らいよんちゃんが「え!?思ってたんとちゃう」というもの、「プロミス・シンデレラ」では、ホールで、茶髪のお団子結びで、ピンクのドレスとカチューシャを着て、ガラスの靴をためしていたらいよんちゃんが「プロミス~」といいながら力み、その後美女風の顔になり「シンデレラ」といった後にガラスの靴が割れ、驚くもの、10月クールのドラマにちなみ「婚姻届に判を捺しただけですが」ではらいよんちゃんがハンコにはあーと息をかけ「よいしょ」と言いながら視聴者に向かってハンコを押すと「らいよん」と書かれた判が押されるというもの、「最愛」では、らいよんちゃんが「サイ」というとサイが現れ「愛」といいながらサイを撫でるもの、「日本沈没-希望のひと-」では、総理大臣に扮したらいよんちゃんが「希望は、ある」というものだった。 2022年は、1月期放送ドラマにちなみ「ファイトソング」では汗をかきながら二人の男性と走っていると、「ファイト!」と応援されるもそのふきだしをどけて、「あかん、もう無理!」というもの、「妻、小学生になる」ではランドセルを背負ったらいよんちゃんが「白いところだけ踏んで帰ろー」といいながら横断歩道をわたるもの、4月クールのドラマにちなみ「マイファミリー」では、らいよんちゃんファミリーの家族写真撮影の様子が流れるというもの、「インビジブル」ではテレビをみているらいよんちゃんがみかんをとろうとするもなく「イ、インビジブル!?」といっているのを隅っこでみかんをもっている二匹のネズミがみているというもの、「持続可能な恋ですか」ではニュートンのゆりかごになったらいよんちゃんが「これいつまで続くん」というもの、7月期放送ドラマにちなみ「オールドルーキー」ではらいよんちゃんがグラウンドのベンチに座りオーラを出していると監督らしき人物に「行くぞ、新人」と言われるもの、「ユニコーンに乗って」では、メルヘンな世界でらいよんちゃんがユニコーンに乗ろうとするも載れず「乗られへん」といい、ユニコーンがよこに首をふるというものだった。 ドラマではないが、進撃の巨人の映画や展覧会の宣伝を兼ねたコラボ作品「進撃のらいよん」がMBS公式YouTubeで公開されたり、、2015年5月には、MBSが製作・企画・プロデュースで協力しているアニメ『進撃の巨人』のパロディCMを放送したり、(同作からの抜粋映像に、らいよんチャンが合成で登場する。)「劇場版呪術廻戦0」とのコラボで、らいよんちゃんが映画版の五条のコスプレをして領域展開を行うも「みえへん」といいながら目隠しを少しとるアニメが流れたりしている。 「らいよんカレー」はもともと、2006年のオーサカキング向けに考案されたもので、実際に作る様子が実写撮影され、オンエアされた。この時使用したらいよんカレー皿はオーサカキングで売り出され、現在[いつ?]でも購入可能である。 「ぷいぷいさん」(「らいよんチャン」登場前までの同局イメージキャラクターで、2021年3月12日までは『ちちんぷいぷい』のメインキャラクターにも使用)と違って歩行可能な着ぐるみが存在し、2006年1月30日から3月31日まで放送された『銭湯の娘!?』の番宣CMでは矢口真里と共演、2008年10月6日からMBSでもネットが開始されたTBSの情報番組『2時っチャオ!』のMBS向け番宣CMには同番組司会の恵俊彰(ホンジャマカ)、久保田智子(TBSアナウンサー)の2人と共演している。また、『ジャイケルマクソン』のドッキリ企画「MBS社屋で肝試し」(罰ゲーム)で、後ろから突然襲ったことがある。後に、この着ぐるみは土曜日夕方放送の『スキマでジャルジャル』にMCのジャルジャルと一緒に毎週登場した。 「オーサカキング」が開催されていた期間(2004 - 2008年)には、同イベントのマスコットキャラクターとして以下の活動に起用されていた。