stress
「stress」とは、圧迫・負荷・重圧・緊張・強勢のことを意味する英語表現である。
「stress」とは・「stress」の意味
「stress」とは、英語の名詞・動詞である。可算名詞としての「stress」は、「圧迫」「加圧」「負荷」といった意味を持つ。物理用語では「応力」、音楽用語では「強勢」「アクセント」の意味で使われる。不可算名詞としての「stress」は、「(心の)重圧」「緊張」「強調」「力点」といった意味を持つ。特に「重圧」「緊張」の意味で用いる「stress」は、日本語の「ストレス」として定着している。またコンピューターのCPU・ディスク・メモリなどの負荷検証するツールを「stressコマンド」と言う。名詞「stress」の複数形は「stresses」と表記する。他動詞としての「stress」は、「圧力を加える」「強調する」「アクセントを付ける」「緊張させる」といった意味である。自動詞としての「stress」は、「悩む」「イライラする」「ストレスを感じる」といった意味を持つ。動詞「stress」の活用形は、三人称単数現在形が「stresses」、現在分詞が「stressing」、過去形が「stressed」、過去分詞が「stressed」と変化する。また「stress」と同じ語源を持つ単語に、「stressless」「stressed」「stressful」がある。
「stress」の発音・読み方
「stress」の発音記号は「strés」と表記される。発音をカタカナで書くと、「ストゥレス」となる。「レ」にアクセントを付けて発音をする。「stress」の語源・由来
「stress」の語源は、「苦難」「きつい」といった意味の中英語「distress」が短縮されて出来た単語である。遡ると「distress」は、「苦難」「脅迫」といった意味の古フランス語「estress」から来ている。さらに「estress」は、「狭い」「抑圧」といった意味のラテン語「strictus」に由来する。「stress」の「stressed」の違い
「stressed」は英語の形容詞で、「圧力が加えられた」「ストレスで苦しむ」「強調された」といった意味である。「stress」をかけられた状態が「stressed」である。「stress」の類義語
「緊張」という意味での名詞「stress」の類義語として、「strain(ピリピリする)」「anxiety(不安)」「burden(負担)」「pressure(プレッシャー)」「worry(心配)」「tension(緊張)」がある。「強調」という意味での名詞「stress」の類義語として、「emphasis(強調)」「importance(重要)」「significance(有意)」「accent (アクセント)」「weight(重み)」が挙げられる。「強調する」という意味での動詞「stress」の類義語として、「emphasize(強調する)」「highlight(目立たせる)」「underline(明確にする)」「accentuate(際立たせる)」がある。「stress」を含む英熟語・英語表現
「i'm stressed」とは
「私はストレスが溜まっている」「私はイライラしている」といった意味である。
「stress out」とは
「イライラさせる」「ストレスでまいらせる」といった意味となる。使い方として、「S(主語) stress 人 out」という構文にして「主語が人をいらいらさせる」と表現するか、「人 be動詞 stressed out」と受動態にして「私はイライラしている」と表現する。
「stressing out」とは
「stress out」の現在進行系で、「イライラさせてくる」「(今まさに)ストレスを与えてくる」といった意味である。
「stress」に関連する用語の解説
「stressful」とは
英語の形容詞で、「緊張が多い」「ストレスの多い」「精神的に疲れている状態」といった意味である。
「stressless」とは
「stressless」とは、英語の形容詞で、「圧迫のない」「ストレスがない状態」といった意味を持つ。
「stress」の使い方・例文
「stress」の使い方として、以下の例文が挙げられる。・How much stress is on this object right now?(今この物体にどのくらいの圧力がかかっているの?)
・I want all the exams to end soon, and I want to be relieved of stress.(早く全ての試験が終了して、私はストレスから開放されたい)
・The points I want to stress are written in capital letters.(強調したいポイントは、大文字で書かれている。)
・Please don't talk to me because I'm stressed.(ストレスが溜まっているので、話しかけないで)
・Every new employee stressed us out.(新しく入社した社員は、毎度私達をイライラさせてくれた)
・As I'm suffering from stress, I may be more likely to become ill.(私はストレスを抱えているので、病気になりやすいかもしれない)
ストレス【stress】
ストレス
物体が外力を受けたとき外力に応じて物体の内部に生ずる抵抗力(内力)をストレス(応力)という。その強さは物体内部にとった任意の単位面積を通して、両側の部分が互いにおよぼし合う力で表され、基本応力として引張り応力、圧縮応力、せん断応力の3種がある。引張り応力は、物体に引張り力が働いた際に発生する応力で、圧縮応力、せん断応力は、それぞれ物体に圧縮力、せん断力が働いた際に発生する応力でであり、単位はkgf/mm2で表される。
ストレス
ストレス
応力
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連続体力学 | ||||||||
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応力 | |
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量記号 | σ |
次元 | T−2 L−1 M |
種類 | 2階テンソル |
SI単位 | パスカル (Pa) |
FPS重力単位 | 重量ポンド毎平方インチ (psi) |
応力(おうりょく、ストレス、英: stress)とは、物体[注 1]の内部に生じる力の大きさや作用方向を表現するために用いられる物理量である。物体の変形や破壊などに対する負担の大きさを検討するのに用いられる。
この物理量には応力ベクトル (stress vector) と応力テンソル (stress tensor) の2つがあり、単に「応力」といえば応力テンソルのことを指すことが多い。応力テンソルは座標系などを特別に断らない限り、主に2階の混合テンソルおよび混合ベクトルとして扱われる(混合テンソルについてはテンソル積#テンソル空間を参照)。応力ベクトルと応力テンソルは、ともに連続体内部に定義した微小面積に作用する単位面積あたりの力として定義される。そのため、それらの単位は、SIではPa (N/m2)、重力単位系ではkgf/mm2で、圧力と同じである。
異なる定義
応力という物理量は、分野によって全く異なる使われ方がなされている。即ち、土木・建築分野においては連続体内部の面にかかる力(単位:ニュートン(N))のことを応力と呼び、その単位断面積当たりの力を「応力度(stress intensity)(単位:N/m2 = Pa)」と呼んでいる[1][2][3]。
物理量 | 計量法、物理学、材料工学、機械工学など | 土木・建築分野 |
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力(単位:N ) | 力 | 応力 |
単位断面積当たりの力(単位:N/m2 = Pa) | 応力 | 応力度 |
以下では、計量法体系の定義[4]にあるとおり、応力を「単位断面積当たりの力」の意味で用いる。
応力ベクトル
応力ベクトルとは、物体表面あるいは物体内に仮想的な微小面を考えたとき、その微小面に作用する単位面積あたりの力であり、ベクトル(1階のテンソル)で表される。後述する応力テンソルの説明にあるように、応力テンソルσの各成分の第1の下添字は「応力成分を考えている微小面の法線の向き」を、第2の下添字は「考えている微小面に作用する力の向き」をそれぞれ表している。このことから明らかなように、微小面の単位法線ベクトルを n とすると、その微小面での応力ベクトル t は次のように与えられる。
応力テンソルの座標変換 真応力はテンソル量であり、座標系によってその成分は変化することとなる。以下のように座標系を変換する。
2次元における一般的な応力状態 2次元における主応力面 平面応力状態では σz, τyz, τzx が 0 なので、主応力は以下の関係から求められる[11]。