2007年には大阪で「-キング」に加えて世界陸上選手権が行われたので、5月ごろから「オーサカキング2007」終了まで「大阪燃え燃えオーサカキングだヨン!」、「大阪燃え燃え世界陸上だヨン!」とオーサカキングや世界陸上大阪大会を宣伝した。その後、世界陸上終了まで「大阪燃え燃え世界陸上だヨン!」と世界陸上大阪大会を宣伝した。 2008年は“オーサカキンギョ”の登場により“らいよんキング”は『オーサカキング』のマスコットキャラクターを降板した。しかし会場内に「らいよんチャンハウス」を設けることとなった。 2007年秋は、マクドナルドの全世界キャンペーンスローガン「i'm lovin' it」のサウンドロゴのパロディ「love liyon」が放送された。また、これと同時に、らいよんチャンが「さすらいのイージーらいよん」というタイトルでオートバイ「ハーレーダビットヨン」(ハーレーダビッドソンのパロディで、ナンバープレートは『4』)に乗って関西各地を駆け巡るバージョンが製作された。 2008年秋は、MBS制作で全国ネット放送された『地球感動配達人 走れ!ポストマン』の番宣で、らいよんチャンが郵便配達人に扮した。 番宣番組「らいよんチャンネル」やIDスポットなどで過去に放送された、らいよんチャンのアニメ名場面を集めた公式DVD「LIYON EXPRESS〜キミのハートに超特急!〜」が、オーサカキング2006の会場で先行発売された。オーサカキング終了後は、大阪・茶屋町の毎日放送本社1階にあるMBSグッズショップ『ネビュラ』や、関西地区のCDショップ・家電量販店、一部のCDネットショップで一般発売されている。2007年7月11日には公式DVD第2弾「Liyon Express: Vol.2 ザ キングバージョン」も発売された。2014年4月11日には公式DVD第3弾「らいよんチャンいまんとこベスト」が発売された。 2008年7月10日、MBS公式ビジュアルブック『らいよんチャン本』が講談社より発売された。書店店頭では関西地区限定ながら初刷1万部がプレスされるなど、登場して5年が経っても熱烈な人気を見せ付けている。 2009年1月から、小栗旬が出演するソニー・エリクソン製の携帯電話のCMに続いて放送された、そのCMのパロディを演じ話題となる。内容はらいよんロボットの中から、らいよんチャンが出てきてらいよんロボットがつまみあげるというもの(本物はロボットスタイルの小栗の顔が開き、中から同社製の携帯電話が出てきてそれを見つめるというもの)。オチにはソニー・エリクソンの社名ロゴにそっくりなものまで用意され、凝った作りとなっている。 同年、アミューズメント施設ラウンドワンのCMでも、「事件簿スポッチャ編」のパロディを放送。本家の30秒CMの直後に、らいよんチャン出演のパロディが30秒連続して流れる1分間の完全オンエアコラボとなった。本家のマリエの役どころを、らいよんチャンが演じるというもの。 MBSが制作協力している映画『ROOKIES-卒業-』の宣伝でも、予告編の映像に合成で登場したり、作品内で市原隼人が扮する『安仁屋恵壹』のパロディキャラ『羅仁屋』に扮しての決めゼリフ「あったりめーだヨン!」も披露した。 ウォーリーをさがせ!風のゲーム仕立てになっている「らいよんドコでSHOW」というCMも作られた。 2014年4月4日には、『らいよんデイリーストア』(デイリーヤマザキとのコラボレーションによるコンビニエンスストア兼キャラクターグッズショップ)がMBSの本社M館1階に開業した。この際に正面入口へ新設された「まァらいよんチャン像」(接近すると「らいよんチャン」の声が自動で流れる壁面オブジェ)は、茶屋町界隈で格好の待ち合わせ場所になっている。 2016年6月には、ショートアニメシリーズ『私立らいよん学園』が制作された。学園の世界に迷い込んだらいよんチャンが他のイケメンらいよんと共に学園生活を送る。イケメンらいよんとして以下の4人が登場する。明るく熱血な性格の舞洲らいや(演・山下大輝)・成績優秀で努力者の四天王寺らいと(演・神谷浩史)・不良ぽい外見で周りから恐れられているが実は世話焼き者の桜ノ宮りよん(演・梶裕貴)・芸術に対し天才的才能を持つ帝塚山らいよねる(演・宮野真守)。2018年4月21日には「私立らいよん学園」のDVDもリリースされている。 2017年度からは、MBSが制作するテレビ番組のジャンルごとに、派生キャラクターを登場させている。「with Tigers」→「タイガース 全力応援宣言」(毎日放送グループによる阪神タイガースの応援キャンペーン)と連動したテレビ番組(『MBSベースボールパーク』として放送する阪神戦中継など)には、オープニングアニメーションなどに「とらいよん」が登場。ユニフォームや帽子を阪神のホームゲーム仕様に似せながら、帽子のロゴに「と」、ユニフォームのロゴに「とらいよん」というひらがなを独自に入れている。 2016年に毎日放送の報道局へ新設された気象情報部では、「レインボーらいよんチャン」というキャラクターを使用。2017年度から、同部が制作や独自予報を担当する天気予報(『VOICE』→『ミント!』内の「あしたのそらいろ」など)や気象関連のイベントなどに登場させている(『ミント!』→『よんチャンTV』で18時台に放送される天気予報では「お天気らいよんチャン」というCGキャラクターで登場) ステーションキャラクターとしての使用開始から15周年を迎える2018年度には、「ヘイ・ジュード」(ビートルズの代表曲)に15(ジューゴ)周年を重ねる格好で、「ヘイ・ジューゴ」と称するキャンペーンを展開している。MBSテレビでは、このキャンペーンに合わせて、『アビイ・ロード』のジャケット写真(ビートルズのメンバー全員がアビー・ロードの横断歩道を左から右へ並んで歩く姿を撮影した写真)にちなんだ「らいよんチャン」のアニメーション映像を新たに制作。横断歩道周辺の街並みを茶屋町(MBS本社一帯)の風景、カメラ目線で横断歩道を渡るビートルズのメンバーの顔を「らいよんチャン」に置き換えた格好の映像で、番組宣伝枠(編成上の名称は『らいよんチャンネル』)やスポットCM枠内の番組告知のオープニングに挿入している。 また、このキャンペーンに合わせ、『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のジャケットを模したビジュアルも制作されている。 「らいよんチャン」をスマートスピーカーに見立てたテレビCM(2019年8月から放送中)などで英語による表記(LIYON)を用いることや、MBSの「M」の字を「らいよんチャン」の頭と耳の輪郭に見立てたアレンジロゴを、CM映像の左下部分に表示することがある。2019年10月改編からは、「今夜のMBS(夜間に放送予定のテレビ番組)」を日中に紹介するCMで、CGで描かれた「らいよんチャン」のアニメーション映像がオープニングショットに使われている。 毎日放送がテレビ・ラジオ放送事業を兼営していた2020年3月には、日本国内で新型コロナウイルスへの感染が拡大していることを背景に、背広姿でニュースキャスターに扮した「らいよんチャン」が日常生活での注意点を伝えるバージョンを制作。スポットCM枠に加えて、自社制作番組のCM枠でも連日放送していた。また、通常は「らいよんチャン」関連のCMを流していないラジオ放送部門(MBSラジオ)向けにも、同様のバージョンを音声のみで制作している。さらに、感染拡大への防止策として「STAY HOME」(「不要不急の外出を控えよう」というニュアンスの英語)が世界中で要請されていることを背景に、4月第3週(13日)からは全ての世代の視聴者に向けて「おうちにいようよ」と呼び掛けるバージョンも放送。『おうちにいようよ ちちんぷいぷい&ミント!』(『ちちんぷいぷい』と『ミント!』の放送枠を暫定的に合体させた番組として同月20日から5月29日まで放送)の中でも繰り返し流されているほか、「コロナに負けるな」とのメッセージを伝えるバージョンも作られている。同番組が『あしたのために ちちんぷいぷい&ミント!』として放送された期間(5月25日 - 29日)からは、「おうちにいようよ」に代わって「あしたのために TOMORROW」バージョンを放送(当該項で詳述)。2022年の夏季には、新型コロナウイルスへの感染と熱中症への対策に関する「4」つのポイント(マスク着脱のシチュエーション・水分の補給・室内の換気・ソーシャルディスタンスの確保)を「らいよんチャン」のアニメーションで表現した啓発CMが新たに作られている。 「京湯元ハトヤ瑞鳳閣」(京都市下京区)では、創業70周年を迎えた2020年4月1日から、客室のうち2室を「らいよんチャンルーム」(「提灯の部屋」と「竹林の部屋」)としてリニューアルオープン。いずれの部屋にも「らいよんチャン」のイラストが壁面に描き下ろされているほか、室内の設備に「隠れらいよんチャン」が盛り込まれていて、宿泊客には「らいよんチャン」が描かれたアメニティグッズやオリジナルの落雁を特典として提供している。京湯元ハトヤ瑞鳳閣総支配人の岩井依子が15年来の「らいよんチャン」ファンであることを背景に、同ホテル側から毎日放送への打診をきっかけに、同局の公認で「らいよんチャンルーム」のオープンやラジオCMの放送に至った。 2020年12月からは、関西地方を盛り上げる目的で、株式会社レスタス(毎日放送と同じ大阪市北区に本社を置くオーダーメイド商品の制作・販売会社)とのコラボレーション企画を展開。らいよんちゃんの「お名前グッズ」(「お名前シール」「名入れグッズ」「お名前スタンプなど)を「お名前シール製作所」(同社がインターネット上で運営する入学・入園準備向け名入れ商品のECサイト)で順次販売している。2021年に入ってからは、毎日放送が「らいよんチャンお名前シール」のスポットCMをテレビで随時流している一方で、『ちちんぷいぷい』(3月12日で放送を終了)の一部曜日でレスタスがコーナースポンサーに付いていた。 2020年12月からは、「WEBGYM」(東急スポーツオアシスが運営するオンラインフィットネスアプリ)ともコラボレーション企画を展開。同社は2021年1月に、レスタスと同じく、『ちちんぷいぷい』の一部曜日でコーナースポンサーに付いていた。 毎日放送では『よんチャンTV』の開始に合わせて、テレビ番組の宣伝スタイルを一新。らいよんちゃんがポゴスティック(ホッピング)に乗りながら「明日の4チャンネルは」と言った後に、番組のPR映像をはさんで、「『よんチャンTV』始まるで」と言いながら自身の顔の輪郭をかたどったペットらしきオブジェをつつく姿をアニメーションで表現している。ちなみに、らいよんちゃんは『よんチャンTV』のロゴが書かれた青い服を着用。周囲には蟻が歩いていて、上記のオブジェの中には、『よんチャンTV』のタイトルロゴと放送曜日・放送開始時間(15:40)が記されている。 2021年4月2日(金曜日)からは、山崎製パン(デイリーヤマザキの親会社)とのコラボレーションによって開発された「らいよんちゃんメロンパン」(カスタードクリーム味)と「ランチパック 4種の野菜入りカレーとビーフカレー」が近畿2府4県の主なスーパーマーケットやコンビニエンスストア(約1,000店舗)で発売されている。同社では、『ちちんぷいぷい』の放送期間中にも、メインパーソナリティやレギュラーアナウンサーとのコラボレーションによるメロンパンやランチパックを期間・地域限定で販売していた。ちなみに、「らいよんチャン」とのコラボレーション商品は他社を含めても初めてだが、『よんチャンTV』発の商品ではない。実際には、『よんチャンTV』でも番組の開始前から、エースコックとのコラボレーション企画を進行。その結果として、「エースコック ワンタンメン」をベースに「よんチャンTV×ワンタンメン 4種の海鮮だし塩ラーメン 5食パック」(袋麺の5食パック)「よんチャンTV×ワンタンメンどんぶり 4種の海鮮だし塩ラーメン」(カップ麺)を開発したうえで、2021年10月25日(月曜日)から近畿2府4県の主なスーパーマーケットやコンビニエンスストアで発売されている。いずれの商品のパッケージにも中華料理のコックに扮した「らいよんチャン」と「こぶた」(エースコックのキャラクター)が並んで描かれているが、「こぶた」がかぶるコック帽に(エースコックの英語表記=ACECOOKの頭文字である)「A」が描かれているのに対して、「らいよんチャン」のコック帽には(毎日放送のリモコンキーID番号である)「4」があしらわれている。 2021年10月には、ハロウィンバージョンの映像が流れた。内容は、「らいよんハロウィン」と唱えながら、魔女の格好をしたらいよんちゃんが空を飛び、飛んだところにらいよんハロウィンのロゴが出るものだった。 5秒クロスとして「いつでもどこでもらいよんちゃんねる」とらいよんちゃんが言うものがある。 『THE TIME,』(TBSテレビ系列28局のフルネットによる平日早朝の情報番組)の放送開始(2021年10月1日)に際しては、関西ローカル向けの告知を兼ねたアニメーションCMに登場。らいよんちゃんの枕元で5:20(放送開始時刻)に目覚まし時計のベルが鳴ると、目を覚ました「らいよんチャン」が(番組名にちなんで)『ターイム』と言いながらベルを止める(または「明日のよんチャンネルは」と言う)演出を施している。2021年の12月末には、「らいよんチャン」の着ぐるみと福島暢啓(番組内の「列島リアルタイム中継」で近畿広域圏・徳島県内からのリポートを担当する毎日放送アナウンサー)が、『THE TIME,』のセット(TBS放送センターDスタジオ)内でのネット局向け告知CM撮影に参加。その際に、「らいよんチャン」の着ぐるみが「シマエナガダンス」(同番組のスタジオ出演者が午前7時の時報を合図に生放送で披露するダンス)を踊るCMや、「らいよんチャン」の着ぐるみと福島が「シマエナガダンス」を一緒に踊るCM などが撮影された。毎日放送では、前述したアニメーションCMに加えて、以上の実写CMを2022年1月から関西ローカルで放送している。 2022年の4月からは、らいよんチャンの顔が前面に描かれた「らいよん号」(前述)を宣伝するCMも、関西ローカル向けのスポットCM枠で放送されている。歌にあわせて「らいよん号」のスケッチが描かれるシーンから始まるCMで、「スケッチが仕上がったタイミングで実車の画像へ切り替わったところで、らいよんチャンの掛け声(『ゴーゴーらいよん号!』)に合わせて『らいよん号』の前面に描かれた顔がいわゆる『キメ顔』に変わる」という演出を施している。2022年の7月頃からは、「らいよん号」が関西各地の公道(高速道路など)を実際に走行している映像を使用したバージョン(実写版)も放送。実写版は「らいよんゴー!」という掛け声から始まっていて、前述した「♪らいよんチャンネルRide on time,らいよんチャンネルDance all night〜♪」に合わせて上記の映像を流した後に、「見かけたらええことあるかもよ」(「見掛けたら良いことがあるかも知れないよ」というニュアンスの関西弁)という「らいよんチャン」(オカノ)の声で締めくくっている。
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